はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+含歯性嚢胞摘出手術翌日篇⑧

こんにちは、ペンギンです。

全身麻酔で親知らずを4本抜歯&含歯性嚢胞摘出手術を受けて、はや7日ー。
もう1週間経ったんですね。早いもんです。
なんだかもう、思い出の彼方にいってしまったような、そんな遠い過去の出来事のように思えます。

・・・って、嘘、嘘!
んなわけないじゃーないですか、たった7日で。
まだ抜糸もしてませんし、唇は痛いし、口も1センチ開くか開かないかだし、口の中に至っては・・・まだまだ痛い!!

一応、主治医の先生が言った通り、術後3日目あたりがピークだったような気がするのですが、それは口の中の腫れ・・・というか、”ただれ”による痛みだったようで・・・。
それがおさまると、今度は歯の中の神経・・・でしょうか、そのあたりがヒリヒリ痛むようになりました。

もしかしたら、はじめから両方が痛みを発していて、”ただれ”の方が激しかったから感じ方が遅かったのかもしれません。

・・・いや、だから、そんなことを知ったとしても、あんまり嬉しくないんですけどねー。

という現在のお話はおいといて、今回は前回の続き、”親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術を受けたよ”という手術後のお話をしたいと思います~。

舞台は前回と同じ、”音羽病院”です。

ちなみに今回に至るまでの親知らずストーリーはコチラ☆

はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①
はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・術前検査と麻酔科受診篇②
はいたの国のペンギン 右側親知らずで救急外来篇③
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院手続き篇④
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術で入院初日篇⑤
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+嚢胞摘出手術篇⑥
はいたの国のペンギン 親知らず4本抜歯+含歯性嚢胞摘出手術終了篇⑦

4月13日(火)
手術翌日、入院3日目は、午前3時40分に目が覚めました。
・・・と言っても、私が病院生活を過ごして、日の出日の入りとともに生きる人間になった・・・・・・からではなくて、ただ痛かったから。

三角巾に氷を挟み込んで、頭のてっぺんに結んで寝ていたのですが、それも数時間もすれば溶けてしまうわけで、服用していた痛み止めも切れてしまえば痛くなるわけで。

しかも、頭から煮立った油を浴びせられるという、最強夢を見て飛び起きるたら、顔のほとんどが熱をもっていて、ズキズキやらガンガンやら、まあ、いろいろしていました。

それで歩いて看護師詰所まで行って、氷と痛み止めのロキソニンをもらって、ウトウト・・・した6時過ぎに、看護師さんが血圧測定と採血に登場~。

しばらくして長かった夜が明けて、朝がやってきました。

7時過ぎ、待ち焦がれたご飯とともに♪

メニューはおかゆと、牛乳、それからブロッコリーとツナの和え物です。

音羽病院・親知らず抜歯翌日の入院食

・・・・・・って、ブロッコリー、でかっ!!
口が0.5センチくらいしか開かない私にとって、このブロッコリーはとてもハードルが高くて、かと言って、ナイフとフォークを持ってきているわけでもなく。

「うーむー・・・・・・」

3回くらいつついたり、持ち上げたりした結果、口に入れることを断念しました。

そして45分かけて、おかゆを食べる・・・というより掃除機のように吸い込み、8時前に朝食終了。
看護師詰所に歩いていって氷をもらいに行ったら、突然、バタンキュー。

看護師さんに付き添ってもらい病室へ戻って、血圧をはかるも異常なし。この頃から寒気がしてきて、少し熱が上がり、夕方くらいまで自力で歩けなくなりました。

それで9時過ぎに呼ばれた口腔外科の診察は、車椅子でお出かけ~。
迎えてくれた主治医の先生はレントゲンを撮り、歯の状況を確かめ、

「右下の親知らず(+嚢胞)があったところですが、顎の骨の治癒のために、親知らず上にあった骨を入れておきました」

と、まるでお天気の話でもするかのように、さらっとお話してくれたあとはお口の洗浄やら消毒やら~。

これが痛くて痛くて・・・・・・文字通り、飛び上がりました。
人間、いざとなれば飛べるんだね。身を持って知りました。

さて、この診察で、主治医の先生から大きな課題を与えられました。

それは・・・・・・そろそろ歯磨きを始めること。
診察台に横になったまま、歯科衛生士さんがお手本を見せてくれることになりました。

「まず、前や横の歯はお手持ちの歯ブラシで磨いてください~」

「ふぁい~~」←口を開けている

「それで傷口付近は、今からお渡しするとても柔らかい歯ブラシ(高齢者用だそうです)を使ってください。縫ってあるところと、その周辺にそっと磨いてくださいね」

「・・・・・・」←恐怖に固まっている

ぬ、ぬ、縫ってあるところって・・・・!!!
前日に手術して、切開したところじゃありませんか!!
持たせてもらった手鏡の中で、歯科衛生士さんが歯ブラシを器用に縫い目に当てているのが見えました。

・・・・・・こわぃぃ!!!!!!

しかし、自分の歯ですもの。
自分でやるしかありません。

とりあえず、決意を固めました。

そして診察を終えて10時過ぎに戻った病室で、抗生物質と痛み止めの点滴をうってもらって、体温と血圧測定と氷をかえてもらい、あっという間に12時過ぎ-。

昼食の時間が来てしまいました・・・。

メニューはおかゆ、お吸い物、さやえんどうを添えた焼き魚(骨抜き)が出てきました。。。

音羽病院親知らず抜歯翌日の入院昼食

・・・・・・ふきも、さやえんどうもお魚も、なんて大きいのでしょう・・・。
それでも食べないと治らないので、1時間くらいかけて頑張って食べました。

お昼過ぎ、熱が少しだけ出て37.7度。
看護師さんより、痛み止めを飲んでいる割には熱が下がらないねーとコメントをいただきました。

ほんのちょっとずつだけど、顔の腫れがひいてきているような気がするのになーと思いつつ、少しウトウト・・・。

16時30分、再び口腔外科の診察があり、なんとか自力で歩いていって受診。
傷口付近の歯にかけてあったカバー(スプリントというらしい)をはずして洗浄し、頬をしっかり冷やして、裂けた唇に薬をがっつり塗るようにと言われました。

それからは3~4時間おきに痛み止めの点滴を受けたり、痛み止めの薬をもらいに行ったりしているうちに夕ごはんの時間がやってきました。

メニューはチクワとチンゲン菜の煮付け、はるさめサラダ、味付け薄目の麻婆豆腐、オレンジ、おかゆです。

音羽病院親知らず抜歯翌日の入院夕食

オレンジなんて無理です・・・。
心がしゅーんと萎んでいくのを感じました。

夜、薬が効いたのか熱が下がったものの、頬の腫れは相変わらずで、誰かのお見舞いに来た子どもたちがすれ違いざまに二度見するくらいの状況が続いていました。

まるで別人!

早く治りたいのでたくさん寝るけれど、頭から下は休息を必要としていないので眠れなくなって、痛み止めを飲んでウトウトしては3時間ちょっと過ぎに痛みで起きる・・・ということを繰り返していました。
 
・・・っと、長くなりました。
この続きは、次回のエントリーで。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(‘∇’)  

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