水と市販ルーだけの具無しカレーを作るという暴挙に出た結果がこれだ

お気に入り無印製キッチンスケール

部屋で使うと一見オシャレ鍋。

やあ。

野菜ジュースで作るカレーのあまりの凄さに戸惑いを隠せない (前編)
野菜ジュースで作るカレーのあまりの凄さに戸惑いを隠せない (後編)

を少し前に書いて幾ばくかの反応があった。しかし結局,具が何にもないときには,野菜ジュースなんて家にねーよ!! それと,ワタシたち10代なんですケド。野菜摂取の事なんて微塵も考えちゃいないんですケド!!

今回はこんな人にもってこいの「水とルーだけで作るカレー」だ。必要な物は市販のルーと,市販されてるやつでも市販されてないやつどちらでも良いけど,水だ。

唯一,水が止められていれば作ることはできないが,ガス・水道・電気のうち,水道が止められるのは一番最後なので,ガスが止まらない間に早く作るんだ!!

どこかでルーと水だけで作ったけど悪くはなかったよ,という話を読んだような気がするので,この水カレーと呼ぶのか具無しカレーと呼ぶのか分からないこのカレー,まず俺がやってみる。

それにしても,KCGの伝家の宝刀カレーネタの対極を突っ走るカレーエントリはこれだと自負できる。

冒頭の画像は,まず何はともあれ分量だ。俺のことを結構適当だと思ってる人がいるようだが,レシピはきっちり守る。そうしないと俺みたいな絶対的料理経験値が低い野郎は,成功しても再現ができない。失敗したときも同様に,何が原因か掴めずフィードバックができない。下手な間は計量をサボるな。

カレールーのパッケージ裏面にある材料表を見ると,ルーと水の比率は 1:6となっている。ルーと水しか見ないのが,そもそもの間違いではないかとうっすら気付くが,気にしない。

ルーを多めに入れてしまうと,水を多く入れなければならなくなり,海のものとも山のものともつかない愛されないカレーが沢山できあがってしまう。それは避けなければならない。水の分量から量ってみる。

鍋の重さを差し引いて量っているので,水は約300グラム。ルーは,これの1/6の50グラムを突っ込めば良い。

小学校給食用容器

給食用容器とMUJIクッキングスケール

同様に器の重さを差し引いてルーを計量すると70グラム。このブロックを更に砕くのは崩れるだろうし,何より面倒だ。水しか使わない超手抜きカレーなんだから,細かい事言ってないで前進だ!! (結局レシピ守らねーのかよ)

ちなみに,クッキングスケールは無印良品製。安価でシンプルでお気に入り。レーシングブレーキパッドから一眼デジタルカメラまで様々なモノをはかるのに大活躍。現行は違うモノのようだ。鍋はキャンプ用品だ。前に載せたときに持ち手がオシャレかもと評されたが,大抵のキャンプ用品はこういう持ち手で,左右に開いて鍋にぴったりくっつき収納性に長ける。サイズが丁度良く,この持ち手のおかげで冷蔵庫への収納にも優れるのでオススメだ。容器は,通販で買った本格小学校給食セットのひとつ。サイズも小さくて気分が乗るぜ。(なににだ)

水とカレールー

水だけなのに灰汁出るの?

計量が終われば,水を沸かす。300ccなんてあっという間だな。カメラ構えながら,一旦火を止めるのを忘れてルー投入。

あわてて火を止め,ルーを溶かすだけの簡単なお仕事もあっという間に終了。必要なのかどうか分からないが,弱火フェイズへ移行し引き続き撹拌。

あっという間にカレー

すっかりカレーらしさが。

なんかもう,とろみも付いてすっかりカレーっぽくなってるじゃないですか!!

そりゃそうだ,このカレールーのブロックは飽くなき研究開発の賜であり多大な手間暇が掛かっており人智の結晶なんだよ! トランスフォーマーで言うならオールスパークみたいなもんだよ! 今ここに戦後のカレーエンジニアの不屈の精神を垣間見たよ! 彼らの真骨頂が今ここでまさに(略)

ブラジルソーセージをトッピング

ブラジル風ミネラルカレー。

数分で完成してしまい,盛りつけ。煮込み過ぎて何も無くなってしまったかのような静寂な水面を見せるカレー。険しい山(ご飯)との対比が美しさすら感じさせる。

今回も寂しかったので,我慢できず先日の学校イベントで袋買いしていたブラジリアンソーセージを焼いてトッピング。後ろに写るのは,野菜サラダだ。10代じゃなくて30代だからな!

さっそく,食べてみる…

これはいける!!

まずくはない。ただ,ちょっと濃いかな。計量でルーが多めだった事と,そもそものあの1:6の比率は野菜をたっぷり入れる前提なので,もっと少なめで良いのだろう。どこまで財布に優しいんだ。

少し水で薄め濃さを調整。ああ,これより美味しくないブクブク(湯煎するタイプのインスタントの意)はゴロゴロあるよ!! 費用対効果ならぬ手間対効果で考えると,これを超えるカレーは存在しないだろう。我々が知らない間に日本の市販ルーはここまで進化してしまったのだ。

しかも今回も前回同様,いきなり作ったのに少し1日寝かせた感がある。ん,そうか!! ルーに「熟カレー」を使ったからか。今まで,こんなにルーの個性を感じたことはない。丸裸にされたルーとでも言うべき様相。今ならはっきり言える,ルーを見極めるなら水カレーに限る。

カレー食べたいけど,カレールー以外の材料がまったく無くて出掛けるのが面倒,かつ水とガスがまだ止められていないという時は,是非どうぞ。


2009/07/29 10:30 追記
今回の素カレーに用いたルーは「ハウス食品 こくまろ中辛」「グリコ 2段熟カレー 中辛」を1ブロックずつの混合です。

2009/07/29 18:00 追記
2日後に食べてみたら驚いた。間違いなく,これは言われなければ具が皆無だと見分けられないレベルに達している。ローカロリーナチュラルエコカレーとか訳の分からん名前を付ければ十分売れるよ!!

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