スポーツカーで通勤する,得意先周りをする,配達をする,etc.
そういったことをしたら,昔だと非難があったでしょうが,いまなら,しても良い時代になったのではないでしょうか?若者の車離れが加速し,スポーツカーを見ることが少なくなった今,ちょい古めの経費のかからないスポーツカーを手に入れて,ちょい手を入れて,街中で信号GPなんてなことはせずに(するとしても自己責任で),アグレッシブに仕事して,前向きに生きる。
80年代から90年代のスポーツカーなら値段もこなれていて,安いのだと数万円から数十万円で十分入手可能です。値段の廉いところからいくと,フェアレディ,RX-7,ポルシェ944,フェラーリの4シーター,等など。フェラーリ4シーターはさすがにベース車で100万くらいは必要ですが,他のものならば,数十万円,うまく買うと数万円で買えるでしょう。これに,修理レストア改造費用を数十万円~100万くらいをかけるという。
そういった修理改造費用は,当然,腕があればかなり廉くすみますから,お金をかけるか自分で勉強して自分でするか。もちろん,後者のほうがエンスーでかっこいい。
10万円の中古車に100万円の修理費用というと,その予算配分に驚くかもしれませんが,そういったスポーツカーは,手を入れると入れただけ,答えてくれます。その筆頭はポルシェ。ポンコツでも腐ってもポルシェ,です。ボディがしっかりしているし,機関も手を入れると蘇ります。イタリア系は,雨ざらしになっていたものは再生不可能なものがありますから,ドイツ系が無難でしょう。イギリス系は,本国やアメリカで買うとパーツが廉いのでありがたいですね。
しばらく,ポルシェを例に取り上げて,古いスポーツカーを普通に乗ることを考えてみたいと思っています。少なくとも,ワンボックスの新車を買うよりはコストパフォーマンスに優れていると思いますね。