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F1第8戦イギリスGP決勝 速報
6月21日(日),シルバーストン・サーキット(1周/5.141km,60周/308.355km)で,現地時間13時(日本時間21時)から決勝が行われた。
期待の中嶋選手は,健闘むなしく11位でフィニュッシュ。トヨタもヤルノ・トゥルーリが7位とまたしても残念な結果となりました。
決勝の結果は,ポールからスタートしたベッテルが優勝,2位にウェバーが入り,レッドブル2度目の1-2フィニッシュを達成。
3位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP),4位フェリペ・マッサ(フェラーリ),5位にチームメイトのニコ・ロズベルグ,6位ジェンソン・バトン(ブラウンGP)。
次戦は,7月10日(金)ドイツ ニュルブルクリンク。
http://www.topnews.jp/f1/10915.html
投稿者「kishimoto」のアーカイブ
F1が存続の危機
F1参戦チームによる団体FOTA(Formula One Teams’ Association)と,国際自動車連盟FIA(Federation Internationale de l’Automobile)は,懸案となっていた予算制限の合意が出来なかったことから,FOTAが新たなシリーズを立ち上げると発表したことにより,現行のF1グランプリが存続の危機に立たされている。
昨年の12月,ホンダが経済危機を理由にF1からの撤退を発表。それに続いてWRC(世界ラリー選手権)でも,スバルとスズキが同時期に撤退するなど,3つの主要な自動車メーカーがモータースポーツシリーズから撤退したことから,FIAとFOTAの両者がコスト削減を実行する必要があると確信したことに始まる。
まず,FOTAから提案しされたコスト削減案では,プライベートチームにとってF1参戦を維持できるレベル(高額すぎ)ではないとFIAが反対。FIAは新規プライベートチームの参加も考慮しつつ,自動車メーカーらが妥当な水準の投資で競うことができるようにする方向で解決する意向だった。
しかし,FIAは突然レギュレーションを修正して2010年シーズンからの導入を決定。それに対して“2重構造”のレギュレーションが導入されるとしてFOTAから異議が噴出した。
そのレギュレーションの内容は,年間約44億円のコスト制限を受け入れるチームは,エンジンの回転制限なし。テスト禁止も免除,さらに2つの可動式ウイングなどを含むその他のアドバンテージを自由に利用することができる。しかし,この計画を拒み,無制限の年間予算での参戦を続けるチームは,2009年のレギュレーションに近い制限で戦わなければならないというもの。
FOTAはこの2重構造となるレギュレーションと,F1年間予算の80%以上を削られることになるチームがあることから,F1がレースカテゴリーや新技術の頂点に立つことが阻止されるとして,FIAの提案を拒否。両者の交渉が始まり,FIAは年間予算を約60億円に引き上げる議論に同意したものの,実施時期についての調整がつかないまま話し合いは続いていった。
その後,ウィリアムズ,フォース・インディアが,FIAに来年度のエントリー書類を提出したことから,6月19日,残り8つのチーム(フェラーリ,ルノー,トヨタ,BMWザウバー,ブラウンGP,マクラーレン,レッドブル,トロ・ロッソ)は新しいモータースポーツ・チャンピオンシップを創る意図を発表した。
現状では,来年のF1は13のプライベートチームがグリッドに並ぶことになり,既存のチームはウィリアムズとフォース・インディアだけになる。
F1の財政関連の専門誌(Formula Money)によると,8チームを失うことで,1年間の投資で約2,130億円もの損失が出ると予測されている。
今後,同意に達することも可能性としてあるとのことですが・・・・・。
FOTAが主張する高次元での競争のための技術開発と予算の関係と,FIAのコスト削減 による新チーム参入誘導での活性化。いずれも将来のF1の発展を思っての主張ですが。
どうなるのでしょうか。
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F1第8戦イギリスGP 公式予選 速報
KCG レーシング
F1第8戦イギリスGP 公式予選 速報
なんと,中嶋一貴選手が,チームメイトのニコ・ロズベルグ,ポイントリーダーでブラウンGPのジェンソン・バトン選手を抑えて,予選での自身最上位となる5番手を獲得。 トヨタのヤルノ・トゥルーリ選手も4番手につけて,トヨタと中嶋選手の表彰台が見えてきました。
明日の決勝レースが期待されます。
F1第8戦イギリスGP 公式予選結果
1 セバスチャン・ベッテル レッドブル・ルノー
2 ルーベンス・バリチェロ ブラウン・メルセデス
3 マーク・ウエーバー レッドブル・ルノー
4 ヤルノ・トゥルーリ トヨタ
5 中嶋一貴 ウイリアムズ・トヨタ
6 ジェンソン・バトン ブラウン・メルセデス
7 ニコ・ロズベルグ ウイリアムズ・トヨタ
8 ティモ・グロック トヨタ
http://www.as-web.jp/news/info.php?c_id=1&no=20703
アイルトン・セナのドキュメンタリー映画が制作される
1989F1 suzuka
ホンダエンジンをもって圧倒的な速さと強さ,レースにかける姿勢,また,日本人的なメンタリティを持っていたことから,モータースポーツ・ファンならずとも,アイルトン・セナのファンは多いと思います。このセナの,1984年のF1デビューから,1994年5月1日,第3戦サンマリノGP(イモラ・サーキット)でのアクシデントで死を迎えるまでの,10年間の人生とF1キャリアを語るドキュメンタリー映画の制作が,イギリスで行われるとのことです。(ワーキング・タイトル・フィルム社)
F1バーレーンGPでトヨタが初のフロントロー独占!
ついにパナソニック・トヨタ・レーシングの2台が,予選で1,2位を獲得。初優勝が期待されます。
昨年の日本グランプリ以来3度目のポールポジション(PP)ですが,今回は2台が先頭に並ぶ必勝体制です。
今シーズン(3戦)の優勝は,全てポールポジションからスタートした選手が獲得していることから,トヨタ,出走127回目で悲願の初優勝が見えてきました。ガンバレ!!
一方,ツインリンクもてぎで開催されている,MotoGP第2戦 日本GP(4月26日決勝)の公式予選は,天候不良のため予選が中止。決勝のグリッド順は,金曜日のフリー走行での総合タイム順で決定。結果,バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)がPPを獲得。2番手にケーシー・ストーナー(ドゥカティ)。3番手にホルヘ・ロレンゾ(ヤマハ)。ワークス参加のホンダ勢は,アンドレア・ドヴィツィオーゾ(Repsol Honda Team)が7番手。トニー・エリアス(Team San Carlo Honda Gresini)9番手,ダニ・ペドロサ(Repsol Honda Team)11番手,今シーズン唯一のMotoGP日本人ライダーの高橋裕紀(Scot Racing Team MotoGP)は13番手からの追い上げのレースとなっています。
250ccの青山博一(Scot Racing Team 250cc,ホンダ)は,予選2番手でホームレースでの上位入賞が期待されます。
2009 F1 KERS?
KERS (運動エネルギー回生システム)
2009年のF1レギュレーションの改正で,もっとも注目されるのがKERS(運動エネルギー回生システム)です。
KERS(Kinetic Energy Recovery System)とは,これまで熱として放出されていた減速時のエネルギーを回収し,機械的または電気的エネルギーとして貯蔵し再利用する一種のハイブリッドシステムのようなのもです。
KERSの対象となるのは,今年はリアブレーキのみ。最大出力は60kWで,これを馬力・時間換算すると81.6馬力のパワーアシストを一周につき6.67秒間使える計算になります。KERSのエネルギー貯蔵方式としては,バッテリー(電気式)とフライホイール(機械式)の2つが考えられています。
電気式KERSは,制動時の運動エネルギーでモーター/ジェネレーターを回すことによりバッテリーに蓄え,必要なときに駆動力として放出します。また,機械式KERSは,ブレーキング時の回転とフライホイールの回転をCVTが調整することによって,エネルギー回生と出力が行われるとのことです。(電気式は何となくわかりますが,機械式は??なんだかよくわからないですね。)
一方,デメリットとして,KERS搭載によって,約35kgの重量負担と,マシンバランスに重要な重量配分が制限されるという大きな問題があります。タイヤに影響を及ぼす影響も無視できません。
実際,このKERSを開幕戦で使用したのは,全20台中わずか7台。これは,KERSによる追加のパワーよりもマシンバランスを優先した結果ともいえます。予選は一周の速さを競いますが,KERSを搭載したマシンの最上位は,フェラーリのフェリペ・マッサの7番手で,まだまだ威力は発揮できていないようです。
シーズンの後半になると,技術も熟成され,エキサイティングな追い越しシーンが見られるのでしょうか・・・?
KERSの仕組を含め,昨年から今年のレギュレーションの変更箇所を比較した動画をみつけたので紹介します。
Sneaky peek of the Red Bull RB5
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京都コンピュータ学院自動車制御学科
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侍ジャパン!
本家アメリカ合衆国に勝って,アジアの強豪韓国にも勝って,世界一!
侍ジャパン,サムライ日本,凄!
日本万歳!!
トヨタもF1撤退の可能性があった?!
THE DAILY YOMIURI によると,トヨタもF1撤退の可能性があったとのことです。
昨年12月5日に本田技研がF1からの撤退を発表したころ,トヨタも撤退の危機に直面しており,昨年12月22日の記者会見でF1を続けると発表した,その時点では,メインスポンサーのパナソニックが2009年の契約更新をする前だったとのこと。
トヨタチームによると,「モータースポーツは重要な文化活動。厳しい状況下での継続は大切な意義がある。」として,チーム施設(ドイツ)の従業員の削減などコスト削減を図りつつ活動を続けていくとのことです。(今年は悲願の優勝が見えているとの発言もあったようです。)
日本でも少し前までは,「モータースポーツは文化である」とよく言われていたように思います。日本のメーカーはこぞってモータースポーツに参戦し,一時はモータースポーツ発展の中核をを担っていたかにみえましたが・・・。世界経済不況の中,日本の多くのメーカーは,活動を休止・撤退しました。やっぱりというか,日本では「道楽?」(商売にならない)の域を越えることがまだできていなかったようです。
モータースポーツの本場,欧州のメーカーは,なんとか踏みとどまろうと努力し,「撤退」というニュースはほとんど聞こえてきません。
ちょっと寂しいですね。
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ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
京都コンピュータ学院自動車制御学科
春ですなあ~
撤退したホンダF1チームが新たなチームに
Honda Racing F1チームは,ブラウン・ジーピー・フォーミュラ・ワン・チーム(Brawn GP Formula One Team)として,2009年のF1グランプリに参戦することになりました。開幕戦が迫る中,ようやく決まったようです。よかったですね。
ドライバーは,昨年の旧HondaF1と変更なく,ジェンソン・バトンとルーベンス・バリチェロ。エンジンは,マクラーレンと同じメルセデス(2.4リッターメルセデス・ベンツFO108W)。
シューマッハにもホンダF1買収の打診がうわさされる中,買収したのは,Honda Racing F1チームのチームプリンシパルを務めていたロス・ブラウンでした。
R・ブラウンは,フェラーリでテクニカル・ディレクターを務め,2000年から2004年までシューマッハとともにドライバーズチャンピオンとコンストラクターズタイトルを獲得し,フェラーリ黄金時代を築きました。
2006年シーズン終了後には,シューマッハのF1引退とともにフェラーリから離脱。その後,2007年11月にホンダF1のチームプリンシパル兼チーム代表に就任。
2008年は,ご存じのようにマシンバランスの悪さでチームの成績は低迷しましたが,今シーズンは,100%R・ブラウンのチームになったことにより,彼の戦略でチームを勝利に導くことを期待します。
ホンダエキサイティングカップワンメイクレース2008シビックシリーズ
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