連休中のある日、
市内某所のソフトバンクモバイルのショップの前に、看板が出ていました。
時間がなかったのでスルーしましたけれど、
暗くなってから前を通るとまだ看板が出ていたので‥入店して話を聞いてみました。
暇そうにしてる店員にiPhone3Gあるんですか?っと聞いてみると‥
「実は‥あるんですよ~」と小声で答えてくれました。 ←表の看板に出てますからな
「すぐにでもお出しできますよ!!」
「ここだけの話、1台キャンセルがでちゃって、困ってるんですよ~」と。
しかし‥調子が良かったのはここまで。
機種変したいと告げると‥
「新規ならすぐにお出しできます。機種変はダメなんですよ~」
「私も良くわからないのですが、上の指示なんです」
これを結局5回くらい聞かされました。
ただでさえ持ち物減らしたいのに、これ以上増やしてどうする‥
新規で契約とかあり得へんので、話はここで決裂です。
ですが、興味本位でもうちょっと聞いてみたところ‥店員が語ったことは以下の通り。 (‘_’ 😉
・ソフトバンクモバイルのショップは、基本的にフランチャイズの代理店
直営店は、東京と福岡くらいにしかない (←これは知らなかったので驚きました)
・「iPhone3Gは新規契約に限って売る」というのは、フランチャイズの社長の指示
(さらにその上からつまりSBMの指示かどうかは不明)
・その店舗の経営者は、京都市内に他に1店舗、他府県にも数点、SBMショップを構えている。
市内のもう1店舗ではiPhone3G完売。新規限定なのは同様。
・新規でも機種変でも、店員にとって店頭の手続きの手間はほとんど変わらない。
・なぜ新規契約限定なのか、理由は判らない。
・いつになったら、新規契約限定という指示が解除されるか、判らない。
というわけで、判らない判らないと連呼されました。
並ばずに手に入るなら‥と思ったのですが、
要するにまだしばらく手に入らないという状況の様です。
使い勝手(※)が向上することも期待しつつ、気長に待ちましょう。
※日本語入力の速度向上、コピー&ペースト、メールのプッシュ対応‥あたり
因みに、店員は本気で何も判らないのか、客にはとぼけていたのか不明ですが‥
新規契約に限定する理由は考えられなくもないです。
ソフトバンクモバイル全体としては‥
やはり今回のiPhoneの発売を梃子に、できるだけシェアを拡大したい、ということでしょう。
MNPで移ってくる顧客や、2台目として契約する顧客も多い様ですし。
機種変では、シェア拡大に反映されません。
妥当な経営判断の範囲内に思えます。
しかし個々の代理店レベルでは、そんな方針に忠実でなくても良さそうですから‥
(売れ残りがあるよりは完売した方が良いでしょう?)
SBMから何らかのインセンティブがあるのかも知れません。
(↑憶測‥もちろん単に忠実なだけなのかも知れません)
とは言え、余所にもたくさん他のSBMショップがあって競争原理も働くわけですから、
新規契約に限定して売るのはあまり良い判断とも思えませんが。
(そもそも全体的に商売熱心でない印象でしたけれど)
まぁiPhone自体、余り数が出てないから、店の中で全体に対する影響は小さいのでしょう。