Z1,Z2、タンクエンブレム

Z1 Kawasaki

ファイアボール、火の玉カラーのタンクである。KAWASAKIのエンブレムは、初期型はショートピッチで、Z2には、ごく初期を除いて、ロングピッチが装着された。
これは、輸出モデルのZ1が、生産台数2万台弱までショートピッチが装着されていたが、国内向けZ2は、輸出モデルがZ1Aとなり、ロングピッチのタンクになっても、同じタンクを火の玉カラーに塗装して、装着していたからだ。

73年(昭和48年)の秋以降には、輸出モデルの生産はすでにZ1Aへと以降しつつあったから、国内向けにもロングピッチのタンクだ採用され、それが火の玉カラーに塗装されていたのだろう。

また、内プレスタンクが採用されていたZ1B後期あたりまでは、国内向けZ2も内プレスだったが、輸出モデルが外プレスに変更された後は、国内向けZ2も外プレスになった。

(写真はZ1の1万6千番台、ショートピッチ、内プレスタンク)

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