問17 オンラインシステムの性能を評価するとき,特に業務処理性能を評価する指標として,最も適切なものはどれか。
ア アイドル時間
イ 実行待ち時間
ウ 同時接続者数
エ トランザクション応答時間
答え
エ
問18 平均故障間隔がx時間,平均修理時間がy時間のシステムがある。使用条件が変わったので,平均故障間隔,平均故障時間がともに従来の1.5倍になった。新しい使用条件での稼働率はどうなるか。
ア x,yの値によって変化するが,従来の稼働率よりは大きい値になる。
イ 従来の稼働率と同じ値である。
ウ 従来の稼働率の1.5倍になる。
エ 従来の稼働率の2/3倍になる。
答え
イ
解説
稼働率=(平均故障間隔)÷(平均故障間隔+平均修理時間)。したがって平均故障間隔,平均故障時間がともに従来の1.5倍になったときの稼働率は1.5 x ÷ (1.5 x + 1.5 y)= x÷(x+y)で従来の稼働率と同じになる。
問19 処理はすべてCPU処理である三つのジョブA, B, Cがある。それらを単独で実行したときの処理時間は,ジョブAが5分,ジョブBが10分,ジョブCは15分である。この三つのジョブを次のスケジューリング方式に基づいて同時に実行すると,ジョブBが終了するまでの経過時間はおよそ何分か。
[スケジューリング方式]
(1)一定時間(これをタイムクウォンタムと呼ぶ)内に処理が終了しなければ,処理を中断させて,待ち行列の最後尾へ回す。
(2)待ち行列に並んだ順に実行する。
(3)タイムクウォンタムは,ジョブの処理時間に比べて十分に小さい値とする。
(4)ジョブの切替時間は考慮しないものとする。
答え
ウ
解説
タイムクウォンタムが十分短いならば複数のジョブを同時に実行してるとみなせる。最も短いジョブAが終わるまでは三つのジョブが同時に実行されるので,各ジョブ5分相当を15分かけて行う。次にジョブBとジョブCの5分相当を10分かけて実行する。結局,ジョブBが終了するのは15+10=25分後。
問20 各タスクがタスク間共有変数を更新するときに,タスク間の同期制御を行わないと思わぬ結果を招くことがある。タスク間共有変数xの初期値が3のとき,タスクAが代入文x=x+xを実行し,タスクBが代入文x×xを実行すると,最終的なxの値が12になるのは,どの順番で実行されたときか。ここで,各代入文はそれぞれ次の四つの部分に分けて処理される。
ア a1→a2→b1→b2→a3→a4→b3→b4
イ a1→b1→b2→b3→b4→a2→a3→a4
ウ b1→a1→a2→a3→a4→b2→b3→b4
エ b1→b2→b3→a1→a2→a3→a4→b4
答え
イ
解説
処理を順にたどればよい。代入される様子は次の通り。
ア e=3,f=3,h=3,i=3,g=6,x=6,j=9,x=9
イ e=3,h=3,i=3,j=9,x=9,f=9,g=12,x=12
ウ h=3,e=3,f=3,g=6,x=6,i=6,j=18,x=18
エ h=3,i=3,j=9,e=3,f=3,g=6,x=6,x=9
問21 記憶空間を一定の大きさに区切って管理し,仮想記憶を実現する方式はどれか。
ア スラッシング
イ スワッピング
ウ ブロッキング
エ ページング
答え
エ
問22 マルチプログラミングの効果として,適切なものはどれか。
ア CPUの利用率は低下するが,ターンアラウンドタイムを短縮させることができる。
イ 同じ仮想記憶空間内に配置されたタスク間だけでマルチプログラミングが可能となり,実記憶を小さくできる。
ウ 主記憶に複数のタスクを置き,CPUの見かけの上での共用を可能として,スループットを向上させることができる。
エ プログラムが必要とする仮想記憶領域を小さくできる。
答え
ウ
問23 ミドルウェアの説明として,適切なものはどれか。
ア CPU,メモリや入出力装置などをアプリケーションソフトから利用するための基本的な機能を提供するソフトウェア
イ 基本ソフトウェアの機能を利用し,多様な利用分野に共通するより高いレベルの基本機能を提供するソフトウェア
ウ 経営資源の有効活用の視点から,経営資源を統合的に管理し,経営の効率化の実現を支援するソフトウェア
エ 電子メールや電子掲示板を介したコミュニケーション,データ共有,スケジュールの一元管理などの機能をもち,共同作業の支援を行うソフトウェア
答え
イ
問24 DRAMの特徴はどれか。
ア 記憶と消去を一括またはブロック単位で行うことができる。
イ 構造が単純なので,高集積化することができ,ビット単価を安くできる。
ウ 電源が遮断された状態でも,記憶した情報を保持することができる。
エ リフレッシュ動作が不要であり,高速にアクセスすることができる。
答え
イ