PIリサーチ社製のデータロガー
予選でのオーバーステアの原因について,データロガーのデータを解析しました。
KCGシビックには,英国のPIリサーチ社製のデータロガーを搭載し,スピード,エンジン回転,アクセル開度,サスペンションストローク,縱G,横Gなどのデータをロギングしています。
マシンは,これらのデータと,車載カメラ,ドライバーのコメントをもとに,各サーキットの状況に合わせてセットアップを進めて行きます。
富士のコースはシビックでは初めてのため,初日(木曜日)の練習走行はコースの走行ラインを覚えるため費やし,翌,金曜日の走行でデータを収集してセットアップを進めて行く予定でしたが,走行1はドライ,そして走行2はウエットになったためセッティングを煮詰めることが出来ませんでした。
そのような状況で今日の予選に臨みましたが,結果は,・・・・。
コーナー進入時のフロントグリップが想定より高く出てしまい,リヤがグリップを失ってしまいました。
明日の決勝は,一発勝負になります。
画像はその時のサスペンションストロークの様子を表示しています。
車載カメラ
KCG レーシング
ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科