先日，東京へ行ったときに，日本語研修センターを卒業後，
京都情報大学院大学（ＫＣＧＩ）に進学し，
この９月に卒業して，１０月から東京の会社にコンサルタントとして
就職した留学生，JINくんに会ってきました。

とても元気そうで，近況をたくさん報告してくれました。
（それにしても，よくしゃべるようになったな・・・。
ＫＪＬＴＣ時代は，とっても人見知りで，また，日本語を間違うことを気にして
なかなか自分からは積極的に話すことができなかったのに。。。）
現在のオフィスには１００人ほどいるそうですが，
その中で外国人はJINくん一人だとのこと。

仕事はまだまだ勉強段階で，できることは少ないそうです。
電話をとるのも，日本の会社名や人の名前は聞き取るのが，けっこう難しいらしいです。
今度，中国へ出張する人があるとのことでしたが，
自分はまだ「仕事のレベルが足りないからいっしょに行けない」と残念そうでした。
通訳も含め，日本と中国の架け橋となる人材になって，
活躍してくれる日が楽しみです。
ＫＣＧＩで勉強したことがとても役に立っているそうですが，
「もっと勉強しておけばよかった・・・」と，今，ＫＣＧＩの頃の
資料を引っ張り出して，復習をしているのだとか。
仕事を始めると，「もっともっと勉強しておけばよかった」と思うものなのですね。
現役学生のみなさん，がんばってください。

ちなみに，ＫＪＬＴＣで教えたもう一人の先生と，
三人で食事をしていたのですが，初任給が出たので，
中国の習慣として，「お世話になった人にごちそう」してくれるというのですが，
もう，その気持ちだけで十分です！
また，活躍ぶりを報告してくれるのを，楽しみにしています。

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次のＫＣＧオープンキャンパスは１１月１日（日）開催！

この不況の中，高校生や大学生の就職難がニュースでも
よく聞かれますが，ＩＴ人材の不足は続いています。
ＫＣＧでしっかりと技術を身につけて，
自分自身の未来をつかんでください。

ＫＣＧでは，奨学制度が充実！
みなさんの夢の実現をサポートします。

京都日本語研修センター（ＫＪＬＴＣ）
京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

日本留学試験の日がせまってきました。
日本留学試験の科目は「日本語」「理科」「総合科目」「数学」とあって，
進学する学校を受験するために必要な科目を受験するわけですが，
今，xiaoが指導しているのが，「日本語」科目の中の「記述」問題。

これが，かなり難しい！
その場で初めて見た問題に対して，２０分間で４００字程度の作文を
書かなくてはなりません。
自分の考えをまとめて，論理構成を考えて，文法や語彙も考えながら，
日本語で４００文字を書く！
どうでしょう？日本人であっても，２０分間という短い時間では，
けっこう難しいのではないでしょうか？

それでも，留学生たちは，何題も書いて，練習しています。
問題は，たとえば「『テレビのない生活』と『電話のない生活』のどちらかを選ばないと
いけないとしたら，どちらを選ぶか」というようなもの。
もちろん，どうしてそれを選んだのかの理由も含めて書いていかなくてはなりません。
他にも，「絶対に死なない薬があったら飲むか？」
「『脳死』を人の死と考えることに賛成か反対か」など，けっこうシビアな問題も
出てきます。

９０分間の授業で，たいてい３題書きますが，授業のあとは，さすがに
みんなぐったりしています。
でも，書いたものはなかなかの出来で，添削するほうは，
結構楽しんでいます。

今日は「地球以外の星に移住することになりました。一つだけ持っていけるとしたら，
何を持っていきますか」という問題で，ある学生は「パソコン」という意見，
別の学生は，「『移住する』というくらいだから，住める環境ではあるのだろうし，
何かを持ち込むことで生態系を崩すかもしれないから，
何も持っていかない」という意見でした。
あなたは・・・？