キャッポイズ@高槻市若園グランド

大学野球部の同期4人で。

昨日は大学野球部の同級生,渋谷から依頼を受け,高槻市まで野球の助っ人に行った。同じく同級生の前川と荒木も来ており,卒業以来9年ぶりのグランドでの再会となった。(1ヶ月前に結婚式で会ったばかりだが。)

渋谷のチームは「キャッポイズ」。名前の意味はよくわからないが,大阪の連盟のBリーグに所属しており,なかなかレベルは高い。昨日も気の抜けないゲーム展開となった。

ゲーム開始は13:30。推定体感気温37℃の暑さの中,僕は8番ライトで先発出場。先発投手はもちろん渋谷。彼は大学時代,遠投110mの強肩を買われて内野手から投手に転向,50m走も6秒フラットというスピードスターだ。1回,2回と得点圏にランナーを進められるものの,大して危なげなく無失点に抑える。すると2回裏無死1塁の場面で,われらが誇るスーパーアスリート前川が弾丸ライナーで左中間を深々と破るタイムリー二塁打を放ち,キャッポイズが先制。その後一死1,2塁となって僕が打席に。初球インコースの直球を見逃し,ストライク。2球目真ん中低め直球見送りボール。1-1からの3球目,やや内寄りの甘い直球をフルスイング。普段当てただけのバッティングが多い僕にとって,人生で最も会心のスイングで,まともに当たっていたらフェンスオーバー間違いなしのタイミングと打球の角度だったが,残念ながらバットの先っぽで平凡なレフトフライに。続く荒木も倒れ,この回は1点どまり。

渋谷は3回は三者凡退に抑えたが,4回も二死3塁のピンチを背負う。続く打者の打球は右翼線にふらふらっと上がるフライ。僕は悠々落下点に入り,危なっかしくキャッチ。

5回からは僕がマウンドに。ライトの守備だけで熱中症ぎみになり,吐き気をもよおしていた僕は,ストレートは投げるのしんどいのでフォークでカウントを整えて決め球だけちゃんと投げようという,3週間前に一日2試合投げたときにおぼえた手抜き作戦に出た。ところがこのフォークが全く入らない。カウントを悪くする僕を見て野手がいらいらする中,結局しんどいストレートを投げ続け,ますます吐き気が強くなる。それでも3イニングで出したランナーは四球とポテンヒットの2人だけ。5三振奪い,2塁を踏ませることなく0点に抑えた。

相手投手は手元で鋭く曲がる低めのスライダーが良く,キャッポイズも数多くの三振を喫した。僕の2打席目も,3球スライダーを続けられてあっさり空振りの三振に終わった。

結局1-0でキャッポイズの勝利。決勝タイムリーの前川,完封リレーの渋谷と僕,守備で軽快な動きを見せた荒木と,京大硬式野球部OBの実力が光ったゲームだった。

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