先日、
※きゃ~,番組内容の学校名が「京都コンピューター学院」になってる!
KCGの学校名は,「コンピューター」と伸ばさないので,みなさん,ご注意を!
*すえぴー日記::ケイ・オプティコムの導入事例で紹介
というのがありましたが‥
何かタイムリーなことにMicrosoft社が語尾の表記を変更するニュースが出てました。
MSが外来語カタカナ表記のルールを変更する。「コンピュータ」は「コンピューター」に、「プリンタ」は「プリンター」に、「エクスプローラ」は「エクスプローラー」になる。
*「コンピュータ」→「コンピューター」に MSが表記ルール変更 – ITmedia News
外来語のカタカナ表記は、新聞やテレビなどのメディアでは
1991年に公開された内閣告示に沿った表記が一般的な様です。
と言っても日常生活でその告示を意識することはありませんが‥ (‘_’ 😉
恐らく普段の感覚に近いものでしょうか。
一応、文化庁のサイトで確認することができます。
*文化庁 国語施策情報システム
*国語表記の基準 – 内閣告示・内閣訓令
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20080728005701
*国語表記の基準 – 外来語の表記
http://www.bunka.go.jp/kokugo/frame.asp?tm=20080727234550
↑の留意事項その2 「Ⅲ 撥(はつ)音,促音,長音その他に関するもの」に記述があります。
この辺は日頃から技術文書作成などに携わる方を除けば、
ごく普通に日本語を母国語とする人よりも、
外国語として日本語を教える先生や日本語を学ぶ学生さんの方が意識されてるでしょうか。
で、Windows OSなどは工業製品ということで、
JIS規格(日本工業規格)の表記ガイドライン(JIS Z8301)に沿っているのですね。
他にもKCGから学外へ発信される文書も‥
この規格に近いものに沿っているはずです。
(ブログは著者に委ねられていてその限りではないですが)
規格はJIS Committeeのデータベースで確認することができます。
*JISC 日本工業標準調査会
*日本工業標準調査会:データベース検索-JIS検索
「JIS規格番号からJISを検索」で「Z8301」を検索すると、
「規格票の様式及び作成方法」が出てきます。詳細はPDFになっています‥(静的URLはないようです)
長音符号(「ー」)に関する記述は61、62ページあたりに出てきます。
表G-3がわかりやすいです。
専門用語はその表記に従い、それ以外のもので、
規格の用語にないものは「3音以上の場合は語尾に付けない」というルールの様です。
かなり前の内容ですが作家・森博嗣の日記でも、この話題を読んだことがあります。
作品の中で使われるカタカナ表記が、読者に独特の印象を与えるとか‥
もともと工学部で建築を専攻していた大学教員ということで、
JIS規格に沿った表記に統一されているようです。
因みに「タワー」は2音以下なので、
どちらの原則でも語尾に長音符号が付きますね。 (‘_’ 😉
プラッツ近鉄のビルが解体されてしまい、
今は北側からでも全景が見られます。
(↑蛇足)