7月7日,富士スピードウェイ株式会社は,2010年以降,鈴鹿サーキットとで隔年開催を予定していたF1日本グランプリの開催中止を発表しました。(6日の臨時の取締役会で決定)
富士スピードウェイでは,2007年,2008年のF1日本グランプリ開催での経験を踏まえ,交通アクセス手段の見直しなど,2010年の開催を目指していたようですが,昨年10月以降の世界的な経済不況に伴う著しい経営環境の悪化と,早急な経済回復の目途が立ちにくい事情など,企業存続の観点から開催を断念したとのことです。
<代表取締役社長 加藤裕明のコメント>
2010年以降の富士スピードウェイでのF1日本グランプリ開催を断念いたしました。2006年3月にF1日本グランプリの開催を発表してからわずか3年でこのような決断を余儀なくされま したことは,まさに断腸の思いです。
昨年,一昨年の大会にご来場いただきましたお客様,今後の富士スピードウェイでの大会を楽しみにしていただいていたお客様,そして多大なご理解とご支援を賜りました地元ほか関係者の皆様には,ご期待に添えない結果となりましたことを深くお詫びいたしますとともに,これまでのご厚情に対し心よりお礼申し上げます。
今後も,モータースポーツの発展のためにより一層努力してまいる所存ですので,どうかご理解を賜りますよう,お願い申し上げます。
(富士スピードウェイ・プレスリリース)
サーキット運営に対する経済状況について,サーキットの(広告)看板,国内のレースでも観客数が激減していることも影響しているようです。
鈴鹿(ホンダ)は,大丈夫でしょうか?
http://www.topnews.jp/