世界史の勉強中には避けたいアルスラーン戦記

ども,中国古代史小説にどっぷりはまっているサスペンダーです。

さて,ロードス島戦記,宇宙皇子と昔の小説をご紹介してきたのですが,もう一冊紹介させていただきます。

高校時代は,日本史より世界史,中国史よりヨーロッパの歴史が好きでした。
理由は,名前とか覚えたらかけるからです。
例えば,宋の太祖は趙匡胤です。読み方はチョウキョウインです。
宋の太祖はチョウキョウインって覚えても,趙匡胤って書けないじゃないですか。
史実を覚えても,漢字を覚えないとかけない(=点数が取れない)ので敬遠してしまうのです。
(Qサマは漢字じゃなくてもいいので,素晴らしいクイズ番組です。)
その点,ヨーロッパはどうでしょう。
「教皇は太陽。皇帝は月」といった教皇は?
もちろん,インノケンティウス3世ですよね。
覚えたら書ける(=点数がとれる)んです。
だから,ヨーロッパは覚えがいがあったんです。

当時読んでいた本は,アルスラーン戦記
アルスラーン

田中芳樹著のファンタジーです。
これは,とてもおすすめです。面白い!
一番好きなのは,ナルサスかな?それともギーヴかな?

しかし,一部の人には注意が必要です。
それが,世界史を勉強している人なんです。
この本の中に,「イノケンティス7世」という王が出てきます。
似てませんか,「インノケンティウス3世」と。

「教皇は太陽。皇帝は月」といった教皇は?
  1.イノケンティス3世
  2.イノケンティス7世
  3.インノケンティウス3世
  4.インノケンティウス7世

だから世界史の勉強中はおすすめできません。

時代が進んでから読んでください。

それでは。

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