文化の日って、何をして祝えばよいだろうか?

「文化の日」というのは、

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日…と法律に定められているらしい。

う~む、それなら「自由平和文化日」にしないとちょっと分かりにくいよね。

いや、「自由」と「平和」は「文化的」と言う解釈も出来るかもしれませんね。

しかし、自由と平和の他にも、「文化的」とされるものがありますし…。

何となくですが、日本の国民の祝日と言うのは、比較的曖昧なものが多い…のような気がします。

日本の「国民の祝日」と相当している台湾の「国定休日」は、比較的に具体的ですね。

ここでは、2009年を例に説明しています。

基本的に、台湾では祝日は大きく二種類に分けられています。

記念日
中華民国創立記念日:1月1日
平和記念日:2月28日
国慶日(双十節):10月10日
民俗的祝日
春節(お正月):陰暦1月1日~3日
清明節(墓参りの日):4月4日
端午節:陰暦5月5日
中秋節:陰暦8月15日
大晦日:陰暦の12月最終日

以上の休日の他、職業(?)によって、子供の日、労働者の日、軍人の日などの休日もあります。

記念日は、1月1日の創立記念と、10月10日の「武昌起義」の革命の記念。

そして2月28日は、民衆が弾圧された代表的な日として、

平和への記念日として設定されています。

民俗的な祝日は、昔からあるお祝いの日ですね。

従って、基本的に陰暦の暦通りになっています。

これは理屈…とかじゃなくて、「昔からの伝統」の祝い事ですね。

いずれにしても、台湾の国定休日は、「何をして祝えばいいのか?」はハッキリしています。

台湾人のぉぅぇぃからしてみれば、日本の「みどりの日」「体育の日」「文化の日」「海の日」などの、

「正しい」祝い方がちょっと良く分からないのですね。

よく考えますと、「何々をしてお祝いをしなければならない…」というのは、

ある種の強制観念かもしれませんね。

逆に言えば、「何々をしなければならない」という観念から脱出し、

定義を曖昧にすることは、「文化的」と言えなくもないかも?

何はともあれ、今日はそれと言った「自由・平和・文化」的なことをやらなかったので、

来年の「文化の日」に、もう少し正しい(?)文化の日の過ごし方をチャレンジしたいと思います。

いやいや、「文化の日」だから、今日は何かの本読めばいいと思いましたが、

本を読んだ後、記事を書く前に「文化の日」を調べてみたら、

文化的だけではダメで、「自由」も「平和」も意識しなければならないと気付いてしまいましたので、

企画倒れになってしまいました~

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