KCGシビック 第2戦(決勝コースアウトの原因解析)

KCG レーシング

決勝のデータログ解析


第2戦の決勝レースでのコースアウト(11周目)について,車載のデータロガーのデータをもとに原因を解析・検証しました。

ドライバーのコメントでは,ブレーキングの開始を遅らせたらロックしてしまった,ということでしたが・・・。

データの解析からは,ブレーキングポイントはその前の周回よりむしろ手前から開始されていました。
それではなぜドライバーはそのような勘違いをしたのか?
その理由は,ダウンヒルストレート手前のヘアピンコーナーにありました。
ペースアップをはかったドライバーは,ヘアピンコーナーをそれまでの周回よりも速い速度で旋回し立ち上り加速して行きます。
それによりダウンヒルストレートでの速度が上がり,速度感覚と距離感がずれてしまい,慌てて急激なブレーキングを行ったため,結果,タイヤがロックしコースアウトをしてしまったというものです。

・・・・・このように走行中の車の状態を解析することにより,その原因を追求することができます。一般の車にもこのようなデータロガーを搭載すれば,事故原因の究明と未然防止が可能になりますね。

ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科

京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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KCGシビック 第2戦(決勝)

KCG レーシング

もてぎ決勝スタート前


残念ながら結果は12位に終わりました。
スタート前には雨もあがり路面は乾き始めましたが,村本選手のイン側のグリッドは路面の乾いていない不利な状況でスタート。オープニングラップで2台を抜いて10位にジャンプアップ。その後もコンスタントにラップタイムを刻み,7週目に上位の1台がコースアウトをして9位に浮上。
続く8週目には1コーナーで1台をパスして8位となり,残り4周に上位入賞をかけペースアップをしました。ところが11週目に痛恨のミス!やってしまいました。ダウンヒルストレート後のブレーキングでタイヤをロックさせコースアウト。
コースには復帰しましたが,タイヤとホイールの間に砂利が入り込み,まともにドライブできない状態でフィニッシュ。レースを終えました。
残念な結果となりましたが,アクシデントによるセッティング不足にもかかわらず,決勝レースでは,予選で1秒以上離されていた選手達とも互角以上に渡り合えるタイムを出すなど,次戦につながるレースであったと思います。
次戦(第3戦)は,6月7日~8日岡山国際サーキットです。
KCGでは,学生の応援・観戦ツアーを企画しています。

もてぎ決勝スタート前


ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科

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KCGシビック 第2戦(予選結果)

タイヤ

昨日のアクシデントがたたり結果はなんと屈辱の12位(13台中)。
マシンのセッティングは良い感じに仕上がったものの,ドライバーのコースイメージにも原因があることが判明。
ツインリンクもてぎは,ブレーキングが難しいサーキットであることから,マシンに搭載しているデータロガー(記録装置)のデータを,優勝経験のある前KCGドライバー伊藤選手のデータと比較しました。

データログ

分析の結果,村本選手のブレーキングを修正することによりタイムを約1秒削れることが判明。
村本選手は,今晩は明日の決勝に向けてイメージトレーニングです。
明日は,大丈夫か??

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KCGシビック アクシデント(テスト走行1)

今日のテスト走行(1回目)開始まもなく,ドライブシャフトが破損(折れた)。
何とか修復はしたが,貴重な走行時間を失って,ピンチ。
最後のテスト走行(30分)で決まるのか。

破損したドライブシャフト




破損したドライブシャフト

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KCGシビック・レーシングチーム (もてぎ 2日目)

レースウィークも2日目です。
昨日のフリー走行では,ベストなセッティングには達しませんでした。
今日の2回のフリー走行でどこまでできるかが勝負です。
頑張ります。
明日,9:00からの公式予選。応援をお願いします。

TEINサポート

写真はKCGシビックのダンパーをサポートしてくれるサービスカーです。

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KCGシビック・レーシングチーム もてぎサーキットに到着

5月22日早朝

KCGシビック・レーシングチームは,ホンダエキサイティングカップワンメイクレース第2戦(5月23日~25日)が行われる茨城県もてぎサーキットに入りました。
京都を昨夜9時に出発したKCGレーシングのトランスポーターは,約800kmの長旅を経て今朝サーキットに到着。早速,モーターホーム(テント)を設営し,明日からのレースに備えます。
チームは,今日と明日のテストランを通してマシンのセッティングを行い,土曜日の公式予選を迎えます。

モーターホーム

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スポーツカーで仕事する ポルシェ

KCG レーシング

スポーツカーで通勤する,得意先周りをする,配達をする,etc.

国産ワンボックスを新車で買う予算より経済的に,すこし旧いスポーツカーを日常で使うプロジェクトです。

表題は,「スポーツカーで仕事する ポルシェ」にしてしまいましたが,現行の水冷ポルシェなら,な~んにも考えずに,そのまま仕事で使えます。
ここでは,ちょい旧い目の廉いのをベースにして,それを仕事に使おうという発想です。

さて,ベース車の選び方。

車種は自分の好きなものを選ぶとして,巷に流通している各個体から,どれを選ぶか,ということです。
まずは,数を多く,見ること。これに尽きます。同じ車種でも,年式,バージョンによって異なる上に,前のオーナーの使い方で大きく違ってきます。その年式で,これくらいの走行距離だと,どのようにヤレているのか,それを知るために,あちこちの中古車屋さんを回りましょう。また,その車種のクラブやチームのミーティングにも出かけて,色々見せもらって,情報も仕入れましょう。
旧車の場合,クラブやチームのメンバーからお下がりを譲ってもらうのも良い方法です。もちろん,そのクラブメンバーに入れてもらいましょう。

一般論として,車検が残っていて,実際に走っているものが良いのは言うまでもありません。しかし,もうひとつの狙い目は,セカンドカー的な使い方をされていて,車庫で眠っている時間のほうが圧倒的に多いようなの。これは,スポーツカーによくあります。山手のアッパーな人たちのガレージで,あまり使われずに眠っていたような個体は,第一のターゲットでしょうね。

ベース車両の他に,メンテナンス費用では50万から100万円を用意すべしと書きましたが,この金額も,もちろん車種やコンディションによります。また,フェラーリとポルシェはメーカーから供給されるパーツ代が高価なので,下手すると莫大な出費を強いられることもあります。そのあたりを前もって調べるために,ターゲット車を決めたら,先にパーツリストを購入し,ネットでよいから,主要パーツの値段くらいは知っておきましょう。

自動車は,金属とゴムとプラスティックなどでできています。最初に交換しなくてはならなくなるのはゴム類です。タイミングベルト,足回りのブッシュ類,タイヤももちろん,そういったゴムパーツを新品に入れ替えるときに,いくらかかるのか。それが,ベース車である中古車の値段と関わってきます。
現在使用されているもので,きちんとメンテナンスを受けている車の場合でも,タイミングベルトの交換時期が直前に来ていたら,それなりの出費が発生します。

しかし,ほとんどの車の場合,100万円もかけたら,走行に必要な交換部品はまずそろいます。例外は,フェラーリ,アストンマーチン,ロールスロイスやベントレーあたりでしょうか。ポルシェもカブリオレなどの特殊なもののパーツは高価ですから,注意しましょう。

よほどの激レア車の衝動買いを除いて,候補の数台を見てまわってから決めるべきです。その際,車の色は,二の次に考えること。色は大事なファクターで,乗っているときの気分がかわるほど重要ですが,車の程度とはあまり関係がありません。高価ですが,全塗装で塗り替えることも可能です。
それよりも,エンジンや足回り,そしてシャーシの程度を見ましょう。こういったところも,素人だからと最初からあきらめたりせずに,自分であちこち見てまわることです。そうすると,すこしずつですが,見分ける目ができてきます。考えながら,見ること。どうしてそう錆びているのか,どうしてここの色がこうなっているのか,考えてみると,見えてくるものがあるはずです。もちろん,エンジン音もいろいろ聞いてみることです。聞いて比較すること。調子のよいエンジンとそうでないのは音でもわかります。

車は大量生産の工業製品なので,「それを逃すと二度と廻り会えない」というようなのはめったにありません。普通に売られているものならば,一年もかけて常にチェックしていれば,同程度の同じ車かそれ以上のものが出てきます。

したがって,あわてないこと。早く欲しいのは人情ですが,じっと観察を続けて,良いものの出現を待つこと,が,最初にすべきことです。その間は,関連書籍を読み,予備知識を仕入れましょう。そういった勉強が嫌な人,面倒な人は,迷わず貯金をはたいて,新車を買いに走るべきです。旧車を維持する資格はありません。
自分で調査することを,楽しみのひとつとして許容できる人でなくては,旧車を買って経済的に趣味の世界を構築するのは不可能です。

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京都コンピュータ学院自動車制御学科

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スポーツカーで仕事する ポルシェ

KCG レーシング

スポーツカーで通勤する,得意先周りをする,配達をする,etc.

国産ワンボックスを新車で買う予算より経済的に,すこし旧いスポーツカーを日常で使うプロジェクトです。
比較対象は,『200万円~300万円程度の国産新車か最近の中古車を買って維持すること』です。
最近の新車は,品質管理が行き届いていて,5年で壊れて買い換えないといけないようになっていってます。しかも,壊れると,「修理する」のではなくて,「壊れたユニットを取り替える」ということになっています。地球環境問題を考えると,旧い車を大切に乗り続けるほうが良いかもしれません。そういった車の維持の仕方に対して,エンスーな趣味人は,ちょっと旧いベース車を探して,「スポーツカーで仕事する」のです。

ポルシェ944ばかりにこだわる必要はありません。
旧いスポーツカーならば,国産という手もあるでしょう。フェアレディ,スカイラインGTR,RX-7,お好みで。外車ならば,フェラーリのV8モデル,BMWのM3,ロータス,アルピーヌ,色々とあります。カーマガジン風に言うと100ドロ(100万円で泥沼)に入るようなのが狙い目ですが,エンスー度合いはすこし少ない目にしたほうが実用性が上がりますね。

こういった旧車を楽しむための心積りやコツを書いておきます。

・ベース車は安く仕入れて,プラス50万~100万円くらいの予算はとっておく。(ポルシェ944の例だと,ベース車10万~30万,パーツ代に50万~100万程度で十分でしょう。ただし,大半の整備は自分でするという条件付きですが。)
・パーツは,オークションや海外の専門ショップから廉く仕入れる。
・できるだけその車を理解し,自分で整備する。そうは言っても,プロの整備に依頼しなくてはならない部分も必ずあるので,懇意の町工場を確保する。
・その車の生産国の言語も多少は勉強する。電子辞書で読める程度にはなりたい。
・もちろん,整備マニュアルとパーツリストはゲットしておく。

以上の条件を満たせば,そんなに難しいものではありません。あとは,「それを楽しむ」というスタンスです。
「外車は高価」という思い込みは,実はパーツ代金が高いわけで,整備代金は国産車とさほどかわりません。パーツを適切な値段で仕入れる能力を得れば良いだけです。20世紀のインジェクションモデルは,制御回路も単純なので理解しやすいし,代替できるパーツがたくさんあります。おそれる必要はありませんが,それを楽しむ精神は重要です。

フランス語やドイツ語を始めるよりは,中学のときに習った英語でとりかかるほうが手っ取り早いので,すこしイギリスはじめ英語圏のことも書いておきます。
イギリスは英語圏でもあり,「車は自分で維持する」という文化の国なので,旧車を維持しやすい環境が出来上がっています。ポルシェやフェラーリでさえ,イギリスで中古パーツを買うと安い場合があります。しかも,右ハンドルの国なので,フェラーリBBの右ハンなどが普通に流通しています。(BBは右ハンのほうがポジションが良いのですよ)
イギリスやオーストラリアにも,アメリカにも,中古部品専門の解体業者などが,雑誌に掲載されています。「クラッシックカー」などの,英語の雑誌を購入しましょう。旧車に関する情報を仕入れることが第一です。ネットでも調べて見ましょう。そしてEメールで交信すれば,あとはVISAやマスターカードで支払うだけです。買い方のコツは追って書きます。

日本では,ディーラーで車を購入して,整備は全部ディーラー任せで,「大枚はたいて車を維持する」のが当たり前になっていますが,諸外国では,「自動車を庶民感覚で廉く維持する」という文化が,普通に根付いています。高級車も,中古になってしまうと庶民の趣味の対象です。そうった人々と文化にアクセスできるようになることがコツといえばコツでしょうね。

実際に中古車を買うならば,「日本は世界でも有数の中古車の廉い国」,です。イギリスは税金の関係もあって,こと車両に関しては,イギリス国内価格はとても高いですね。しかし,中古パーツはとても廉いです。

色々と,よく調べて,世界中から,これと思った一台を探しましょう。ポルシェ944,928,924,968,などの往年の水冷ポルシェ,あるいはナローや911の空冷ポルシェ,フェラーリV8モデルの308や328,GT4などの4シーターも良いですね。ロータスエスプリ,アルピーヌA310(これは熱対策が面倒ですが),ランチアデルタも最近はずいぶん廉くなってきました。あるいは,徹底して経済的に,往年のMINIをモンテカルロラリー仕様にするなんてもの楽しいでしょうね。

それを仕事に使う場合,通勤特急にするとか,得意先まわりをするとか,用途は色々あるでしょうが,ビジネスはタイムイズマネー,速く移動できることを最優先にしましょう。取引先との関係から,大人しく「羊の皮を被ったオオカミ」系も良いのですが,ド派手な「走り屋」系でも「スーパーカー」でも良いじゃないですか。人生の大半は働く時間。その間の移動時間くらいは,趣味の自動車で楽しみましょう。
10年前なら後ろ指さされたエンスーの世界も,今となっては,「お好きなんですねえ」の一言で済むことが多くなってきました。日本の自動車文化もそろそろ熟成の時期が来ているのではないかと思っているのですが・・。

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スポーツカーで仕事する ポルシェ

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スポーツカーで通勤する,得意先周りをする,配達をする,etc.

国産ワンボックスを新車で買う予算より経済的に,すこし旧いスポーツカーを日常で使うプロジェクトです。

一見してスポーツカーに見える車と,そうでない車があります。一見して,スポーツカーに見えない車は,近所の手前や諸般の事情で地味なのが良い,とか,目立たないのが渋い,とか,色々と価値観がありますから,それぞのの好みでは有ります。

しかし,「スポーツカーで仕事する」というコンセプトの場合,一見してスポーツカーに見えることが大切です。何故なら,人が道を譲ってくれるからです。

KCGのランチアデルタやアルファロメオなど,いくら色が赤だの黄色だのと派手な色でも,普通のファミリーカーに見える車だと,一般車の流れに入ることを強いられます。KCGデルタは黄色ですが,普通に見ると,色が派手なだけのただのファミリーカーに見えるようで,なかなか道を譲ってもらえません。

他方,一見して,それがスポーツカーだとわかる車の場合,特に,車に多少は詳しい人の間で,それと知られているアイコンを持っている場合,実際に運転してみるとわかりますが,人が道を譲ってくれます。道がどんどん開けていくのです。これが,実は,ビジネス特急としては,ありがたい。仕事の効率も上がります。

筆頭はもちろん,ポルシェやフェラーリです。バックミラーにその顔が映ったとたん,あわてて車線を譲ってくれるという例を何度も経験しました。ご好意はありがたくいただいて,お先にいかせてもらいます。これがあるのとないのでは,実はかなりの違いがあります。

つまり,迅速に移動できるのは,スポーツカーの性能が理由であるというだけではなく,他人がそれをどのように認知するか,という交通システムの文化の問題であったりします。

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スポーツカーで仕事する ポルシェ

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スポーツカーで通勤する,得意先周りをする,配達をする,etc.

国産ワンボックスを新車で買う予算より経済的に,すこし旧いスポーツカーを日常で使うプロジェクトです。

95年式のE36のBMW M3を95年からしばらくメイン車に使用したあと,あるきっかけで,90年のポルシェ944,それも普通のOHCのATに乗り始めました。住む街が変わったという事情なのですが,このとき,944の良さに,遅ればせながら気付いたわけです。

比較対象は,M3,もちろん。M3はとても良くできた日常使えるスポーツカーですが,2ドアしたが所詮は3シリーズ,ヤワなボディだということが良くわかりました。944のほうがずっと剛性の高いボディなのでした。そして,足回りのバランスも,944が上だと感じたものです。最初からスポーツカーとして設計するのと,普通のセダンを締め上げるのとでは,結果が違うのだと思ったものです。
それからしばらく944を街中車にしていました。同じ頃,友人がボクスターを買ったので,運転させてもらいましたが,どうもピンと来ませんでした。ポルシェとしての味が無い。空冷911(964)にも乗りました。もちろん,これのほうがずっと刺激的ですが,街中で普通に使ったり,長距離を走るには,ちょっと疲れる車です。あれはあくまでも,2時間程度をスポーツする車です。そういう意味でも,944のほうは実用的なんですな。

最近,また別の944にも乗ることがあります。現代の車に比べると決して速くはありませんが,乗っていて,「気持ちが速くなる」。ドラポジも往年のスポーツカーで,楽しいのです。
KCGのバイカーズたちとも同意していることですが,今後,自動車やバイクは,実用品と楽しみのための道具とに二分していくだろうと思うのです。そうすると,乗って楽しいかどうかが最大の価値基準です。

最近のスポーツカーは,すさまじく性能が良くて,本当に速い。トラクションコントロールやABSが発達しているので,誰でもトップスピードに乗れます。しかし,法定速度を遥かに超える領域に達しないと,何も起こらず,何も楽しくありません。普通に街の中では,足回りがカタイだけの大きな車という感じです。側突の関係で,今のスポーツカーは大きくて重いですね。これが,いくら馬力アップして速くても,軽快さを感じない理由です。

そこで,944は,街中でも楽しい,昔のポルシェ。かつての911に一番近い味わいの,水冷ではないかと思うのです。扱いきれるエンジンとシャーシ。それが街中での楽しさにつながるわけです。

911が水冷になって996になって以来,ポルシェは普通の車になったと言われます。944は,911ポルシェが特殊な車であった時代に,ポルシェとしては普通の車に近いものでしたが,今となっては,一番空冷に近い水冷と言えるでしょう。

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