文字コードの勉強をしよう

プログラマのための文字コード技術入門 (WEB+DB PRESS plus) (WEB+DB PRESS plusシリーズ)

 オープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobeで見つけた書籍です。
 中国語や韓国語と日本語をテキストファイルで混在しようとすると大変です。MS社のWordやWindows Serverなどを使えば比較的文字コード問題は起こらないのですが、世の中、普通はUNIX系のサーバですので文字コード問題は必ず起こります。
 そこでこの本で勉強することにしました。

【詳細目次】
■第1章 文字とコンピュータ
1.1 コンピュータで文字を扱う基本
1.2 文字を符号化するということ
1.3 文字集合と符号化文字集合
1.4 制御文字 ――文字ではない文字
1.5 文字コードはなぜ複雑になるのか
1.6 まとめ
■第2章 文字コードの変遷
2.1 最もシンプルな文字コード ――ASCII、ISO/IEC 646
2.2 文字コードの構造と拡張方法を定める ――ISO/IEC 2022
2.3 2バイト符号化文字集合の実用化 ――JIS X 0208、各種符号化方式
2.4 1バイト符号化文字集合の広がり ――ISO/IEC 8859、Latin-1
2.5 国際符号化文字集合の模索と成立 ――Unicode、ISO/IEC 10646
2.6 まとめ
■第3章 代表的な符号化文字集合
3.1 ASCIIとISO/IEC 646 ――最も基本的な1バイト文字集合
3.2 JIS X 0201 ――ラテン文字と片仮名の1バイト文字集合
3.3 JIS X 0208 ――日本の最も基本的な2バイト文字集合
3.4 JIS X 0212 ――補助漢字
3.5 JIS X 0213 ――漢字第3・第4水準への拡張
3.6 ISO/IEC 8859シリーズ ――欧米で広く使われる1バイト符号化文字集合
3.7 UnicodeとISO/IEC 10646 ――国際符号化文字集合
■第4章 代表的な文字符号化方式
4.1 JIS X 0201の符号化方式
4.2 JIS X 0208の符号化方式
4.3 Unicodeの符号化方式
■第5章 文字コードの変換と判別
5.1 コード変換とは
5.2 変換の実際 ――変換における考え方
5.3 文字コードの自動判別
5.4 まとめ
■第6章 インターネットと文字コード
6.1 電子メールと文字コード
6.2 Webと文字コード
6.3 まとめ
■第7章 プログラミング言語と文字コード
7.1 Java ――内部処理をUnicodeで行う
7.2 Ruby 1.8 ――シンプルな日本語化
7.3 Ruby 1.9 ――CSI方式で多様な文字コードを処理
7.4 まとめ
■第8章 はまりやすい落とし穴とその対処
8.1 トラブル調査の必須工具 ――16進ダンプツール
8.2 文字化け
8.3 改行コード
8.4 「全角・半角」問題
8.5 円記号問題
8.6 波ダッシュ問題
8.7 まとめ
■Appendix
A.1 ISO/IEC 2022のもう少しだけ詳しい説明
A.2 JIS X 0213の符号化方式
A.3 諸外国・地域の文字コード概説
A.4 Unicodeの諸問題
A.5 EmacsとSKKによるJIS2004の活用 ――本書執筆の舞台裏
A.6 規格の入手・閲覧方法ならびに参考文献

【参考】
Amazon.co.jp: CJKV日中韓越情報処理: ケン ランディ, Ken Lunde, 小松 章, 逆井 克己: 本

【多くの留学生がいるKCGIへ入学しよう】
京都情報大学院大学 | 入学説明会
京都情報大学院大学 | 説明会申し込みをしていただきますと、しっかりとご相談にのることができます。

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F#

関数プログラミング言語「F#」 (I・O BOOKS)

 関数プログラミング言語なるものをオープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobeで発見しました。これはネタです。

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もう一つのOSC kansai

 オープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobeに行ってきました。それにしても元気ですねえ。やはり,神戸は進取の精神にあふれていますね。
 そういえば,堀場製作所の堀場 雅夫氏は神戸のとなりの芦屋出身。本学の学長も副学長も実は芦屋出身。初代学院長は神戸市の西隣の明石出身。鴨川校長は加古川出身。オブ脳は大阪に近い兵庫県出身。なんだ,元気な人は神戸周辺の出身ですね…
 ジュンク堂さんによる書籍販売がありました。京都でのOSC2010のときにもジュンク堂さんにきてもらうように頼んでおきました。 

OSC kanasi 神戸

図 OSC2010 神戸

【ブログ内参照】
 OSC 2009 Kansai進行中 | オブジェクト脳@kcg

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第四の波 その8–プレゼンテーションzen

プレゼンテーション Zen

 本日、オープンソースカンファレンス2010 Kansai@Kobeに行って、この本を見つけました。タイトル「ZEN」(禅)という言葉が使われていますがお寺の庭の写真が随所にでてくるんですね。
 まず、inntroductuonでいきなり、ダニエル・ピンクさんの「ハイ・コンセプト」の6つの概念デザイン(Design),物語(Story),調和(Symphony),共感(Empathy),遊び心(Play),生きがい(Meaning)を中心に話が展開する。この本は情報化時代のプレゼンではなく、コンセプト時代のプレゼンの本なのです。だから冒頭でいきなり、「PowerPointを捨てろ」という過激発言が出てきます。そして第1章の最後は、セス・ゴーディンで終わります。
 
Seth Godin: Author, Agent of Change

 第2章はアナログ的な話です。砂浜に絵を描く、ポストイットの活用などを経て物語をすることを述べ、最後はナンシー・デュアルテで終わります。

Duarte Design
 
 第3章ではデザイン。ここが本論と思われます。「6 プレゼンテーションのデザイン:原則とテクニック」は本書のハイライトです。詳細は本書を買ってください。「7 サンプルテキスト:画像とテキスト」ではいくつかサンプルがあります
Sustainable Food Lab: Sustainable Food and Agriculture Systems Sustainable Food Laboratory
Apollo Ideas | Great presentation design

 なお本書で紹介されているtruemorsは著者の会社に買収されたようですね。
NowPublicがGuy KawasakiのTruemorsを買収 – mediajam

 そして、著者のサンプル集。
Guy Kawasaki Presentations

 そのあとも続きます。
Escape From Cubicle Nation

 なんと高橋メソッドが…

RubyColor.org top

 今度はマレーシア科学大学薬学部の博士が紹介されますが資料はありません。残念。

Aisyah Saad Abdul Rahim

 以下のものが紹介されています。
People for the Ethical Treatment of Animals (PETA): The animal rights organization
43 Folders | Time, Attention, and Creative Work
Independent Writer, Speaker, and Broadcaster – Merlin Mann

 そのあとは、プレゼンテーションする際の注意点ですね。まさに第四の波のプレゼンですよ。英語、スペイン語、日本語に対応したDVDもあります。

Amazon.co.jp: Presentation Zen: The Video (DVD) (Voices That Matter): Garr Reynolds: 洋書

———–
【目次】
INTRODUCTION イントロダクション
 1 今日のプレゼンテーション

PREPARATION 準 備
 2 創造性と制約
 3 アナログ式に計画を練ろう
 4 ストーリーを作り上げる

DESIGN デザイン
 5 シンプルであることの大切さ
 6 プレゼンテーションのデザイン:原則とテクニック
 7 サンプルテキスト:画像とテキスト

DELIVERY 実 施
 8 完全にその場に集中すること
 9 聴衆と心を通い合わせる

THE NEXT STEP 次のステップ
 長い旅が始まる
 
フォトクレジット
インデックス
——

【ブログ内参照】
「第四の波」 その7 中国語版 | オブジェクト脳@kcg
第四の波 その6 ビデオ発見! | オブジェクト脳@kcg

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「第四の波」 その7 中国語版

 よくこのブログで書いている「第四の波」ですが,中国語版があることを発見しました。中国に行ったときに買うことにします。
 タイトルは以下の通り。

全新思维
(A Whole new mind )

 なんと直訳です。日本語版は「ハイ・コンセプト」なんですが…

全新思维/平克-图书-卓越亚马逊

【ブログ内参照】
第四の波 その6 ビデオ発見! | オブジェクト脳@kcg
第四の波 その5–A Whole New Mind Audio Book | オブジェクト脳@kcg

第四の波 その4 |
オブジェクト脳@kcg

第四の波 その3 | オブジェクト脳@kcg
第四の波 その2 |
オブジェクト脳@kcg

第四の波 その1 | オブジェクト脳@kcg
第三の波 |
オブジェクト脳@kcg

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iPS細胞が腸になったんですね

 皮膚からつくったiPS細胞が腸になったんですね。でも発生の過程では,皮膚の一部が陥没して消化器系になるので,皮膚と腸の細胞は親戚ぐらいともいえますね。

iPS細胞から腸管、初の器官作製…奈良県立医大 マウスで : ニュース・研究 : 大学新時代 : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

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KCGI図書室の魅力 その2

 京都情報大学院大学 では,ITと経営に関する書籍がそろっています。
 分野は
0 リファレンス・新着書籍
1 数学・統計一般
2 システム理論
3 IT一般
4 プログラミング
5 データ管理
6 アプリケーション開発
7 ウェブ技術
8 ネットワーク
9 情報セキュリティ
10 ソフトウェア工学
11 プロジェクト管理
12 経営学・ビジネス
13 eビジネス
14 経済学
15 社会学(哲学,歴史学,教育学,政治学,地理学)
16 eラーニング
99 そのほか
100 Faculty Publications (修士プロジェクトレポートなど)

本学百万遍キャンパスから徒歩5分以内のところにある京大生協書籍部には,プロジェクトマネジメントに関する書籍などはほとんどありませんし,京大図書館にもほとんどありません。本学の強みがわかると思います。英文書籍が充実していますが,日本語や中文の書籍も各分野にあります。

KCGI図書室の書籍の分類

図 KCGI図書室内の分野

【参考】
KCGIの図書室の魅力 | オブジェクト脳@kcg

【専門書がそろっているKCGIへ入学しよう】
京都情報大学院大学 | 入学説明会は3月22日
京都情報大学院大学 | 説明会申し込みはしていただきますと,きめ細かな対応をおこないます。

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画期的な日本語学習

未来をささえる日本語力

 この本のその革新性は,数学専攻の専門の著者が大胆に,伝統的な教授法にとらわれないで,日本語に隠されていた規則性を軸に教授法を開発したことです。
 いくつかあげてみましょう。

1 文体は4つに分類
日本語の文体は4つになるようですね。
・書き言葉 本を読む
・話し言葉「丁寧語」  本を読みます
・話し言葉「敬語」   本をお読みになります
・話し言葉「口語」   本を読むね。
 なるほどという感じですね。

2 数の読み方を重視する
「4」が例に挙がっていますね。
「よん」または「し」ということになります。
しかし,実際には「400=よんひゃく」,「4月=しがつ」,「4円=よえん」,「四条河原町=しじょうかわらまち」,「4日=よっか」となり,そんなに単純ではないことが分かります。
 「数の読み方」を重視する教育方法は実践的です。私は初めて訪問した外国は韓国なんですが,数字の読み方と「How Much(韓国語ではオルマイエヨ?)」の言い方さえわかればとりあえず,旅行はできるんですね。

3 文は以下の3つにに大分類して教える
・名詞文(名詞で終わる文)
・動詞文(動詞で終わる文)
・形容詞文(形容詞で終わる文)
 これは中国語とも共通していますね。たぶん,奈良時代ぐらいに中国語の影響をうけたのではないかと私は思いますね。でもすばらしい分析です。

【出典など】
日本語の特徴(著者サイト)

 では目次をあげておきましょう。

【簡易目次】
第1章 日本の現状
第2章 そもそも日本語は本当に難しい?
第3章 日本語教育が壁に突き当たっている理由
第4章 言語教育に対する誤った思い込みの数々
第5章 確実に効果が出せる日本語教授法MISJとは
第6章 言葉を通して見えてくる文化
第7章 日本語を学んでいただくために
第8章 日本人の英語教育について
第9章 日本人にも日本語教育が必要な時代

 著者「岩崎美紀子」の名前をとって,Mikiko Iwasaki Systematic Japanaeseといいます。

【著者のサイト,MISJ】
日本語教育プログラム

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ETロボコン2010実施説明会

 昨日,ETロボコン2010の実施説明会が行われました。今年の目標は関西地区から入賞者,いや優勝を出すことです。関西地区のみなさま,がんばりましょう。

ETロボコン2010説明会

図 京都駅前校のEW31の説明会

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実教出版の情報教員向けセミナー開催中

 現在、ブートチェーサーの解説中です。以下のような画面で設計して、GUIでプログラミングして動かすことができます。

BeautoChaser

図 開発画面

【参考】
ブートチェーサー

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