THE DAILY YOMIURI によると,トヨタもF1撤退の可能性があったとのことです。
昨年12月5日に本田技研がF1からの撤退を発表したころ,トヨタも撤退の危機に直面しており,昨年12月22日の記者会見でF1を続けると発表した,その時点では,メインスポンサーのパナソニックが2009年の契約更新をする前だったとのこと。
トヨタチームによると,「モータースポーツは重要な文化活動。厳しい状況下での継続は大切な意義がある。」として,チーム施設(ドイツ)の従業員の削減などコスト削減を図りつつ活動を続けていくとのことです。(今年は悲願の優勝が見えているとの発言もあったようです。)
日本でも少し前までは,「モータースポーツは文化である」とよく言われていたように思います。日本のメーカーはこぞってモータースポーツに参戦し,一時はモータースポーツ発展の中核をを担っていたかにみえましたが・・・。世界経済不況の中,日本の多くのメーカーは,活動を休止・撤退しました。やっぱりというか,日本では「道楽?」(商売にならない)の域を越えることがまだできていなかったようです。
モータースポーツの本場,欧州のメーカーは,なんとか踏みとどまろうと努力し,「撤退」というニュースはほとんど聞こえてきません。
ちょっと寂しいですね。
KCG レーシング
ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科