7月26日に行われた午前免除試験より,ハードウェアに関する計算問題を取り上げましょう。
問題の趣旨としては,計算回数やデータ転送速度などを大略見積もれるようにしようということで,電卓が持ち込み禁止のこともあって基本的に簡単な問題が出ます。ただし,単位の変換やトラックなどの物理的な意味を知らないと解けないことがあります。
問9 あるオンラインシステムでは,100MIPSのCPUを使い,1時間当たり36,000件のトランザクションを処理することが求められている。CPU利用率の上限を80%とするとき,1トランザクション当たりの平均命令数の上限は何万個か。
ア 0.2
イ 800
ウ 1,000
エ 1,250
答え イ
解説 1時間当たり36,000件ということは1秒当たり10件。100MIPSは1秒当たり1億命令であるから,100%なら1トランザクション当たり命令は1000万個。利用率が80%ならば800万個。
問13 表に示す仕様の磁気ディスク装置の理論上の最大読み書き速度は何Mバイト/秒か。ここで1Mバイトは10^6バイトとする。
回転数: 6,000rpm
トラックの記録密度: 200セクタ/トラック
セクタ長: 500バイト/セクタ
ア 1.25
イ 3.0
ウ 10.0
エ 33.0
答え ウ
解説 6,000rpmであるから1秒間に100回転。1回転1トラックなので,1秒間に読み書きできるバイト数は500×200×100[B]=10,000,000[B]=10[MB]
問15 MTBFが21万時間のディスク装置がある。この装置100台からなるディスクシステムを1週間に140時間運転をしたとすると,平均何週間に1回の割合で故障を起こすか。ここで,ディスクシステムは,信頼性を上げるため冗長構成はとっていないものとする。
ア 13
イ 15
ウ 105
エ 300
答え イ
解説 210000÷140=1500週。100台のうちのいずれかが故障するのはその100分の一の15週。
2009-08-01 12:00:00|
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