「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトするのは危険」ホーキング博士

レベルE 1 (ジャンプ・コミックス)

(傑作宇宙人マンガ↑)

2010/04/27 18:50追記

ヤフーニュースにも載りました

ホーキング博士「エイリアンと接触すべきでない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100427-00001010-yom-sci

タイトル通りのニュース記事です。

「宇宙人はいるかもしれないが、コンタクトするのは危険」ホーキング博士

【4月26日 AFP】英国の宇宙物理学者スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士は25日、「宇宙人は存在するかもしれないが、破滅的な結果をもたらす恐れがあるので、コンタクトは避けるべき」と警告した。英国のメディアが報じた。

 これは米国で25日に放送が始まったディスカバリー・チャンネル(Discovery Channel)の新シリーズ「Into the Universe with Stephen Hawking(スティーブン・ホーキングと宇宙へ)」でのこと。

「もし宇宙人がわたしたちのところにやってきたら、コロンブス(Christopher Columbus)がアメリカ大陸にやってきたような結果になるだろう。先住民にとっては決してよい結果ではなかった」(ホーキング博士)

 宇宙人の存在についてホーキング博士は「数学的に考えると、宇宙人が存在すると考えるのは完全に合理的だ」と述べ、真の課題は、宇宙人とは実際にはどのようなものなのか、その答えを見つけることだと語った。(c)AFP

スティーブン・ホーキングさんと言えば、

車椅子の物理学者で有名なイギリスの科学者です。

「ホーキング、宇宙を語る」というミリオンセラーの作者でもある。

ちなみに、ぉぅぇぃはこの本の中国語版を読んだことがあります。

結構難しくて、半分くらいしか意味分からなかったけどね。

中国語のタイトルは「時間簡史:從大爆炸到黑洞」です。

なんか、日本語と全然違いますね…。

英語のタイトルは「A Brief History of Time」ですので、

中国語のほうが原著に近いです。

ここ最近、「宇宙人」の話題はどうやらちょっとホットのようです。

どこかの国のトップは宇宙人の最先端(?)である火星への有人飛行計画を提案したり、

どこかの国のトップは宇宙人と言われたり、

まあ、何かとホットですね。宇宙人。

宇宙人の存在はSF系の作品にかなり頻繁に使われる話題でして、

最近と言えば、映画もBDもDVDも大ヒットした「アバター」も、

要するに「宇宙人」の話ですね。

ところで、ホーキング博士の危惧(宇宙人が地球を侵略)と

アバター(地球人が宇宙人の惑星を侵略)は、

事象は逆なんですが、「出来事」としてはあんまり変わらない…のような気がします。

要するに、第三者の立場で見たら、

A星人とB星人と戦って、お互い略奪しましたが、

力弱いほうが負けて、力強いほうが勝ちました…。

めでたしめでたし…ですね。

だがしかし、ホーキング博士の今回の発言は、

実はSF作品の中では語り尽くされているテーマであり、

別に珍しくもないのですが、

宇宙論の専門家の中の専門家がこの類の発言をしたのは、

ちょっと珍しい…くらいですかね?

とは言えば、危険なのか、安全なのか、

人間の尺度で宇宙人を測ること自身は、

結構困難のような気がします。

宇宙人と言わず、人間の尺度で他の生物、

例えば「犬」を測ってみますと、「なぜ自分のうんこを食べるんだ」と、

科学的に理解出来ても、心情的に拒否反応が起こる事象も結構あります。

そう考えますと、「コンタクトするのは危険」というのは、

危害を加える、あるいは加えられるレベルの話ではなく、

文化の間の理解の困難さを表しているかもしれません。

それはそれで結構難しいけど。

まあ、実際のところ、よく分からないけどね。

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