問29 経営組織のうち,事業部制組織の説明はどれか。
ア 社内組織を小集団に分け,全体を構成する一部の機能として相互作用的に活動させる。
イ 商品企画,購買,製造,営業といった同じ職能を行う単位で,社内組織を分割する。
ウ 製品や市場ごとに社内組織を分割し,利益責任単位として権限と目標が与えられる。
エ 二つの異なる組織体系に社員が属することによって,必要に応じて業務に柔軟に対処する。
答え
ウ
解説
事業部制とは,事業単位で機敏な経営ができるよう,本社機構の下に事業部をそれぞれ独立させ,権限を委譲する組織。
問30 企業の情報戦略を策定する場合,最も考慮すべき事項はどれか。
ア IT技術の進化
イ 経営戦略との整合性
ウ 現行システムとの整合性
エ ライバル企業の情報戦略
答え
イ
問31 プロダクトライフサイクルに関する記述のうち,最も適切なものはどれか。
ア 導入期では,キャッシュフローはプラスになる。
イ 成長期では,製品の特性を改良し,他社との差別化を図る戦略をとる。
ウ 成熟期では,他社からのマーケット参入が相次ぎ,競争が激しくなる。
エ 衰退期では,成長性を高めるため広告宣伝費の増大が必要である。
答え
イ
解説
プロダクトライフサイクルとは商品が市場に投入されてから次第に売れなくなり姿を消すまでのプロセスのこと。一般にプロダクトライフサイクルの段階区分は,導入期,成長期,成熟(市場飽和)期,衰退期の4段階で表現される。
・「導入期」はテレビや新聞,雑誌などを利用して大々的にプロモーションを行う。
・「成長期」は競争が激化するので企業は商品戦略や価格戦略,流通戦略など多面的にマーケティング戦略を見直して競争優位性を確立しようとする。
・「成熟期」はプロモーション戦略を効果的に実施して差別化を行う。
・「衰退期」は価格を下げることによって消費者の関心を惹きつける。企業とすると市場から撤退するか,イノベーションにより新しい価値を創造するかの選択を迫られる。
問32 システム開発部プロジェクトにおけるリスク管理として,適切なものはどれか。
ア リスク管理は,要件定義が完了した時点から実施する。
イ リスク管理を行う範囲には,スキル不足など個人に依存するものは含まない。
ウ リスクに対しては発生の予防と,発生による被害を最小限にする対策を行う。
エ リスクの発生は予防措置を徹底することで防止でき,その場合は事後対策が不用になる。
答え
ウ
解説
リスク管理は,リスクの特定→分析→評価→対策という流れで実行される。
・特定 何がリスクで何がリスクでないかを識別する。
・分析 リスクが顕在化する可能性と事故になった場合の損害を計算する。
・評価 分析結果を評価しリスク対策を行う優先順位をつけて計画する。
・対策 リスクをなくす/減らす防止対策と事故が起こった場合の損害補填や事故時の対処訓練,準備などがある。
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