問49 ウォータフォールモデルによるシステム開発工程の作業内容a~fを,実施する順序で並べたものはどれか。
[作業内容]
a 現状の問題点を調査・分析し,対象システムへの要求を定義する。
b システムとして必要な機能をプログラムに分割し,処理の流れを明確にする。
c 詳細な処理手順を設計し,コーディングする。
d テストを行う。
e 各プログラムの構造設計を行う。
f システムの要求仕様を基に,システムとして必要な機能を定義する。
ア a, b, f, c, e, d
イ a, f, b, e, c, d
ウ a, f, b, c, d, c
エ a, f, e, b, c, d
答え
イ
問50 ソフトウェア開発において,構成管理に起因しない問題はどれか。
ア 開発者がバグを定められた手続きに従わずに修正したので,今まで動作していたプログラムが,突然に不正な動作をする。
イ システムテストにおいて,単体テストレベルのバグが多発して,開発が予定通り進捗しない。
ウ 使用者,設計書及びプログラムのそれぞれが一致していないので,プログラム修正時にソースプログラムを解析しないと,修正すべきプログラムが特定できない。
エ 一つのプログラムから多数の派生プログラムが作られているが,派生元のバグ修正がすべての派生プログラムに反映されない。
答え
イ
問51から問60までは,マネジメント系の問題です。
問51 図は,あるプロジェクトの作業(A~I)とその作業日数を表している。このプロジェクトが終了するまでに必要な最短日数は何日か。
ア 27
イ 28
ウ 29
エ 31
答え
エ
解説
下図に各ノードにおける最早開始日を示す。
問52 あるシステムを開発するための工数を見積もったところ150人月であった。現在までの投入工数は60人月で,出来高は全体の3割であり,進捗に遅れが生じている。今後も同じ生産性が続くと想定したとき,このシステムの開発を完了させるためには何人月の工数が超過するか。
ア 50
イ 90
ウ 105
エ 140
答え
ア
解説
60人月投入して達成できた仕事は,150×0.3=45人月分。したがって作業効率は予定したより45/60=3/4である。したがってこの調子で完成するのは150÷(3/4)=200人月分となる。よって,超過分は50人月の工数。
問53 入力,出力などを基に複雑さを加味してシステム規模を見積もる方法であり,開発工数の見積もりにも使われるものはどれか。
ア COCOMO
イ 標準タスク法
ウ ファンクションポイント法
エ プットナム(Putnum)モデル
答え
ウ
問54 システム開発における品質管理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 幾つかのサブシステムに分割して開発するとき,サブシステム単位での品質が保証できれば,同時にシステム全体としての品質も保証できる。
イ 応答時間やバッチ処理時間などの性能は品質管理の対象外であるが,業務に与える影響が大きいので限界性能を計測しておく。
ウ システムの要求機能の充足度だけでなく,ドキュメントなどすべての成果物を含めて品質管理の対象とする。
エ 市販製品と自社開発プログラムを組み合わせてシステムを開発する場合,品質管理の対象は自社開発のプログラムだけとなる。
答え
ウ
問55 クライアント管理ツールに備わっている機能のうち,業務に無関係なソフトウェアがインストールされていることを検出するのに最も有効なものはどれか。
ア インベントリ収集
イ 遠隔操作
ウ 稼動管理機能
エ ソフトウェア配信
答え
ア
解説
インベントリ(inventory)とは,一般に「目録」「在庫品」といった意味であるが,この場合は,LAN上のクライアントが持っているデータを一覧にしたものを指す。
問56 ITIL v2において,日々のITサービス運営手法を示したサービスサポートに分離させている5プロセスと1機能を一覧表にまとめたとき,表中のaに該当するプロセスはどれか。
ア ITサービス継続性管理
イ 可用性管理
ウ サービスレベル管理
エ 問題管理
答え
エ
解説
ITIL(Information Technology Infrastructure Library)とはITサービス管理を実行する上での業務プロセスと手法を体系的に標準化したもの。「サービスサポート」は日常的なシステム運用およびユーザーサポートに関して記したもので,1つの機能と5つのプロセスからなる。プロセスとしては「インシデント管理」「問題管理」「変更管理」「リリース管理」「構成管理」がある。