BMW F1撤退

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8月29日,BMWグループは,2009年シーズンをもってF1活動から撤退することを発表しました。
28日に行われたBMWの取締役会において,F1撤退の決断が下されたとのことです。
しかし,ツーリングカー,フォーミュラBMW,ALMSなど,F1以外のモータースポーツ活動は続けていくことを明らかにしています。
BMWによると,F1から撤退することにより,リソースを新たなドライブテクノロジーおよび持続性の分野のプロジェクトに集中させるということですが,自動車各社にとって環境技術投資の必要性が日増しに高まっているなか,巨額な資金が必要となるF1参戦を見直す動きは今後も続きそうです。
BMWはウイリアムズとパートナーシップを組んでF1に参戦した後,2005年末にザウバーF1チームを買収し,ワークス参戦。2006年はランキング5位,2007年は2位,2008年にはロバート・クビカによりカナダで初優勝を挙げ,ランキングも3位と好調でしたが,レギュレーションが大きく変わった今年は低迷し,第10戦終了時点でわずか8ポイント,ランキング8位と低迷しています。

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F・マッサ負傷 F1ハンガリーGP公式予選

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マッサ

中央の黒い物体(スプリング)を前輪ではね上げて,ヘルメットに直撃
(写真:フジTV)

マッサ2

ノーズからタイヤバリヤーに突き刺さった
(写真:フジTV)

F1第10戦ハンガリーGPの公式予選Q2(25日,ハンガロリンク=1周4.381キロ)で,フェリペ・マッサ(フェラーリ)が他車から落ちた部品を頭部に受けてクラッシュするアクシデントがありました。マッサは,サーキットからヘリコプターでブダペスト市内の病院に移送され,緊急手術を受け手術は無事終えましたが,26日の決勝レースには出場しないとのことです。
また,公式予選Q3では,コンピュータ・システムのトラブルが発生し各チームとも自分の順位が確認できない状況になりました。タイムや順位が表示されない画面では,「おもしろさ」が違いますね。改めてIT(コンピュータ)の存在感を思いました。
予選結果は,フェルナンド・アロンソ(ルノー)が18回目のポールポジションを獲得。中嶋一貴(ウィリアムズ)は今季3度目のQ3(ベスト10台)に進出して9番手。ポイント獲得が期待されますが,来季のシート獲得のためにもそろそろポイント(入賞)が欲しいところ。

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ホンダ F1復帰はない

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本田技研工業株式会社の伊東孝紳新社長によると,例え経済が改善したとしても,我々に復帰の意欲はないというのが現在の状況だとして,F1復帰を望まないと語ったのことです(7月13日)。以前は,財政状況が回復すればF1復帰を考えるだろうと語っていたとのことですが・・・・。
伊東社長によると,F1は企業が様々な力を試す場ではなくなりつつある。レギュレーションによる制限が多くなり,我々が新分野に挑戦する余地はほとんどないとして,企業としてF1復帰が魅力的なものではなくなっているとのことです。
確かに,毎年のレギュレーション変更により,シーズン途中からの新エンジンの投入も出来ず,あっても空力パーツの交換くらい。新エンジン投入で,タイトル争いが一挙に逆転することもなくなりました。弱小チームもレースに参戦しやすいようにと,経費を抑える方針のようですが,馬力信仰者の私にはエンジンのパワー競争の時代が懐かしく思います。
ホンダスピリットを掲げ,技術力の向上の手段としてモーターレースへの挑戦をすすめ,ホンダパワー時代を築き,多くのファンに夢を与えてきたホンダだったからこそ,伊東氏の発言にもうなずけるところもあります。
昨年末,F1から撤退しホンダF1チームを引き継いだブラウンGPは,新規参入チームとしての記録を塗り替えながら現在タイトル争いをリードする活躍をしています。これもすべてホンダが作ったもなのに・・・・・,残念無念。http://blog.kcg.ne.jp/motor//5839

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ミシュラン 創立120周年で歴史展示

ミシュラン




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ミシュランは,アンドレとエドワールの兄弟によって1889年に設立されたフランスのタイヤメーカーで,世界で初めてラジアルタイヤを製品化した世界最大級のタイヤメーカーです。自転車,バイク,自動車,飛行機などのタイヤを日本をはじめ世界中で製造・販売し,WRC,ル・マン24時間耐久レースなどのモータースポーツ用タイヤでも大きなシェアを持っています。F1では2006年まで,MotoGPは2008年まで参戦していました。
また,1900年に自動車旅行者への情報を提供するために同社が発行を始めた『レッドガイドブック』は,「三つ星」評価付きの旅行ガイドブックとしてよく知られています。
このミシュランが,今年,創立120周年を迎えたことから,本社のあるフランスのクレルモンフェランに「ラバンチュール・ミシュラン」と呼ぶ2000平方メートルの展示スペースを設置し,貴重な企業遺産としてこれまでほとんど一般公開されてこなかった,複葉機のブレゲ14や,タイヤを履いた列車のミシュリーヌなども展示され,一見の価値があるとのことです。
見学は約2時間で,入場料は一般8ユーロ,学生7ユーロ。事前にホームページから予約・チケットを購入することが望ましいとのこと。
ヨーロッパへの旅行を計画されている方は,見学を考えてみては。

「二輪車新聞」
http://www.michelin.co.jp/index.html

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富士スピードウェイ F1日本グランプリ開催中止を発表

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7月7日,富士スピードウェイ株式会社は,2010年以降,鈴鹿サーキットとで隔年開催を予定していたF1日本グランプリの開催中止を発表しました。(6日の臨時の取締役会で決定)

富士スピードウェイでは,2007年,2008年のF1日本グランプリ開催での経験を踏まえ,交通アクセス手段の見直しなど,2010年の開催を目指していたようですが,昨年10月以降の世界的な経済不況に伴う著しい経営環境の悪化と,早急な経済回復の目途が立ちにくい事情など,企業存続の観点から開催を断念したとのことです。

<代表取締役社長 加藤裕明のコメント>
2010年以降の富士スピードウェイでのF1日本グランプリ開催を断念いたしました。2006年3月にF1日本グランプリの開催を発表してからわずか3年でこのような決断を余儀なくされま したことは,まさに断腸の思いです。
昨年,一昨年の大会にご来場いただきましたお客様,今後の富士スピードウェイでの大会を楽しみにしていただいていたお客様,そして多大なご理解とご支援を賜りました地元ほか関係者の皆様には,ご期待に添えない結果となりましたことを深くお詫びいたしますとともに,これまでのご厚情に対し心よりお礼申し上げます。
今後も,モータースポーツの発展のためにより一層努力してまいる所存ですので,どうかご理解を賜りますよう,お願い申し上げます。
(富士スピードウェイ・プレスリリース)

サーキット運営に対する経済状況について,サーキットの(広告)看板,国内のレースでも観客数が激減していることも影響しているようです。

鈴鹿(ホンダ)は,大丈夫でしょうか?

http://www.topnews.jp/

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トヨタ 日本GP開催撤退!?

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トヨタのスポークスマンによると,傘下にある富士スピードウェイでの来年のF1開催について,「さまざまなことを検討しているのは事実」と語ったとのことです。一部の報道では,7月中にも来年の開催から撤退することを正式に発表すると関係者が語っていたようです。
富士スピードウェイでは,2007年と2008年に日本GPが開催されましたが,2009年からはホンダが所有する鈴鹿サーキットとの交互開催になり,来年2010年は富士スピードウェイで日本GPが開催される予定となっていました。
また,「共同通信」は,富士スピードウェイが日本GP開催から撤退し,鈴鹿サーキットが毎年F1を開催する可能性があると報じたとのことです。
トヨタF1チームのホームレースを開催するために,大規模な改修工事を行い体制を整えたばかりなのに。F1は開催しても儲からないのでしょうか?
トヨタは,世界的な不況の影響を大きく受け,数十億ドル(数千億円)もの損失を計上していましたが,やはりモータースポーツは・・・・・・。
個人的には,鈴鹿での開催はありがたいのですが。
http://www.topnews.jp/

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