機会があって,最新のポルシェを運転させていただきました。水冷リアエンジンの911は,昔の空冷エンジンとはかなり違っていて,音だけ多少バサバサと,似たような音が後ろから聞こえてくるものの,決してそれは昔の空冷ではなく,足回りもしなやかで,滑らかに加速します。
うーん,街中でこの程度だと,高速道路100kmでは,あの程度だろうな,と想像できるくらい,とても滑らかでよくて来ている足周りです。
時速160kmあたりを超えて,オーバー200kmになったとき,真価を発揮する車。
しかし,そんな速度はサーキットでしか出せません。しかも,もてぎや筑波,そしてよく行く岡山やセントラルなど,ある程度自分で走って知っているサーキットでさえ,せいぜい200も出ていれば恐くなってくるのだから,300kmの世界なんて,どうなんだろう?
若い頃はスピードがスリルで楽しかったのは事実ですが,歳とってから,適度な速度で軽くスポーツすることの楽しさを知りました。限界まで行くと,肉体的にも精神的にも,しんどいんですね。
法定速度内で,適度に楽しいスポーツカー,どこか作ってくれないかな。
KCG レーシング
ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科