メルセデス・ベンツがブラウンGPを買収し,来年は”メルセデス・グランプリ”として参戦することを発表しました。
メルセデス・ベンツのディーター・ツェッチェ会長によると,現在保有しているマクラーレンの株式40%を2011年までに手放すことで,よりコストを抑えた形で,さらに効率よくF1に関与していくためとしています。また,ブラウンGPのチーム代表であるロス・ブラウンは,チーム代表に留任するものとみられています。
一方のマクラーレンは,少なくとも2015年まではメルセデスのエンジンを搭載し,これまでと同じようにシルバーと赤のカラーリングのクルマを走らせることを発表しています。
ホンダの撤退に始まり,トヨタの撤退で幕を閉じた2009年シーズンでしたが,2010年新シーズンの体制は着々とまとまりつつあります。