実習機と分散コンピュータ博物館とKCG AWARDS

皆さんこんばんは!
9日振りのトシユキです。

日が経つのはあっという間で少し驚いていますが,もう残りは5日ですね。左にもあるカウントダウンは4日と10数時間です。ひえー。

さてさて,今日のKCG AWARDS 2009運営準備室というと,当日発表を行う京都情報大学院大学の内館君と,『SPACE SHOCK』の石井君と古澤君が来てくれました。10分という限られた時間用に新たにプレゼンを再構成するのですが,必要な情報が落ちてしまわないよう,頑張った部分のアピールが無くなってしまわないよう,前回のプレゼン資料と見比べながらプレゼンを見ます。逆に頑張った部分はもっと言ったらいいんじゃない,といった感じです。

ここ数日そういう事を繰り広げるわけですが,当日誰が最優秀賞を受賞するのかまだ検討がつきません。文字通りあと4日間の頑張り次第ではないかと思います。

さて,KCG AWARDS 2009に出場する学生さんたちの作品は,学校の実習機であるPCや自分のノートPCで開発されています。今でこそ当然のようにPCですが,昔はというと実習機はPCではありませんでした。

同イベントを開催する京都駅前校の1Fエントランスには,歴代の実習機の一部が展示してあります。来校者でコンピュータに詳しい方や,それらの実習機を業務で使われていた方は,このような機器が手に触れる事ができる距離で展示してある事に驚かれます。私も,紙カードや紙テープはここでしか実物を見た事がありません。

ここまで前じゃなくても,最近の学生さんたちは8インチフロッピーに驚くんじゃないでしょうか。私も高校生だったか中学生だったかの時に初めてそれを見て,5インチフロッピーを単純に大きくしたその見た目にとても驚いた覚えがあります。と書いていてこの感覚が分かって貰えるか不安になってきた! しかしMS Officeが2007になった今日でも,保存ボタンは3.5インチフロッピーのアイコンだものな!! とこのまま書き続けます。

そんな,数ある歴代の実習機のうち,TOSBAC3400OKITAC4300Cが情報処理技術遺産と認定されたというニュースが今日話題になりました。昨年創立45周年を迎えた学校なので,このような実習機の存在もそれほど凄いものと感じていない学生さんもいるんじゃないでしょうか。しかし,そこまで凄いコンピュータだったとは! しかも,KCG資料館が分散コンピュータ博物館の第1号認定になるとは!

KCG AWARDSは今年でまだ3回目ですが,その1週間前に行われた卒業研究発表会は今年で28回目です。このイベントの最初の頃の卒業作品は,どのようなものだったのかなと考えた,そんな5日前でした。

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