山野・・・京都の郊外②

Z1000R ninjya Kawasaki

国道から山道に入ると京都の名産,北山杉。近年花粉症の原因となっている杉の植林であるが,まっすぐに空に向かって林立する様は美しい。こういった林道に入ると,対向車に会うこともほとんど無い。
山間に排気音が木霊して,心沸き立ち,舞い上がる。

Z1000R ninjya Kawasaki

 Z1100R カスタム。コスワース76mmピストンで1197cc。圧縮比は11.0:1である。キャブはFCR37パイ。この組み合わせだと,排気音も迫力を増すし,トルクが出る。体重80キロ弱の筆者にとっては,丁度良い。体重が軽い人にとっては,すこし大きすぎるかもしれない。
足回りはBito R&Dの名品マグタンと同フロントフォーク&リアショック。そして,同スイングアーム。ブレーキはAPロッキード320パイ。これがまた,すこぶる良い。ブレーキの効くのと同じ速度でショックが沈み込む。極めて自然に,ノーズがダイブするのだ。こういうカスタムにハマってしまうと,いくらノーマルが美しいと思っていても,それは床の間の飾り物と化し,走りに行く時は,これになる。極端な話,走っている間,格好なんて気にしなくなってくる。それほど空冷カワサキのチューンドは,キャッほー!なバイクになるんだよ。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*