☆宇宙という言葉 

 天文ワークショップまであと1週間、話のネタを考え中・・・です。
宇宙とは古代からの中国の言葉で「淮南子天文訓」には
「宇」は天地四方上下(つまり上下前後左右、三次元空間全体)「宙」は往古来今(つまり過去・現在・未来、時間全体)を意味し、宇宙で時間と空間全体を意味すると書かれています(読んではいませんが)。宙ぶらりん宙返りは本来間違った言葉の使い方。
英語ではspace,cosmos,universe の3つあるが,space の意味は空間,空白であり,宇宙旅行、宇宙開発など地球のごく近くの場合に使われます。universe は最もよく使われるが元はラテン語で「一つにまとまったもの」という意味でキリスト教的な匂いがします。また cosmos は,ギリシャ語で「調和,秩序のある世界」の意味で,カオスの反対語です。現代物理学のいう時空には宇宙が最もふさわしいですね。

cosmetic 化粧品を使う Miss Universe なんて変?
コスモポリタンは宇宙人ではない
京都コンピュータ学院 | オープンキャンパス | ワークショップ | 世界天文年2009「天文好き集まれ!」〜コンピュータで宇宙を観る〜

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☆天文ワークショップの案内が

天文WS

  京都新聞に載りました。2月25日の朝刊です。ブログの読者のみなさまもどうぞお越しください。

サプライズ?
春近し | 写真と日記と読書
天文好き集まれ! | すえぴー日記

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☆カノンを聞きながら

YouTube で パッヘルベルのカノンを聞いていると、実に単純なメロディーの繰り返し、これでこんなにきれいな曲だできるとはスバラシイですね。
そういえばモーツアルトもそうです。トルコ行進曲なんぞ、実に単純明快、コピペの繰り返しみたい。科学者数学者にはモーツアルトファンが多いが、法則はシンプルのはずだというか、シンプルでないものは法則とは言えないという考えがあるのでしょう。

パッヘルベルのカノンもトルコ行進曲もだれもが聞いたことのある曲です

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☆天文ワークショップがアストロアーツに

天文ファンならみんな知っているAstroArts – アストロアーツのイベント情報サイトにKCG天文ワークショップのお知らせが載りました。
【イベント情報】3月7日、京都コンピュータ学院で天文ワークショップ開催

京都コンピュータ学院では、3月7日に世界天文年2009公認イベントの天文ワークショップを開催する。「コンピュータで宇宙を観る」と題した講座や画像合成を体験する天体画像処理実習のほか、観望会が予定されている。

 ガリレオが望遠鏡で夜空を眺め数々の発見をしてから400年、今私たちは宇宙をどのような方法で、どこまで知ることができるのでしょうか。
 
 みなさまのご来場をお待ちしています

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☆銀閣寺テンプルのバス停に

バス停では禁煙ですと書いてある灰皿が置いてある。
なんか矛盾してますね

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☆ 第1回卒業研究発表会

 その日京都は雪でした。洛北の4F(K教室)まで機材を運ぶ学生たち。始まったのはすでに暗くなってから、司会者も壇上のプレゼンもなし。それでも約30名の学生がいくつかのブースに分かれて、自分たちの研究発表を行っていました。印刷した長いプログラムリスト、模造紙にマジックで書いたフローチャート、MZ80(だったと思うが)でキャラクターだけで描いたグラフ・・・などを見せて説明しています。
 なんせ1週間で急遽集めたものばかりです。出町(鴨川)のめぼしい学生に声をかけ出展を勧めてどうにか開催したというより強行したのが第1回卒業研究発表会でした。スエピーさんに「これだけの技術を学生個人と担当教員の記憶だけにとどめておくのはもったいない! 卒業までの成果を発表する場を設けよう!」と言う言葉で始まったと書いてもらったがそんなカッコイイものではございませんでした。

今年で第28回ということは第1回は27年前かぁ!こんな未熟児がよくまあ成長したもの・・・父親モード
卒業研究発表会の起源

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☆天才ハミルトン

 ニュートンに次いで19世紀のアイルランドの数学者ハミルトンの話です。とにかくものすごい神童で10代前半で10ヶ国語を自由に操り(ラテン語ギリシア語はもちろんペルシア語まで)、ユークリッド、ニュートンの本を理解し、ラプラスの著書の誤りを見つけたという恐るべき小学生です。さらに詩作にもすぐれ、大学卒業前に天文台長への就任が決まるという天才でした。天文台長といっても観測もデータ解析も、助手に任せて、数学と詩に没頭します。
 ところが天才にありがちなことですが、逆境に弱い。初恋がかなわず、心ならず別の人と結婚したが、妻は病床にあり、30年経っても初恋の人が忘れられない。また彼の四元数は難しすぎて、著書は評判が悪い。晩年はアルコール中毒の中での数学研究だったそうです。モーツァルトと似てる。
 彼の理論は死後数十年経ってから評価され、20世紀の量子力学の発展に非常に役立ちました。さらに現在、3DCGや人工衛星の姿勢制御などに必要な理論となったのです。
ハミルトンもまた非常識なパイオニアだった。

 
☆変人ニュートン
☆非常識とパイオニアスピリット 再

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☆変人ニュートン

心は孤独な数学者 (新潮文庫)

 著者は「国家の品格」で有名ですが、れっきとした数学者です。ニュートン、ハミルトン(解析力学の完成者で四元数の考案者)、ラマヌジャン(ほとんど無名なインド人)という変人数学者について書かれています。ニュートンはやはり孤独な変人です。面白かったのは当時ケンブリッジ大学は法律家聖職者を育成する学校で、重要科目はラテン語、数学が開講されたのは彼が2回生になった時、ここで彼は初めて数学を学んだそうです。このときから数年間と40過ぎてから大著「プリンキピア」を書きあげるまでが最も数学物理を勉強した期間とか。その集中力はすさまじかった。一方で錬金術という怪しげな実験に凝ったり、50過ぎてからは聖書の年代学や造幣局長官という役人の仕事が主だったようです。天体力学を創り上げたけど観測には興味ないようで天文学者ではない。
 ニュートンというと近代人と思いがちですが、まだまだマジシャン的な要素が残っている。
科学者とか研究者とかいう地位はまだなかったころですからね。日本での同世代人は吉良上野介です。

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☆ケータイの破損と復活

おとといの夜、急に画面が消えて作動しなくなりました。帰りのバスの中、20時過ぎにすばる☆さんにメールしたのが最後。帰ってから充電しようとしたら充電赤ランプがつかない・・・おかしいな、コンセントを変えてもダメ。昨日、販売店に行って見てもらうと、店頭のオネーサン「あ~かなり古き機種なので部品はないでしょう、修理するよりも機種交換されては・・。」トホホ、でも電源が入らねば住所録を引き出すことができない。えっ~うまい方法があるんですか?大阪の方向を向けというTenさんの声がする!
 ところが昨夜、再度充電器にセットしてみたら、なんと充電してる。相当時間がかかったが、今朝充電を終えて復活しました!なじかは知らねど、まずはやれやれ。

 ここで話は一挙に聖書に飛びますが、イエスは13日金曜に処刑されたが3日目の日曜に復活したそうです。それと同レベルの奇跡とは言いませんが。

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☆Google Earth の雲

google

 これはもちろんGoogleEarthの初期画面。今まで何度も見ていたが、この雲の配置にご注目・・・実はYahoo(でなくてもいいが)の天気の衛星画像と同じであることに気がつきました。リアルタイムで雲を表示しているとはスゴイですね。
水温む春近い雲でしょうか?->桜坂。さん

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