最近金文ブーム到来(?)で、こちらでは白川静(※)の話題が出てましたので少し。
(※偉い人物ということで敬称略で書いてます)

先日、と思ったけれど、もうかれこれ3ヶ月前のこと。
所用で福井へ行ったのですが、待ち合わせまで少し時間があったので
駅周辺を散策していたところ‥何やら石碑に出くわしました。

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 「白川静 生誕之地」

何の気なしに歩いていたので、おやっ!?と思って近づいて読んでみると、
「白川静 生誕之地」とありました。
もちろん漢字に関する膨大な業績について少しは耳にしたことがあったので、
驚きました。福井出身だったとは知りませんでした。

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遊ぶものは神である。
神のみが、遊ぶことができた。
遊は絶対の自由と、ゆたかな創造の
世界である。それは神の世界に外な
らない。この神の世界にかかわると
き、人もともに遊ぶことができた。

「文字逍遥」 白川静

趣深い言葉ですね‥

この「遊」の字は生前、白川静が最も好んだ字なのだそうです。

福井県の公式サイトによると、この記念碑は去年の秋に建立されたそうです。
待ち合わせの時間に合わせて、ぼんやりと福井駅の方を目指しつつ、
足の向くまま道を選んで歩いていたのですが‥
この石碑へと導かれたことこそ、まさに「遊」なのかも知れません。 (‘o’ 😉

*故白川静先生記念碑除幕式あいさつ|福井県
*白川文字学の室(しらかわもじがくのへや)へようこそ!!|福井県立図書館

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