はいたの国のペンギン 右側親知らずなど・予告篇①

こんにちは、ペンギンです。

ここ最近、日増しに過ごしやすい気候になってきていて、ちょっとだけ浮かれていたペンギンです。

そう、”浮かれていた”・・・過去形です。

・・・というのも、・・・・・・ですねー。

先日、このブログでお話をしました”親知らず出現ストーリー”。

その後、定期的に歯医者さんに通って、あとは抜歯したらメデタシメデタシ・・・という流れになるはずだったのですが。

なぜだかどうして今日のペンギンは、山科区民の駆け込み寺こと、洛和会音羽病院京都口腔健康センター(歯科・口腔外科・矯正歯科)の待合室のソファに、緊張してちんまり座って待っていました。

総合病院だから待ち時間があるだろうと考えて、持ってきたのはあまり家では読まない本で、ジャンルはホラー。
でも、よくよく考えてみれば親知らずの抜歯のための初診を待つのに、怖い本なんてそうそう読み続けられるはずもなく。

おだやかな雰囲気の中、不自然に良い姿勢で待っていました。

・・・というのも数日前、かかりつけの先生に、

「ペンギンさんの親知らずは、顎の神経に近くて難しいから」

と、口腔外科を紹介されてしまいまして。。。

それから昨夜まで、グーグル大先生の手を借りて、さまざまな親知らず抜歯レポートを見ながら、

「私はどんなふうになるのかなー?」

とか、

「抜くのは1本だから、ちゃちゃっとやって日帰りかなー」

とか、あれやこれやと想像したり、変な汗をかいたりしながら、想像をして・・・本日の受診を迎えました・・・。

で、緊張しながら、変に良すぎる姿勢で待っていた・・と。

そんなこんなで待つこと20分弱、しばらくして呼ばれて、顎のレントゲンを撮ってもらったあとに・・・ついに診察タイムがやってきました。

それで私が言われたのは・・・・恐るべき言葉でした。

「ペンギンさん、今、悪い親知らずは1本だけれど、ほかにも3本ありますよ」

・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぃぃぃ!!??

「よ、4本ですか!?」

頭が真っ白になりそうになりながらも、必死に尋ねる私に、とってもエライらしい歯医者さんいわく、

「はい、4本ですね。ほら、この写真にも出てるでしょう? ここ、ここ、ここ、ここ」

上下左右を指差して、・・・・・・確かに4本。
4本あります。

そっかぁ~~、1本じゃなくて4本だったんだね♪

4倍、4倍、4本です~~~♪

・・・・・・・・・・・・・って、全然うれしくないし!!!

だいたい、親知らずの抜歯って1本でも日帰りでメチャクチャ大変らしいのに、4本って、それはものすごくものすごく大変なんじゃないですか!?

「・・・・・・」

予想外の数字に呆然としている私。
あまりに呆然としすぎていて、術前の申し込みのために問われた年齢にも答えられない始末で・・・。

そうこうしている間に、手術(親知らずの抜歯って、小手術みたい)を担当してくれる先生がやってきて、今後の手順を説明しつつ、申し込み~。

↓もらったプリントの歯のイラスト。本当にこんな感じで生えているのです。・・・というか、これよりもっとひどい、顎の骨に埋まっている状態らしいですが。。。

親知らず(智歯)抜歯・下顎埋伏智歯の抜歯について

結局、3月中旬に術前の健康診断をし、4月に・・・・・・あぁ、考えたくもないし、想像したくもありませんが、全身麻酔で4本抜歯の上、2泊3日の入院をするはめになりました・・・。(3月は予約がいっぱいなんですって)

こうして書いている今も、油断したら力ない笑いがこぼれてきそうです・・・。

病名:下顎右側智歯部含歯性嚢胞、左上・右上・左下・智歯周囲炎
手術形式:嚢胞摘出術、智歯抜歯

漢字だらけで、素人の私から見たらちょっと戒名のような・・・・・・って、縁起でもないです!!!

あぁぁ~~~~~・・・・・・。

思えば、Aliceさんから親知らずの話を聞いたのが1月下旬。
それからほぼ1ヶ月で、まさかこんな事態になってしまうとは・・・。

人生、どこにどうすっころぶかわかりません。。。

とりあえず、親知らずレポートはまだまだ続きそうです・・・。

マイムマイムを踊る中に割り込んできたオッサンは、ひとりではなかったんですね・・・。まだまだいた・・・・と。。。

あーあーあーあーあーあー・・・・、もうやだ・・・けど、抜かないと・・・ふぅぅーーー・・・。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー(半泣き)。。。

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はいたの国のペンギン 右側親知らず・予告かもしれない篇

こんにちは、ペンギンです。

寒くなったり暑くなったり、雨が降ったり降らなかったりと、なんだか嫌な天気が続きますが・・・、皆様、いかがお過ごしでしょうか?

・・・え、私ですか?

それがですねー、聞いてくださいよ、もぉ・・・。

1月下旬頃、KCG某所にて、Aliceさんが物悲しげに頬をおさえている風景に遭遇しました。

「あれー、Aliceさん。どうかしたのー?」

と、半ばドラマティックな展開を想像しながら聞いてみたら、親知らずが痛いとのこと。

そうか、歯が痛いんだ。
それで私はなんとなく、過去に親知らずらしきものを抜いたときの話をしておきました。

・・・今となってみれば、あのときの私はまだ幸せだったのですが。

それから数日経った、2月の上旬―。

右の奥歯がなんだか痛いな?と思った私はAliceさんのこともあって、そそくさといつもの歯科へ~。

ペンギン大好き・話し上手で説明上手な歯医者さんに症状を説明したところ、

「あれれ? それはちょっと匂いますね~」

と、どこかの名探偵のような台詞のあとでレントゲン室へ誘われ・・・。

数分後―。
思ってもみなかった恐ろしい言葉を宣告されてしまいました・・・。

「あらら~、ペンギンさん。これ、親知らずですよ~。ほら、横向きに生えてるこの歯」

親知らずって!
しかも横向きに生えてるって、何ですかそれ!?

たとえて言うなれば、みんなが仲良く手を取り合ってマイムマイムを踊っていたときに、どこからともなくオヤジさんがやってきて、

「オジサンも仲間に入れてくれよ~」

「きゃ~、やめて~」

「やめて~、ギュウギュウになっちゃう~」

「横向きでいいからさ~、仲間に入れてくれよ~。ほら、入った♪」

「きつい~~」

「やめて~~」

・・・とまあ、こんな感じですよね、たとえて言えば。

そんな光景が、歯茎の中で起こっている・・・と。

で、現実、私の目の前では、見事、推理を的中させた名探偵よろしく歯医者さんが、にこにこと言いました。

「んっとね、これはちょっと大変かな。院長先生にやってもらった方がいいですね。処置自体はね、1時間くらい前に来てもらってね、それでね、ここを・・・して、・・・・・・・・・して・・・・・・で・・・・・・」

ここから彼女が何を説明してくれたのか・・・私は覚えていません・・・。。。

なぜなら私、頭が真っ白、気分的には髪の毛も真っ白になった気分で処置台の上に横になっていましたから。。。

ちなみに歯医者さんいわく、私がかつて抜いた”親知らずらしきもの”は親知らずではないらしく、”ただの歯”と推測されるそうです。

・・・”ただの歯”って・・・。
いや、一応、抜いたのだから、”ただではない歯”だったのでしょうけれど。

それはさておき。

とりあえず、今週は様子見で、来週にどうするか決めましょう・・・とだけ言われて、帰宅した私。

しくしくしく・・・と心の中で泣きながら、今週、どことなくスッキリした顔でKCGを闊歩しているAliceさんを羨ましげに見つめる日々なのでした。

・・・いやですね、”親知らず”。
ってか、何、”親知らず”って可愛らしい名前は。
”魔犬の牙”とか、そんな名前の方がお似合いでしょう。それか”悪魔の悪戯”とか。

・・・・・・なんて、名前に八つ当たりしてもしょうがないですね・・・。

次回は「はいた(歯痛)の国のペンギン 右側親知らず・抜歯するかもしれない篇」です。

・・・って、続くのでしょうか? ・・・・・・わかりません。
今度、レントゲン撮ったら、消えているといいけれど。

・・・・・・というわけで、今日もダラダラ書いてしまいましたが、お時間です。

マタキテネーー。。。

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