春の情報処理技術者試験(4/18)が近づいていますが,ITパスポート試験対策についての記事を書いてみます。
ITパスポート試験対策 第1回
出題者のキモチを知ろう!
回り道のようですが,あるいは今更と思われるかもしれませんが,試験対策をできるだけ効率よくするために出題者の気持ちを考えてみましょう。どんな試験であっても,出題者は試験でどんなことをどれくらい知っていてほしいかを考えて問題を作るので,そのキモチを捉えると効率が良いです。
ITパスポート試験ははじまったばかりで,2回しか行われていませんが,導入前にコンセプトをまとめたものを手引として公開しています。
「情報処理技術者試験 新試験制度の手引」―高度IT人材への道標―
「情報処理技術者試験 ITパスポート試験の手引」
#IPAの
「情報処理技術者試験 新試験制度の手引」-高度IT人材への道標-の公表についてから入手できます。
http://www.jitec.jp/1_00topic/topic_20071225_shinseido.html
もちろんシラバスも重要な情報です。
「情報処理技術者試験 ITパスポート試験(レベル1)シラバス」
#IPAの「
試験要綱・シラバス・過去問題 など」のページから入手できます
例えば,手引には,
4.期待する技術水準の補足説明
8.対象受験者層ごとの学習度合いのイメージ
というものが図示されています。これをみると,
入社後数年たった程度の情報系職業人の業務関連知識と情報技術に関する知識
が,ITパスポート試験の到達レベルとしてイメージされています。情報系の大学生・専門学校生では業務関連知識が要学習とされているわけです。したがってKCGの学生の場合,技術についての勉強も大事ですが,業務関連知識が不足するのでここを重点的に勉強すべきであるということになります。
もちろん,手引はシラバスと重複するところもありますが,実施回数が少ないので,手引のサンプル問題30問も問題の傾向を知るための貴重な情報源となります。
正直,私もITパスポート試験の試験範囲の用語をすべて説明できるかというと無理ですし,シラバスがざっと読んでどんなことをするかイメージできる人はたぶんもう既に合格レベルにあると思われます。それでも,知識の整理のため,また,苦手項目を確認するため,手引きやシラバスをざっと読んでみてはいかがでしょうか。何度か過去問と類題を解いた人も出題者のキモチを考えてみることができると思います。