知れば知るほど好きになる〜ザイアンスの「熟知性の法則」〜

以前に、メラビアンの法則についてお話しました。
その時、すえぴーさんが、第一印象は話す時間が短ければ合っていると思いますが,長い付き合いの場合は違いますよね。ってコメントをくださいました。
じつは、人は知らない人に対しては攻撃的になったりするんです。だから第一印象っていうのはかなり大事なんです。しかし、人は知れば知るほど、その人に好意を持つんです。そして、人はその人の人間的側面を知ったとき、好きになるんです。
これを、ザイアンスの「熟知性の法則」といいます。

アメリカの心理学者ザイアンスは大学生を対象にある実験を行いました。
顔写真を目にする回数と、その顔写真の本人に対する感情を調べた実験です。
そして、その実験からは目にする回数が多いほど、好意を持つという傾向が導き出されています。
だから、営業マンはいやがられても何度も顔をだすわけです。
CMも何度も見せる事で、これいいかもって思わせるんですね。

さて、一発勝負のプレゼンテーションでは、何度も顔を出すわけではないので、知れば知るほどというあたりは難しいかもしれませんが、そのかわり自分はこんな人間なんです!とアピールする事で受け入れられる物です。だから、第一印象が大事なんです。そして導入部分の自己紹介や序論が大切になってきます。自分自分をされけ出すわけですから、常日頃から人間性も磨いておく必要があります。これしないと逆効果になっちゃいますね。

就職活動のみなさんも、この法則でいくと、会社説明会にはドンドン参加して、会社訪問などもしたりするうちに、企業さんも好意をもってくれるかもしれませんよ。

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