工場見学へ行こう⑦~サントリーウイスキー山崎蒸溜所編・上~

こんにちは、ペンギンです。

寒いですねー。
ニュースをつければ、雪景色のオンパレード!

某番組で聞いた、スキー場関係者の方の、「空からお金が降ってきた」とのコメントにうなずきつつも、やはり寒さに震えそうになる今日この頃。

みなさま、いかがお過ごしでしょうか~?

さて、今日は前々からハマり続けていて、このブログでもはやシリーズ化している”工場見学モノ”の第7弾!

京都にある、多くのオトナをトリコにするアノ有名工場です♪

サントリー山崎蒸溜所

サントリー山崎蒸溜所

・・・っと、肝心な詳細レポートに行く前に・・・これまでの工場見学レポートはこちら↓

工場見学へ行こう①~京都ヤクルト工場編~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・上~☆
工場見学へ行こう②~グリコピア神戸編・下~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・上~
工場見学へ行こう③~コカコーラ京都工場編・下~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・チキンラーメン体験工房編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・マイカップヌードルファクトリー編~
工場見学へ行こう④~インスタントラーメン発明記念館・写真集~
工場見学へ行こう⑤~造幣局 編・上~
工場見学へ行こう⑤~造幣局・下~
工場見学へ行こう⑥~関西国際空港・わくわく見学ツアー・ダイナミック関空コース~

ではでは、サントリー山崎蒸溜所レポート、行ってみましょう~。

ここでの見学までの流れは、特に他の工場見学と変わることはなく、まずは電話予約し、当日は敷地の入り口で守衛さん(というより、お姉さん)に名前を告げ、敷地内の資料館2Fへ行き、そこにある出発カウンターで開始を待つ・・・という形になっています。

茶色と黒、それから白でシックにまとめられた色調は、ウイスキーという渋いものを作っているからでしょうか、なんとなくオトナな雰囲気♪

なんとなく、これまで行った工場というより、もう少しおだやかなイメージを受けました。前者が陽なら、後者が陰・・・っていうか。どちらが悪いとか、そんなことではなく。

さてさて、今回、見学してきたウイスキーの故郷ことサントリー山崎蒸溜所では、見学ツアーは案内と試飲を含めた約60分で、各10時から15時まで1時間ごとに開催されています。

ちなみに私が行った11月下旬のある日曜日は、季節的に過ごしやすかったからか、結構な数のウイスキーに興味があったり夢中だったりするらしき人々が、カウンターそばで案内を今か今かと待ち焦がれていました♪

↓待合スペースにあった天然水と記念スタンプの置かれた台

サントリー山崎蒸溜所・天然水とスタンプ台

ここで美味しいお水を飲みつつ、磨きぬかれた木製のベンチに座って待っていたら開始時間に♪

まずは、”仕込み発酵”のコーナーです。

この前に”製麦”なる過程があるらしく、パンフレットによると、

”製麦”
原料となる二条大麦を発芽・乾燥させ麦芽にします。サントリーでは、二条大麦のなかでもデンプン質を多く含むウイスキーづくりに適した品種を厳選しています。

ではでは、中に足を踏み入れてみましょう~。

↓仕込用の樽

サントリーウイスキー・ウイスキー仕込み発酵用の樽

↓発酵の樽

サントリーウイスキー・仕込用の樽

これまたシックな形です♪
それぞれに伝統と、どこか特別な雰囲気をかもし出しているような気がします。
気付けばほのかに漂う香りも、見学者の気持ちを少しずつ盛り上げてくれています。

では、ここで前述のパンフレットから”仕込”と”発酵”の工程の解説を引用したいと思います。

”仕込”
麦芽を細かく砕き、温水とともに仕込槽へ。デンプンが糖分に変わり、これをゆっくりと時間をかけてろ過し、きれいに澄んだ麦汁をつくります。麦汁の味わいは仕込水に左右されるため、サントリーは名水の地にこだわり、蒸溜所を開設しました。

”発酵”
麦汁を発酵槽に移し、酵母を加えます。サントリーではさまざまなモルト原酒をつくるため、数千種の酵母の中からイメージするウイスキーの香味にふさわしい酵母を厳選。発酵槽には、ステンレス槽のほか、木桶槽を使用。木桶槽は保温性にすぐれ、しかも蒸溜所内に棲みつく自然の乳酸菌などの働きにより、ウイスキーに豊かな味わいをもたらしてくれます。

さてさて次は、”蒸溜”にいってみましょー。
再び、前述のパンフレットより、引用です~。

”蒸溜”
蒸溜は、ポットスチルと呼ばれる独特の形をした単式蒸溜釜を用い、初溜と再溜の2回行います。
サントリーでは、炎を直接当てる直火蒸溜と蒸気を使った間接蒸溜の2つの加熱方式を採用。

初溜において、発酵でつくり出された香味成分を直火蒸溜では力強いタイプ、間接蒸溜ではおだやかなタイプのニューポットを取り出します。

そして再溜で、これらの成分のうちバランスの良い部分だけを取り出します。

↓初溜釜(初溜中)

サントリーウイスキー山崎蒸溜所初溜釜

↓再溜釜(再溜中)

サントリーウイスキー山崎蒸溜所・再溜釜

これらの2種類の釜の間に、見学通路があるのですが、これが本当に大きい!
人と比べると、その差は歴然です!

サントリー山崎蒸溜所・釜の大きさ

いや~、知らないことばかりで脳味噌ビシバシ刺激されて、いい感じ♪
新しいことを知るって、本当に楽しいです。

これぞオトナの社会科見学ですね♪

この続きはまた次回、じっくりレポートしたいと思います。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)

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