VMware ESXi 4.0 ハード上で直接動く仮想化ソフト

VMware ESXi 4.0という仮想化ソフトウエアがある。
これは無料で使えます。

OSなしで動かすことが出来る,ハイパーバイザー型と言われるものだ。
仮想化ソフト自身にOSに必要な機能のうち,仮想コンピュータを動かす分と管理ツールのみの構成のものだ。

OSのコードの量がすくなく,動作のためのオーバーヘッドがすくない。
システムのコードの量がコンパクトなのでセキュリティアップデートの範囲が非常にせまい。

ただし,
動作するハードウエアをかなり選ぶ。ディバイスドライバーが少ない。最低限,ESXiがCPUとインサーネットとRAIDコントローラが対応していないと厳しい。

CPUはデュアルCPUが基本。例外的に4コア以上あれば1CPUでもOK。Xeonの5500シリーズ以降なら仮想化のオーバーヘッドが少ない!

メモリは4GBとかないと厳しい。ESXi自体が動くのに1GBは絶対必要。また,各仮想PCごとに,割り当てメモリ以外メモリ管理領域が必要。一応,メモリのオーバーコミット機能というのがあり,仮想コンピュータに割り振れる合計メモリ量は物理メモリの2倍までいけるが,完全に使いきると,しんどくなるので,快適に動作させるなら,合計割り当て可能メモリ量はESXi作業用メモリ1GBを引いた量が現実的でしょう。

つまり,物理4GBメモリ搭載なら,仮想PCには合計3GBまで割り当てが確実に快適動作させる目安だと思います。

RAIDが基本。ただしハードディスクのホットスワップ(動作したままハードディスク交換はハードメーカがESXi用に用意していないと無理。)

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