ホンダF1撤退

KCG レーシング
ホンダのF1撤退を最初に聞いた時,「当然か。」というのが第一印象。
2006年に,B・A・Rの株式を100%取得し,38年ぶりにホンダのワークスチームとしてF1に参戦することになった時,日本の多くのファンが近い将来にコンストラクターズタイトルの獲得を期待していたことと思います。
撤退の理由は,世界的な金融危機による業績悪化。
米国市場で成長を続けてきた日本の自動車メーカーにとってその影響は大きく。また,現在F1に参戦しているすべての自動車メーカーが直面している問題でもあります。
その中で,ホンダは2009年に向けての開発費用なども絡み,2008年の年間経費は500億円超。最も高いコストをかけながら最も成績の悪いメーカーといわれるなか,ビジネスの面から考えれば,F1などやっている場合ではないというのがむしろ普通の感覚であり,企業としては正しい判断であったというのが大方の評価のようです。
しかし,ホンダは創業者故本田宗一郎氏のチャレンジャー精神を引き継ぎ,「レースは自分たちのDNA」としてモータースポーツを象徴する企業イメージを創り,その企業理念に共感した多くのファンが存在したことも確か。
無念さとともに少し裏切られたような複雑な気持ちになります。
残念。
KCG レーシング
ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科

京都コンピュータ学院
京都情報大学院大学

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