大河ドラマ 平清盛

ども,第4回も観ましたサスペンダーです。

清盛は,このころ直情型で考えがストレートなんです。
若い人には良くありがちです。結果をすぐに求めるわけです。
それに引き替え,忠盛はさすが平氏の棟梁です。
源氏との関わり,源為義(頼朝の祖父)との対比でよくわかります。
しかし,そんな忠盛も清盛を得るまでは,結果をすぐに求めていたようにも思います。
清盛を得たことで守るべきものの事を考え,平氏(武士)が王家の犬では終わらない,つまり殿上人になる野望をもったのだと思います。

殿上人になった忠盛は,宴の席で舞を強要され,舞っている途中に貴族から辱められます。しかし忠盛は我慢し何事もなかったようにふるまいます。
その場にいた清盛は貴族たちに襲い掛からんとしますが,北面の武士の同僚に止められます。そして,ここでは「政」が行われていると聞かされるのです。
「政」とは政治の事ですが,宴の席で「政」とは?

駆け引きなんです。
摂関家が武士を嫌えばそれに続いて貴族たちも武士を嫌う。
摂関家が右と言えば,みんな右なんです。
そうすることで,政治の世界で生き残っていく。
いつか,きっと偉くなる。
そして,自分の理想(良いか悪いかは別として)とする社会を作り上げようとするわけです。これが「政」なのです。
民の暮らしなどほとんど考えていない。

いつの時代でも,「政」の本質は変わらないんですね。
清盛の「政」への挑戦がますます楽しみです。

それでは。

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*