多くの私立大学がデリバティブで損

ずいぶんと多くの私立大学がデリバティブで損しているようだ。
表面化しているだけで69法人ということは,実際にはもっとあるのだろう。文科省が経営指導に入るというが,では今までいったい何をしてたんですかと聞きたいもんだ。

不愉快なのは,その損金の中に,我々の支払った税金が,いくらかは含まれるということである。国庫補助という形で流れている国民の税金,どこかの私立大学で教育や研究に,有用に使われているなら納得できるが,こういうギャンブルまがいの投機に使われて,しかもスッてしまわれると,スッた分くらいは返してくれと言いたくなる。

堅実なKCGは(貧乏なので?)投資していないのだが,KCGに来ている学生さんの親たちも,税金を支払っているのだし,働いている我々も支払っている。それが回り回って,どこかの大学の補助金になって,そしてそれを博打でスッたと言われると・・・。(怒)

————–以下,引用————————-
朝日新聞
http://www.asahi.com/business/update/0317/TKY200903170355.html
2009年3月17日22時48分
私大の13%がデリバティブ 資産運用、教育に影響も

 全国の私大・短大を運営する学校法人のうち、駒沢大学などの多額損失で問題になったデリバティブ取引を、12.8%にあたる69法人が行っていたことが分かった。日本私立学校振興・共済事業団が17日、各法人へのアンケート結果を発表した。

 資産運用で多額の損失を出す私大が出ていることから、同事業団が1月に実施。8割にあたる538法人から回答を得た。デリバティブ取引を行っていた69法人のうち39法人は、取引の目的は「(資産運用での)リスクを回避するため」としたが、31法人は、投機目的と見られる「それ以外」と回答した(複数回答)。

 また、デリバティブと債券を組み合わせた「仕組み債」のうち元本保証のない商品を保有していたのは、21.2%にあたる114法人だった。

 株式などを含む資産運用全体の教育・研究活動への影響として、現に11法人が「大きな支障が生じるおそれがある」、2法人が「支障が生じている」と答えた。人件費の削減にまで触れているところもあるという。

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http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090317-OYT1T01150.htm
(2009年3月18日02時03分 読売新聞)

私大、金融取引で含み損…12法人「運営に影響」
 世界的な株安などにより金融取引で巨額損失を出す私立大が出る中、大学運営への支障を懸念する大学法人が全国で少なくとも12法人あることが17日わかった。

 含み損が出て売却が困難な金融商品を抱えていたり、デリバティブ(金融派生商品)取引の損失が膨らみ、解約資金の調達が経営を危うくしたりしている法人もあり、今年3月期決算で損失確定を迫られるところもありそうだ。

 調査は、昨年秋以降、駒沢大が154億円、南山大などを運営する南山学園が34億円など、デリバティブ取引による損失が相次いで明るみに出たため、日本私立学校振興・共済事業団(東京)が今年1月にアンケート方式で実施。大学や短大を運営する計668法人のうち、約8割の538法人から回答を得た。

 想定外の損失の出る恐れがあるデリバティブ取引を行っていたのは69法人。うち31法人は金利の変動などに備えるためではなく、投機目的だった。元本の保証されない「仕組み債」は計114法人が保有、私立大の資産運用にリスクの高い金融商品が浸透している実態が浮かび上がった。

 このため、今後5年間の法人運営に与える影響については、4法人が「大きな支障が現実に生じている」、8法人が「大きな支障が生じるおそれがある」と回答。人件費の削減や施設整備計画の見直しなど、教育研究活動への影響を懸念する法人も13あった。調査結果を踏まえ、文部科学省では「学生に影響が及ばないよう、国と事業団で連携し、経営指導にあたらなければならない」としている。

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2009年02月04日
愛知大、金融取引含み損120億 名古屋駅南進出見直し
■http://www.asahi.com/edu/news/NGY200902020012.html

 愛知大学(愛知県豊橋市)が、資産運用のために始めたデリバティブ(金融派生商品)取引で、昨年10月末時点での含み損が約120億円に達することが分かった。財務問題の責任をとる形で、経営担当の太田明副学長が辞任する意向を示した。名古屋市の笹島地区への進出計画も見直す方向だ。

愛知大の複数の幹部によると、損失が出ているのは「通貨スワップ」と呼ばれる取引。多くは円安になると利益が出る仕組みだった。しかし、金融不安の影響による米ドルの下落などから含み損が発生。昨年10月末時点で計19本の取引を試算すると計120億円に達するという。

 そのうち1本について、昨年11月に解約を決め、28億円の損失を確定させた。残りの取引については扱いを検討している。いまのところ「一気に解約すれば、大学の経営に響きかねない。数本は処理するにしても、大半は時間をかけて処理するしかない」(幹部)と判断している。

 このため、資金運用などを担当している太田副学長がけじめをつける形で辞意を示し、認められる方向だ。

 再開発事業が進む名古屋駅南側の「ささしまライブ24地区」への進出計画についても、見直す方向で名古屋市とも話している。

 当初の計画では新学部のほか、同県三好町の名古屋校舎の学部や、豊橋校舎の一部の学部を移し、約290億円を投じて23階建てと11階建ての校舎などを建設するとしていた。しかし、「少なくとも、一部の階数を減らすなど規模を縮小させる方針」(幹部)という。12年の開校予定も、内部には時期の延期を探る声がある。

 また、豊橋校舎で二つの新学部を10~12年度をメドに設けるとしてきたが、食や農を扱う構想の文理融合型の新学部について、棚上げする方針を決めた。ある幹部は「財務の先行きが不透明な中で、計画通り進めるのは難しい」としている。

 愛知大の08年3月末の総資産は約545億円。

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西日本新聞
2009年1月19日 20:10
大阪産業大が含み損60億円 「経営に影響ない」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/72018

 大阪産業大(大阪府大東市)は19日、資産運用を目的とした金融取引で、昨年末時点で約60億円の含み損を抱えていることを明らかにした。

 大産大は「長期保有を目的として資産運用しており、一時的な含み損。学校経営に影響はない」としている。

 大学によると、国内の証券会社を通じ、総額約300億円を国債や地方債のほか、債券にデリバティブ(金融派生商品)を組み込んだ仕組み債で運用している。昨年3月末時点では約43億円の含み損だったが、金融危機や円高で含み損が拡大したという。

 財務担当の笠原伸和常務理事は「今後はリスクの大きい金融商品への投資は抑えたい」と話している。

 大産大の系列校には昨年、夏の全国高校野球選手権大会を制した大阪桐蔭高校などがある。

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東洋経済
仕組み債、デリバティブ投資で多額の含み損! 大阪産業大学の杜撰な資産運用(1) – 09/01/22 | 12:30
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/b4eefbb3c113ecefd02fc268c23482d0/

 大学生だけで約1万人、傘下の中学、高校や大学院を含めると約1万3000人の学生を擁する「学校法人大阪産業大学」(以下、大産大。古谷七五三(ふるたにしめじ)次理事長)が、仕組み債の運用やデリバティブ取引の失敗で多額の損失を抱えていることが、週刊東洋経済の取材で明らかになった。

 大産大で資産運用の総責任者を務める森山信一副理事長(大阪桐蔭高校および大阪桐蔭中学校の校長を兼務)は本誌の取材に対し、「手堅い運用をしている。多額の損失を抱えている事実はない」と言い切った。が、実態は森山副理事長の説明とは大きく異なり、学校運営の屋台骨を揺るがすものだ。

 週刊東洋経済では大産大の稟議書、仕組み債やデリバティブ取引に関する証券会社作成のセールス資料、監査法人による非公表文書など数多くの証拠資料を入手。有価証券の評価に詳しい細野祐二公認会計士に分析を依頼したところ、同会計士から「今、すべてを解約すれば、100億円近い損失が出る可能性が高い」との見解が出た。

 解約せずに取引を続けたとしても、現時点の為替水準のままで3月決算期末を迎えた場合、投資残高で100億円を上回る仕組み債の多くが5割以上の価値下落によって強制評価減(減損)を迫られる可能性が高い。その場合、2008年度決算が多額の赤字に転落し、学校法人の運営に支障を来すおそれもある。

 私立大学の資産運用では、駒澤大学が通貨スワップなどのデリバティブ取引の失敗で、154億円もの損失を計上。キャンパスの土地・建物を担保にみずほ銀行から約110億円の融資を受ける事態に陥った。そして昨年12月18日には理事長が解任された。大産大も駒大と同様に、リスクの高い仕組み債や通貨スワップに手を出しており、昨年秋以降は含み損が膨らんでいる。古谷理事長や森山副理事長らの運営責任が厳しく問われる可能性も高まっている。

野村証券が売り込んだばくちまがいの商品

 大産大は1928年に「大阪鉄道学校」として発足し、その後「学校法人大阪交通学園」へ改称。75年に「学校法人大阪産業大学」に再び改称し、現在に至る。傘下に有する大阪桐蔭高校は昨夏の全国高校野球大会で優勝を果たしている。

 ところが、関西で十指に入る規模の有力大学でありながら、資産運用はずさん極まりないものだった。

 手元に大産大の内部資料がある。08年1月28日に起案された稟議書で、件名は「資産運用(デリバティブ取引)について」。稟議書には次のような記述がされている。

 「下記内容のデリバティブ商品を08年1月24日付で野村証券大阪支店と契約を締結いたしましたので稟申します」。

 デリバティブの内容はオーストラリアドル(豪ドル)と円のキャッシュフローを交換する通貨スワップ取引で、期間は10年。1豪ドルが74円よりも円安であれば、学校法人側がキャッシュを受け取る。一方、74円より円高になると支払額が受取額を超過する。そこに3倍のレバレッジを組み込んだことから、円高が進むにつれて、支払額が急膨張していくという投機性の高い取引だ(下図参照)。

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すえぴーさんのコメントに寄せて

すえぴーさんのコメントに寄せて。

最近は大学に入りやすくなったので,○○大学という名に惑わされ,それがとりあえず「大学」であるから,という理由で進学する。理数系は不得意だから,というネガな理由で,文系や,近頃流行の文理融合型学部を選ぶことが多い。実際,私立大学の大半は,文系か,文理融合を謳うよくわからない名称の学部である。

その親御さんの世代は,戦後のベビーブームで,人口比での大学進学率はせいぜい2~3割程度であった。大学に入ることが最も難しかった世代である。(現在の大学進学率は同一年齢人口の5割。短大と専門学校進学を入れると,75%を超える。)

文部省の規制が厳しかった「昭和」の時代に大学認可を得たところは,組織が重厚長大型で,教授があらゆるイニシアティブを取るようにできている。そして,多くの私立大学には,国立大学の定年退職教授が天下るから,教授は中高年というよりも,かなり高年齢である。文系であろうとなかろうと,大学は建前的であろうと,研究志向の象牙の塔であり,時代変化に鈍感になるから,同じ授業を毎年繰り返すようになる傾向が強い。結果,学生は時代の最先端のことなど授業では学ばない。昭和型の大学の中にいると,時代変化が見えなくなるのだ。

重厚長大な組織では,人件費比率が高くなる。その分,教育設備に回る金額が低い。情報・国際・バイオなどと言った,今風の名前を冠している大学でも,実際のところ,設備更新はせいぜい5年おきである。文科省の補助金は,大切な国税が基であるから,「設備を5年間使用し続けるように」と言われるからだ。IT・コンピュータ関係の設備は,5年も経つと完璧な時代遅れになってしまうのだが。

年配の教授には,人間味溢れる年の功の偉大さもあるが,時代遅れの設備ではもちろん,その年の就職戦線に対するセンスなども,キャッチーになるわけない。就職や将来の職業と関係のない授業を延々聞かされている学生さんは,こと就職や将来の仕事の面だけで見れば,哀れ極まりない,ということになってしまう。

昭和の時代,戦後ずっとだが,日本では「大学では何も勉強しませんでした~」と豪語する社会人が多かった。つまり,大学は,「入試を競争するためのもの」であって,「勉強する場」ではなかったのである。
従って今,それがコンピュータゲームの学科であっても,「大学に入った」のであるから,卒業後,とりあえず就職できれば,その職が服飾や家電や酒類の量販店の店員であっても,喜ばしいことであるということになるのだろう。
「ダイガク」のコンピュータゲーム学科に進学して,「服飾量販チェーンの准社員として就職したと喜ぶ」という親御さんの感覚には驚くのだが,実は,それが日本の昭和の大学なのである。つまり,大学で何を専攻したとしても,それが職業に繋がらないことが,常識化して久しい。

それでも,昭和の時代は,大学進学ではそれなりに入試が機能していたから,とりあえず大学に行けば,「大卒」として,そこそこの企業に就職できたのである。
しかし今は,ダイガクを卒業しても,「大卒」としての就職など,実に少ない。流通業の店員さんや派遣労働者は,昔は「大卒」の就く仕事ではなかった筈だ。

上述の事象だけ見ても,日本の深刻な問題であるのだが,現在の状況を見ると,さらに浮き上がってくるものがある。

両親や祖父母の若かりし頃は,大学に行けなかった人が短大に,短大に行けなかった人が,専門学校に進学したのだった。今はかなり違う。学歴と社会層構成に捻じれた逆転が生じている。

① 偏差値トップクラス(同一年齢人口の2割弱)の若者が,必死で受験勉強に励み,トップ100大学に進学し,有名企業に就職する。この成績上層部は昔とあまり変わらない。

② 真面目に就職と人生を考えている若者が,すでに淘汰が終わって生き残っている,有力専門学校や名門女子短大に進学し,専門職に就く,あるいは良妻賢母を目指す(?)。彼らは,最初から,中堅以下の大学にNOと言っている。

③ あまり判断力のない若者が,「AO入試」という単なる営業活動に出かけて面談を受け,(行けば受かるのに)「合格した!」と親とともに喜んで,「ダイガク」に進学し,高い授業料を支払い,卒業後は,かつての中卒や高卒の仕事に従事する。

そして,③のダイガクの実に半数が定員割れとなっており,全私立大学の1/3が赤字決算を継続しており,さらに,今年後半になってから何十校もの大学が,デリバティブなどの資産運用に失敗して,甚大な含み損を出した。それらにも国税が補助金名目で流れ込んでいるのである。

麻生内閣による定額給付金は総額2兆円に上るのだが,一回限りである。
私立大学等経常費補助金は,毎年,3千3百億円。これは,ほとんどが人件費補助である。幼稚園から大学まで,私立学校に対する補助金総額は毎年4千5百億円になる。
そして,デリバティブで損金を出した大学が50校だとすると,一校につき20億から60億,(駒沢大学は150億),平均を最低の20億だとしても,それだけで,1千億を失っていることになる。
(本学も多少なりとも補助金をいただいているのだが,デリバティブに投資はしていないし,損金も出していない。教育設備優先で無駄な経費も浪費されていない。筆者の給料も安い【笑・怒】)

大学への補助金は,全国レベルで見ると,無駄が多いのは事実である。これを削減するためにも,政府は今,懸命になっている。国立大学への予算も,年々削減されていく方向にある。

これから,何が始まるのか。火を見るよりも明らかだ。
昭和のあの頃に,大学に行きたくとも合格せず,当時の短大や専門学校に進学した人たちの中には,「卒業した母校」が,すでに無い人が多々おられる。時代の役に立たなかった学校が多く淘汰されていったからだ。
今から10年後,卒業したダイガクがこの世に無いという人が多く出現する。
そして親の世代と同じように,「ダイガクでは何も勉強しませんでした~」,と言いながら,今度は,昭和のあの頃の,「中卒や高卒の仕事」に従事していることだろう。

「では,人々が支払った高い授業料と,そこに投入された国税は,なんだったのか」という議論が出てくるだろう。

昭和は,すでに終わり,20年の彼方に遠のいた。

戦後60年で官僚制が肥大化し,無駄な国税の使い方が大議論になっている。同様に,ダイガクも,肥大化しすぎているのである。市民の支払う税金も,その後にさらに支払う授業料も,社会的に役に立たないモノ・コト・ヒトに浪費されている。

大学神話が崩壊しただけではなく,日本の大学制度も教育制度も,すでに瓦解している。

哀れなのは,昭和や20世紀の残滓たる妄念に流されてしまう,一般市民ではないか。

若い人たちよ,IT・コンピュータを勉強しなさい。
そうすると,持って生まれた資質や能力で多少負けていても,十分,挽回できる。暗算が遅くても,暗記が不得意でも,そんなことはコンピュータが代理でやってくれる。ITの使いこなし方を学ぶだけでも,知性の発展になるのだ。
それだけではない。
IT・コンピュータは,すでに社会のインフラだから,これを勉強しておくと,飯を食っていける。就職できるのだ。
しっかりとした目的意識を持って勉強し,KCGを卒業したら,未来があるぞ。

昨年度に引き続き,自動車制御学科の今年の卒業生は,皆,この不況の真っただ中の自動車産業界であっても,自動車産業界のIT部門に就職が決まっている。生産台数を極端に縮小しているトヨタも,IT部門は採用を拡大しているのである。

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知的格差社会

知的格差社会の到来

ITの進化発展により,一人の人間が受信する情報の量は,インターネット普及前に比べると,100倍から数百倍になっているのだそうだ。(計算方式は多々ある)

1990年のバブル崩壊のときは,庶民の隅々にまで不況感が漂うのに,2年から3年かかった記憶がある。対して,今回は,昨年度前半の「サブプライム問題・リーマンブラザーズ破たん」から,半年も経たないうちに世界同時不況となった。

これはITの進化発展,すなわち,情報通信の量的拡大と加速度アップの結果である。コンピュータ・ITの発展が大きく寄与している。

そして,ここで人間真性に目を転ずると・・,「もともとIQの高い人」や,「情報の活用に長けている人」たちは,当然のことながら,「受信する情報を上手く活用している」筈であるから,ITの発展によって,「賢い人がさらに賢くなっている」筈だ。そこにも,数百倍の格差が出ているかもしれない。

格差社会というけれども,「経済的格差」だけではなく,それ以上に,「知的格差社会」が,ITの発展によって,さらに拡大し始めている。その時代がすでに到来しているのだろう。

たぶん,そうなのだろうと想う。
自分自身を,さらに「IT化」,すなわち,「知的向上」していかなくてはならない時代なのだろう。

そして,昔は人のIQの高低は「解消しようのない先天性」であったが,「情報の活用の仕方」が上手くなれば,素質としてのIQの差異は,解消し得るような時代になった,とも言えるだろう。

すなわち,「情報の活用の仕方」が上手くなると,逆転できるということだ。コンピュータ・ITをもっと学んで,「自分自身の知性のIT化」をすべきである。

Z1
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不況の影響

不況の影響で,進学を断念する高校生が増えているという。

KCGでは,各種奨学金があるので,ぜひトライしてもらいたい。自動車制御学科は,就職も抜群で,トヨタ系列のソフト会社には,続々就職して行っているし,制御系や工学系の就職も順調だ。

自動車の生産台数が減っても搭載されるソフトウェアは減らない,ということに気付いてもらいたい。これから,自動車のコンピュータ化,IT化は,ますます進化していくし,石油の内燃機関が電気モーターや別の動力に変わる日も近い。そこで必ず必要なのは,ITであり,コンピュータである。

就職できないダイガクよりも・・・。

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全国の大学のおよそ90%が資産運用を行っていて、世界的な金融危機の影響で、私立大学の半数以上で損失が出ている

驚いた・・・。下記URLの引用。どうなるのだろうか。KCGは貧乏なので,資産運用などしていないが,それが,逆転して有利になってきたということ・・か。

47%の大学が定員割れを起こしており,3分の1の大学が赤字だという中で,こういった損失を出していると,いったい,どうなるのだろう?

http://www3.nhk.or.jp/news/k10014477131000.html
3月1日 18時20分

全国の大学のおよそ90%が資産運用を行っていて、世界的な金融危機の影響で、私立大学の半数以上で損失が出ていることが、NHKが行ったアンケート調査でわかりました。

NHKは全国の国立大学86校と私立大学100校を対象にアンケート調査を行い、80%の148校から回答を得ました。この中で資産運用について聞いたところ、国立大学は91%にあたる71校が、私立大学は89%の62校が、金融取引による資産運用をしていると答えました。これらの大学に金融危機の影響で損失が出ているか聞いたところ、国立大学は、運用の方法が制限されているため損失は出ていませんが、私立大学は、資産運用をしている大学の55%にあたる34校で損失が出ていることがわかりました。ほとんどは保有する金融商品の価格が帳簿上の価格を下回る「含み損」ですが、中には数十億円の巨額な損失が出ている大学もありました。このうち、愛知県豊橋市の愛知大学は「デリバティブ」と呼ばれる金融商品の取り引きで28億円の損失が出ています。大阪・大東市の大阪産業大学では、デリバティブで60億円の「含み損」が出たため、調査委員会を設置して対応を検討しているということです。一方、損失が出ている大学に対策を聞いたところ、65%の22校が「現状のまま経済状況の回復を待つ」と答え、景気の悪化がさらに深刻になれば決算期の年度末に向けて損失が膨らむおそれがあるとみられています。大学の経営について詳しい日本総合研究所の吉田賢一主任研究員は「大学の資産運用はガイドラインもなく、それぞれの理事会の判断に委ねられているが、急速な景気の後退でかつてないリスクが生まれている。問題を先送りしていると、国でも支援しきれない状況に陥るおそれもある」と指摘しています。

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「分散コンピュータ博物館」の認定第一号!

KCG資料館が「分散コンピュータ博物館」の認定第一号!

情報処理学会認定の一番!

本学院がKCG資料館に保管・展示している歴代の実習機器のうち, TOSBAC3400  OKITAC4300C について,(社)情報処理学会より「情報処理技術遺産」へ,また,KCG資料館が「分散コンピュータ博物館」の認定(第1号)を受けることになりました。

1番!

日本最初のコンピュータ専門学校京都コンピュータ学院

日本最初のIT専門職大学院 京都情報大学院大学 No.1. & the Only One!

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0223/ipsj.htm

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2009/02/23/22543.html

情報処理学会のリリース
http://www.ipsj.or.jp/07editj/history/2009heritage2.html

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任天堂の今期の利益が5300億円!

任天堂が29日,2009年3月期の連結営業利益が前期比9%増の5300億円になる見通しだと発表した。

この景気悪化で,昨年度の6300億円を下回ったと言え,IT系,コンピュータゲーム(デジタルゲーム)系は強い。

任天堂は,もともとは花札やトランプ,スゴロクなどの印刷会社だった。京都コンピュータ学院の1982年卒業生を大量採用し,コンピュータゲーム業界に参入した。初期の頃の任天堂のコンピュータゲームは,すべてが本学の卒業生だった。
今も多くの卒業生が,任天堂本社と系列会社で活躍している。
京都近辺には,本学卒業生が起業して,任天堂の下請けをしている企業も多い。

IT関連業界では,任天堂に限らず,本学の卒業生が活躍している企業が多い。

不況のあおりで大学進学を見直そうとしている高校生が,2割近くに達しているというような話も聞く。「とりあえず大学へ」という時代が終わり始めたのだろう。

将来の就職を考えて,本学に進学してください。
決して後悔はさせませんよ。

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

これは,すべての人類必見!

昨年暮れに行けなかったので,やっと観たのだが,やはり,凄かった。

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ポルシェがフォルクスワーゲンを傘下に?すげえ!

筆者もニュース,読みましたよ。
ポルシェがフォルクスワーゲンを子会社化したとは。
確かにスゴイ。
http://blog.kcg.ne.jp/motor/?p=285
後ろに写っているのは,言うまでもなく,teamZの空冷カワサキZ2です。

空冷エンジンの素晴らしさ,楽しさを水冷で実現しようとした,あのポルシェ。
カワサキ様も,日本中のオートバイメーカー,ホンダ,スズキ,ヤマハなどを傘下に入れてあげなさいよ。自身の技術をもっともっと,哲学化すべきだ。

誰がなんと言おうと,四輪ではポルシェかもしれないが,二輪では,カワサキ空冷だということに,異論はない・・・筈だ。ね?カワサキ党の皆さん。

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女心つかむ携帯サイト

文系大学卒で,仕事を探している皆さん。IT系は理工系だけの仕事場ではありませんよ。
コンテンツ系といわれる,文系人間の独断場がある。

日本最初のコンピュータ教育機関,京都コンピュータ学院 や日本最初のIT専門職大学院,京都情報大学院大学 で,ITのスキルを身につけて,コンテンツ系で成功を目指してほしい。文系大卒にこそ,もっと来てもらいたい。・・・と思う筆者も,実は文系である。
空冷Z世代のお父さん,貴兄の御子息,お嬢様を,本学に預けてください。必ずや,失敗しない人生の道しるべを与えます。

以下は引用。

女心つかむ携帯サイト
http://it.nikkei.co.jp/trend/special/interview.aspx?n=MMITzx000013112008
ザッパラス杉山社長が語る、女心つかむ携帯サイト

 携帯コンテンツのザッパラスが快走を続けている。月額課金の公式サイトから「モバゲータウン」に代表される無料の「勝手サイト」へのシフトが言われて久しいが、この会社の得意分野は公式占いサイト。携帯コンテンツでは成熟したと見られていた分野でどのように利用者を増やしているのか。杉山全功社長に聞いた。

■携帯コンテンツは成長市場

・・・・以下は,同サイトをご参照ください。

空冷 カワサキ Z1,Z2,Z1000R,のカスタム@京都コンピュータ学院自動車制御学科
京都コンピュータ学院自動車制御学科

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