美味い鍋

tori

美味い鍋

目の前でコトコト煮えているのを暖かいまま食べるから,寒いときは鍋が美味い。

さて,ここしばらく,水炊やしゃぶしゃぶなどをポン酢で食べるとき,美味いポン酢の探求にに凝って,あれこれ試していたのであった。

結論は・・・・

第一位・・・
青果の柚子や甘くないかんきつ類と,本醸造の醤油を混ぜるだけが一番である。檸檬醤油でも美味いと思う。
果汁と醤油を自分の取り皿で混ぜて,大根おろしを大根の汁と一緒にたっぷりと入れる。わけぎや青ネギの刻みを入れる。あとは七味をパラり。

市販の瓶詰のブレンドものは,多かれ少なかれ砂糖が入っていて,ひどいのになると化学調味料が多く,舌に残る後味が悪い。すべて却下。

第二位・・・
少々高価(150ccで500円程度)だが瓶詰の柚子の果汁100%と,同じくきちんとした醤油のブレンド。同様に,自分の皿で好みにブレンドする。

柚子やポンカンの100%果汁の瓶詰は高価だけれども,実は,一度にあまり使用しないので,市販のブレンド済みのポン酢より廉く仕上がると思われる。小さな瓶一本で,30皿くらいは行けると思う。

醤油は,近所のスーパーで売っているものの中で,寺岡家のしょうゆとか,湯浅醤油,なんでもいいから,多少上質で,自分が美味いと思うものを混ぜる。

それだけで,美味いつけ汁ができる。市販のブレンド済みのポン酢などより,よほど美味い。化学調味料や砂糖はゴメンだ。

あとは,鶏肉ならばブロイラーでもいいし,普通の豚肉でも良い。地元の好きな豆腐を一丁,白菜や春菊(菊菜)やネギ,好きな野菜を用意する。茸類もかかせない。椎茸はもちろん,エノキやシメジも,舞茸も入れたいネ。

そして,水に昆布ひとかけらと,好みで「本当の干しシイタケ」を入れて,煮る。干しシイタケはひとつで十分だろう。熱風乾燥シイタケと,天日の下での干椎茸とは,まったく味が異なるので,間違えないこと。天日の下の干したものでなくてはならない。

大根おろしはたっぷりと用意する。そして,余った分は残り汁に入れて,一緒に煮る。
そしてうどんや冷や飯や,きりたんぽ,トック,トッポギ,ほうとう,すいとん,なんでもいい,好きなものをいれて〆にする。
出汁に下味をつけたいときは,日本酒と塩,少し醤油を入れて,生卵を混ぜ入れる。海苔があるとさらに良い。細かく砕いて,自分の皿や椀に入れる。

別に高級な食材などいらない。砂糖や化学調味料は極力排して,電磁波ではなく「火」で煮る。美味いものを安上がりに作るのは,基本を押さえるということだ。

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