マリア様がみてる リトルホラーズを読んでみよう☆

マリア様がみてるリトルホラーズ (コバルト文庫 こ 7-62)

こんにちは、ペンギンです。

雨ですねー。
やんだと思ったら、また降りまくりますねー。

憂鬱だけど、たぶんきっとこの雨を欲している誰かがいるはずと言い聞かせて、あれやこれやと過ごしている今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

本日、7月1日。
このブログタイトルの由来のライトノベル・・・新作がついに出ました!!

いやぁー、長かった・・・。
思い返せば、前作の”マリア様がみてるハローグッバイ”が12月の末に出て、いつものごとく張り切って発売当日に買って、さくっと読了した私は暗いところで1人、ひざを抱えて悲しんでおりました。

だって、祥子祐巳編が終盤なのは知ってましたが・・・、まさかラストに”了”がつくとは!

「祥子祐巳編が終わって、次は祐巳瞳子編かなー? ずっとツンだった瞳子のデレが見たいーーー♪」

などと、とても楽しみにしていた私にしてみれば、寝耳に水・・・・・・いや、土砂降りな気分でした。。。

あぁーー、辛かったなあ、2009年の年明け。

・・・で、それから冬が終わり、春が来て、春が去り、今度は夏の入口・・・といった7月1日、新作きましたよ、いやマジで!

「いや、人生って楽しいね♪」

的な気分で、ルンルンと本屋さんをハシゴすること3軒目。
残っていた1冊を無事、GET!
寄り道もせずに帰宅をし、はやる気持ちをおさえてソッコーで読み始めました。
発売日を心待ちにできる作品って、イイですね♪
これで風野真知雄先生も、妻はくの一シリーズの新作を書いてくださったら素晴らしく幸せなのですが。。。少し前に出たばかりですもんね、たぶんもうちょっと先でしょう・・・・・・あぁ、待ち遠しい。

さて、”妻くの”は置いといて、マリア様の新作の内容ですが・・・一応、ネタばれを含むかもしれないので、続きを読まれる方はずずーっとスクロールしてくださいませ。

ネタばれを希望されない方は・・・・・・・・・・・・・というわけで、今日は短く書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

さー、そろそろいいでしょうか?

えっと、今作は、前作の卒業式から1か月前後経った薔薇の館で起こるちょっとした騒動を、新入生で島津由乃の妹となったばかりの有馬菜々目線で描かれた”リトルホラーズ”というお話の合間に以下の短編を差し込む、
いわゆる短編集です。

~収録された短編~

チナミさんと私
雑誌コバルト2008年9月号より収録。
病気のため、入学式にも出れずに10日ほど経ってようやく登校した照(てらす 注・人名です、念のため)。彼女は自分と入れ替わりに、手術のために海外へ行ってしまったクラスメイトが授業等でとってくれたノートを受け取る。そして今度はその続きに自分がノートをとってあげようとするのですが、そんな彼女の前に奇妙な物体が現れて・・・。

ハンカチ拾い
雑誌コバルト2009年5月号より収録。
学校で嫌なことがあって、気分がささくれ立っていた公弥(くみ 注・人名です、念のため)。彼女はふいに立ち寄った公園で、小学生に混じってハンカチ拾いをしている、同じリリアン女学園高等部の制服を着た少女に出会い・・・。

ホントの嘘
日々、何かと些細な嘘をつく習慣のあるありさは、クラスメイトの叔父があるインディーズバンドの所属会社に勤めていることを知る。特に興味のないバンドだったが、ありさの姉 則香(のりか 注・人名です・・・って、これは人名ですね、うん)が大ファンだと知り、とっさに「叔父が所属会社に勤めていて・・・」と、嘘をついてしまう。

ワンペア
雑誌コバルト2008年2月号、4月号より収録。
新任教師として赴任してきた清水多子(しみず なこ)は、副担任として受け持つことになったクラスで、久我メノウ・コハクという見分けがまったくつかない双子の美少女と出会う。あまり関わらないようにという担任の忠告とは裏腹に、2人に接近していく多子だったが・・・。

胡蝶の夢
雑誌コバルト2009年1月号より収録。
周(めぐり)は、自分で自分のことを“本当はオッサン”だと思っていて、親友の善紀(よしき)と春氷(はるひ)にそのことを打ち明けるが・・・。

この間に、いつもの薔薇の館のメンバー(福沢祐巳、島津由乃、藤堂志摩子、二条乃梨子)と、3月の卒業式で怒涛の告白を受けて姉妹の契りをかわした由乃の妹・有馬菜々目線でのエピソードがつづられていくわけです。
前作の続きが気になる一読者としては、かなーり嬉しい展開で楽しく読ませていただきました☆ 
できれば短編集の合間ではなくて、1冊まるまるの長いストーリーが欲しいなあと思ったりしなくもないですが、12月末のあの悲劇を思えば幸せです♪

おとなしめな外見に反して、猪突猛進タイプのお姉さまにどう接するか悩んだり、振り回されたり、でも負けない菜々はこれまでに描かれていなかった新たな一面が垣間見れて楽しかったです。

あぁー、おもしろかった♪
今野先生、ぜひとも続きをお願いします!

あと、風野先生、”妻くの”の続きをお待ちしております!

おもろい本っていいですねー。
さぁ、次はどんな本に出会えるのかな? 楽しみです☆

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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