銭形平次捕物控001

ども,時代劇ファンのサスペンダーです。

時代劇が好きなんです。
時代劇といえば,水戸黄門でしょうか?大岡越前でしょうか?暴れん坊将軍?大江戸捜査網?
やっぱり,銭形平次でしょう。

ということで,今回は前回からのつながりで,野村胡堂著 「銭形平次捕物控001 金色の処女」です。

zenigata001

もちろん,パブリックドメインです。
これ,意外と短くって,紙の本にすると19ページくらい。
ちょっと空いた時間で読めてしまうんです。
なぜ,こんなに短いかというと,かなり端折ってあります。
なんというか,細かいことは気にしない。どちらかというと読者の想像でカバーするような感じです。
だから,面白い!スピーディーなんです。
確かによくわからないところもありますが,それはそれ,そういうもんなんだろうという感じで読んでいく。過程より結果という感じです。だから,そこのところが気になる方には向かないかも。
ただ,気になるのは旧漢字で旧仮名遣いなんです。
読めない漢字もありますが,気にしない。
でしょう。っていうのが,でせう。になっていても気にしない。
わからないことは気にしない。
でも,面白い!

もちろん002も買いました。

おススメは,★★★

それでは。

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kindle Paperwhiteを入手

ども,サスペンダーです。

先日,電子書籍リーダーを,いつ買うの?今でしょ!っていいましたが,kindle Paperwhiteを入手しました。

kindle

エレファントブックス
という電子書籍専門出版社の「いいね」キャンペーンに参加したら,当たりました。

実にいいです。
まず,見やすいことです。
紙見ているようですが,明るい所とかは紙以上かな。
それに,やっぱりAmazonというところですね。
試し読みもできるし,検索も簡単。
そして,Send-to-Kindleという機能がいい。
kindleにはメールアドレスが設定されているので,そのアドレスにデータ(今回試したのはPDF)を送れば,簡単にデータを移せるのです。
これは便利かも。

まだまだ使い込んでいませんが,これからが楽しみです。
(早く,リアル本読まないと!)

それでは。

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楊家将

ども,サスペンダーです。

今年こそは,電子書籍リーダーを思い切って買おう!と思いました。
そこで,今ある未読リアル本(紙)を数えてみると,なんと12冊!
読書スピードがそれほど速くない僕は,1冊読むのに1ヶ月。
つまり,12ヶ月かかるということ。これって,1年じゃん。
来年までお預けです。
と思っていたら,1冊追加で13冊に。
このまま,先延ばしにしていくと,どんどんリアル本が増える予感が。
今買わなくて,いつ買うの?
今でしょ!

今年最初にご紹介する本は,北方謙三著
「楊家将」

楊家将上
楊家将下

です。
上下の2冊です。

ついに,北方謙三に手を出してしまいました。
これで,気兼ねなく水滸伝や楊令伝,三国志に手が出ます。
って,またリアル本増えるじゃん。
(読み始めるまでに,電子書籍リーダー手に入れないと。)

楊家将ですが,これは中国では三国志と人気を二分する演義ものだそうです。(知らなかった~)

楊家は,宋時代の武門の一族です。
最初は,北漢の臣で,宋を苦しめましたが,宋に下りました。
宋は,あの趙匡胤が立てた国です。
物語は,中原を支配している宋と,北の遼との,燕雲十六州をかけての戦いです。
主役は,楊家の長,楊業,そしてその息子7人です。
楊業率いる楊家軍強いのです。
その活躍を描くのですが,遼も強いのです。
遼には「白き狼」と呼ばれる耶律休哥(やりつ・きゅうか)という将軍がいます。
騎馬対騎馬のすさまじい戦闘シーンを描いた場面などは,本当にドキドキします。
そして,物語は楊業の死で終わります。

読み終わって考えたことは,なぜ楊業は死んだのかということです。
そもそも,楊業は宋建国時からの将軍ではなく,いわゆる外様なわけです。外様であれば,宋が滅んだとしても運命を共にする必要はないのです。しかし,楊業は死ぬとわかっていても戦った。息子たちはどうでしょう。
長男,次男,三男は死に,四男は捕まり,五男は行方不明。
なぜ,そこまでして楊家は戦うのか?
武門だからでしょうか?
宋という国にそこまでする必要はあるのでしょうか?
僕だったらとつい考えてしまいます。
やっぱり,家族を大事にします。息子に,「死んでくれ」とは言えません。
息子を何とかして生かしたいと思うのではないか。
最後に,楊業は,七男(末っ子)に逃げろと言います。
やはり,家族は守りたいのだと思うのです。
しかし,それ以上に国を守るとはどういうことなのか?

現代社会でいえば楊業が守ったものは,国なのか?
それとも会社でしょうか。
仕事をするうえで,なにもそこまで,家族まで犠牲にして,というのはよくある話です。
考えてみると,国でも会社でも人でも「守る」ということを,他人事と思わないことこそが楊業の生き方ではないでしょうか。
一旦宋の臣下となったからには,今できることを必死にする。
きっと誰かがやるだろうなんて思っていたら,そんな生き方はできません。
他人事にしないことこそが,彼のそして楊家の生き方なのだと思います。

仕事をするうえで大事なことは,他人事にしない事です。
いえ,生きるということは,そういうことなのかもしれません。

楊業のように必死に生きることは難しいことかもしれません。
しかし,この本を読んで,必死に生きるという事を少し学んだように思います。
大人気の理由がわかりました。

さて,次は,北方謙三著 「血涙」を読む予定です。
これは,新楊家将で,楊業亡き後の楊家で,六男が後を継ぎます。
どんな活躍をしてくれるのか,今からドキドキします。

おススメは,
★★★★
です。

それでは。

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ディズニーサービスの神様が教えてくれた事

ども、サスペンダーです。

今回は、「ディズニーサービスの神様が教えてくれた事」をご紹介します。

ディズニーサービスの神様が教えてくれた事

Amazonの内容紹介には、

本当のおもてなしに気づく4つの物語
リピート率9割以上を誇り、日本でいちばん顧客満足度が高いと言われるディズニーランド。
その秘密は、実は「サービスの神様」が握っていた。
本書はキャストとゲストの交流を描いた4つの感動物語からディズニーの奇跡のおもてなし、その極意を紹介する。

とあります。

ディズニーの本は過去に1冊読んだことがあります。
「ディズニー7つの法則」
この本を読んで以来、ディズニーの本は気になります。
そして、本屋でついつい手に取ってしまいます。
でも、普段はちょっと立ち読みしてそのまま元の場所に戻します。
「ディズニーサービスの神様が教えてくれた事」も、そうしました。
しかし、その後気になって、今度見たら買おうと思ったのですが、出会うことができないでいました。(実は、タイトルを忘れてしまっていたので、目の前にあっても気づかなかっただけなんですが)
そして、いろいろディズニー系の本を手にとって立ち読みをして、やっと出会えました。
即買いです。

感動しました。
お客様と接する人はもちろん、社会人なら読んでおくべき本だと思います。
これからも、サービスの神様からいろいろ教えてもらおうと思います。

それでは。

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100円のコーラを1000円で売る方法

ども,サスペンダーです。

教室のドアで指を挟んで,中指の先っちょを怪我したのが,10月20日。
指の骨が折れたと思うくらい,腫れて,しびれてえらいことでした。
もちろん,キーボード打つのもつらい。
僕の打ち方は,基本中指なんです。(だって,一番長いから)
だから,辛い。これまで打てていた文字が痛くて打てない。
それでも,忘れて打ったら,痛い!って悲鳴。
タイピングもできるだけしたくなかったんです。

だから,ご無沙汰です。

さて,その間も本は読んでいました。
今回ご紹介したいのは,永井 孝尚 著
「100円のコーラを1000円で売る方法」
「100円のコーラを1000円で売る方法2」
です。

100円のコーラを1000円で売る方法2
100円のコーラを1000円で売る方法

中身は物語風で読みやすいです。
たぶん,1冊2時間くらいで読めます。(彦根1回分って感じです。)
内容も面白くて,マーケティングについて書いてあります。
この本で「答え」を期待すると,たぶんガッカリします。
答えではなく,考え方が書いてあるからです。それをもとに,自分が抱えている課題についてじっくり考える必要があります。それで,答えが見つかるとは限りません。しかし,考えることで答えに近づくことはできると思います。
それと,マーケティングを勉強した人もガッカリかも。
この本は,マーケティングの入門書です。
その証拠に,本の最後には,項目ごとにどの本に詳しく書いてあるかが記載されています。詳しく勉強したい人は,それらを読むべきでしょう。
でも,マーケティングについてまったくわからない(僕みたいな)人にとっては,すごく勉強になります。
正直,もっと勉強したくなりました。

他の人にも読んでもらって,みんなで議論するのも楽しいかも。

是非,皆さんも読んでみてください。

それでは。

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苻堅と王猛

ども,電子書籍のメリットを他にも見つけたサスペンダーです。

面白い本をいろいろ探していると,今は売っていない本に出会うことがあります。
これは,ショックです。
手に入らないと思えば,より欲しくなります。

しかし,電子書籍になっていれば,それはほぼないでしょう。
だって,データを置いておくだけでいいのですから。
いつかは読みたいけど,今はまだっていうときに,安心して後回しにできます。

今は手に入らない本も,電子書籍になって復活しないかな~。
ここまで,電子書籍のコンテンツが充実したら,絶対買いだな。

さて,リアル本の方です。
今は,出会ったら,とりあえず買っておこうと思います。
そして,10冊溜まってしまったというわけです。

今回ご紹介する本は,小前亮著 「苻堅と王猛: 不世出の名君と臥竜の軍師 」です。

苻堅と王猛

時代は,諸民族が覇を競う五胡十六国時代の中国です。
全民族が平等に暮らせる統一国家建設を志した,てい族の秦の苻堅と彼を補佐した漢族の王猛の物語です。

小前さん(著者)の作品はいくつか読んでいますが,どれもテンポがよく読みやすく,まるで映画やドラマを見ているみたいです。

この,苻堅と王猛も読みやすいです。ただ,テンポが良すぎてちょっと物足りない感じがします。王猛については言えば,もっと彼の考え方や戦略などについてページを割いてもいいのではないかと思います。(1冊にまとめようとしたのかな?)それと,個性的な登場人物も数多く登場しますが,どれも中途半端な感じがします。(やっぱり1冊にまとめようとしたのかな?)

もともとの題名は「王の道」だったそうで,僕としてはそっちの方がいいように思います。なんで,「王の道」かは,読んでみればわかります。(ここでいうと,ネタばれしてしまいますから,言いません)

おススメは,★★
あとがきには,かなりいいこと書いてあったので期待して読んだ分,点数が低くなってしまいました。(先にあとがきをチラ読みするのはやめましょう。)

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俠骨記

ども,やっぱり電子書籍が気になるサスペンダーです。

電子書籍の良さは,なんといっても本の置き場所に困らないところだと思います。
kobo touchのコンテンツを調べると,「グインサーガ」のコーナーがあります。
グインサーガといえば,130巻もある大作。しかも,未完。(著者の栗本薫さんがすでに亡くなってしまったので,その後は別の方が引き継がれています。)外伝を含めばもっと多くなります。これを今から買えば,やっぱり置く場所の確保が必要になります。
でも,やっぱり読みたい作品です。
そこで,電子書籍です。これなら困らない。
やっぱり,買かな~。
しかし,リアル本が・・・2冊追加してしまい未読本10冊になってしまいました。
これを処理できたころには,kobo touchだけではなく,Kindleも発売されているかな。

さて,リアル本の方は,子産の他にも読んだ本をご紹介します。
宮城谷昌光著 「侠骨記」です。

侠骨記

この本は,長編ではなく,短編4作をまとめたものです。

そもそも,この侠骨とは,「他人の救済と自己の理想の貫徹のための犠牲の精神」(解説より)なんだそうです。
4作は,
第一話 侠骨記
  魯の曹沫
第二話 布衣の人
  帝舜
第三話 甘棠の人
  召公奭
第四話 買われた宰相
  秦の百里奚

第一話は,本のタイトルにもなっている「侠骨記」で,魯の曹沫の活躍についてです。
曹沫は,当時全盛の斉の桓公に短刀を突き付けて,これまで奪った魯の領地の返還を承諾させた人物です。一つ間違えば,殺されるのにすごいですね。まさに侠骨の人です。でも,これを承諾した桓公というより,承諾させた管仲もすごいと僕は思います。さすがは管仲です。

おススメはと言われると,★★★です。
短編なのでちょっと物足りない感じがします。
やっぱり長編の方がすきですね。

それでは。

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子産

ども,電子書籍リーダーに興味のあるサスペンダーです。

以前,sonyのreader購入について書いたことがありましたが,今は楽天のkobo touchに興味があります。

7,980円ですが,ポイント還元を考えると,4,980円で買えるのです。
これは,買かな~と思うのです。
しかし,問題はコンテンツです。
現在コンテンツはドンドン増えているのですが,読みたい本(ジャンル)がなかなかないのが現状です。
もちろん,中国古代史小説ジャンルです。

リアル本の方はまだまだ読みたい本があるので,見つけたりしたら購入してしまいます。現在,読んでいない本が8冊くらい残っています。
先ずは,これらを片付けないと,と思っているのですが,またまた買い足しそうな勢いです。

さて,読みたい本はたくさんありますが,ブログを休んでいる間に読んだ本も何冊かあります。今回は宮城谷昌光著「子産」をご紹介します。
子産は,第35回(2001年) 吉川英治文学賞受賞作品です。

子産上
子産下

さて,中国古代史小説と言えば,宮城谷昌光ですが,何冊か読むとパターンがあるのがわかります。
一つは,主人公を小さいころ,若いころからえがき続けるもの。
一つは,主人公の父親からえがくもの。
前者は,太公望や管仲,後者は晏子や子産です。
僕的には,後者の父親からえがいたものの方が面白いように思います。
子産は後者ですから,僕好みなわけです。

子産は,春秋時代で,鄭の国の人です。

鄭は中華の中心に位置し,最初は非常に栄えた国でしたが,子産のころには,北の大国「晋」,南の大国「楚」に圧迫され非常に苦しい立場に立たされていました。
晋についたり,楚についたりと,信用されない国といった感じです。
その中にあって,子産は名宰相として知勇にすぐれた活躍をします。
そして,中国で初めて成文法を定めました。

上下巻の2冊ですが,内容が濃くお得感があります。
これはおススメです。
★★★★★

それでは。

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呉越舷舷

ども、最近京都ー彦根間が短くなったのではないかと思うサスペンダーです。

そんなハズはないですが、京都発で気がつけば能登川と、彦根発で気がつけば山科だったりします。
「どうせ、寝て起きたらだろう」と思っている人もいるでしょう。
いえいえ、寝ていません。本を読んでいます。

ということで、今回ご紹介する本は、
塚本青史著 「呉越舷舷」です。

呉越舷舷

呉越といえば、「呉越同舟」が有名ですね。
その呉越です。
呉の闔閭から越の勾践までの呉越戦記です。
登場人物は、孫武、伍子胥、范蠡、西施などなど、おなじみの人物です。
でも、普通とはちょっと違います。
例えば、孫武はすぐに范蠡と西施に殺されてしまいます。
ね、違うでしょ。

この物語のテーマは復讐です。
まず、復讐といえば、伍子胥ですね。
伍子胥の楚の平王に対する復讐は誰もが知っています。
あの、「屍(しかばね)にむち打つ」の語源になった話です。
そして、西施の孫武にたいする復讐。
これは、孫武の有名な話で、女子を訓練せよという、王(闔閭)の無理難題に対して孫武が行った訓練。
王の寵姫を隊長に任命して、将軍(孫武)の命令に従わないのは隊長の責任であるといって、その寵姫を斬首したエピソード。
その寵姫が范蠡の送り込んだ越の間者(スパイ)で、それが西施の母親だったことから、西施に復讐されるというお話。
そして、闔閭が勾践に破れて死んだ事への、夫差(闔閭の子)の復讐。
夫差にたいする勾践の復讐と続きます。このあたりが、「臥薪嘗胆」の語源です。

この本、実に面白いです。
著者の創作と史実とが上手く混ざり合って、いかにもすべてが史実のように思えます。
史実を知らなくても面白いと思います。
ただ、予備知識として史実を知っておくと、もっと面白いでしょう。

おすすめは
★★★★
ドラマ、「孫子兵法」観てからならかなりおもしろいです。

それでは。

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沙中の回廊

ども,年末に三重の実家に帰っていたサスペンダーです。

いつもは,本など持って行かないのですが,今回は持っていきました。
というのも,年内にどうしても読み切ってしまいたかったからです。

宮城谷昌光著 
「沙中の回廊」上下巻

沙中の回廊下
沙中の回廊上

主人公は,晋の名宰相「士会」です。
他の作品にも度々登場します。
当時の晋は文公(重耳)からの覇もなく,楚には「三年鳴かず飛ばず」の荘王が一時代を築いている時期です。
士会は名宰相ですが,宰相になるまでかなり時間がかかります。
軍事の天才でも,一軍を率いるまでにもかなり時間がかかります。
一時,秦に仕えていた時期もあり,かなり回り道をした人物です。

晋の軍制は中上下の三軍があり,それぞれの軍の将軍・副将には卿(大臣)が就任しており,この6人の大臣を六卿と呼びます。
中軍の将(第一位),中軍の佐(第二位)
上軍の将(第三位),上軍の佐(第四位)
下軍の将(第五位),下軍の佐(第六位)
この軍での順位が,そのまま政界での順位になります。
つまり,中軍の将が,正卿で宰相となります。
いきなり正卿になることはないので,この六卿の中で席順をあげていく必要があります。
これが,なかなか時間がかかるんです。
本当に士会は時間がかかりました。

そんな,士会の活躍を描いた作品です。
おススメは,★★★といったところです。

それでは。

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