大学院ガイダンスで改正著作権法

 ただいま,日本最初のIT専門職大学院である京都情報大学院大学 で,後期の開講のためのガイダンスが行われています。本学では,履修相談もガイダンス時に行われています。今回は,著作権と情報セキュリティの講習まで行われています。
 後期には,修士論文に相当する「キャリア強化プロジェクト」が開講されるため,著作権に関する注意が,ジョナサン先生から行われました。注目するべきは,「改正著作権法」でした。私が,福建師範大学で教えている間に,こんな法律が可決していたんですね。
 「改正著作権法」とは,違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつダウンロードする行為を禁止する,いわゆる「ダウンロード違法化」の措置が盛り込まれたことです。違法配信されている音楽・映像を違法と知りつつ閲覧することはOKで,改正後も同じですが,ダウンロードは現在の法律では禁止されていませんでした。
 わたしとしては,アニメなどがYoutubeで閲覧できることは大変喜ばしいのですが,違法動画のすぐとなりに正規のDVDが購入できるような仕組みが作られることを切に望みます。ちなみに,amazonの書籍のアフィリエイトの仕組みのおかげで,書籍の表紙画像付きで受講生に参考書の推薦をできるようになったことは大変喜ばしいと思っています(以前は,表紙画像のウェブへの掲載は著作権違反なので無理でした)。
  
【参考】
改正著作権法が参議院で可決・成立、「ダウンロード違法化」など
改正著作権法をレコ協が歓迎 「広報活動に努める」 – ITmedia News

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