もしも月がなかったら―ありえたかもしれない地球への10の旅
月がもし無かったら、私たちは今と同じ姿で生きていると思いますか?
そのような環境で進化した知的生物は、現在の地球での人間の様に音声信号(声)でコミュニケーションを取らないようです。
月のない地球では強風の為に音が届きにくい環境となるため、音声信号は通用しません。
では何が用いられるのか…。
ちょっとにわかには信じられませんが、テレパシーを用いるのではないかと推測されています。脳波信号を直接読み取るのですね。
これはそんな風に「月が存在しなかったら?」「月が今より近い場所にあったら?」「太陽の質量がもっと大きかったら?」と、今とは違う太陽系の姿をシミュレートした読み物です。
環境と、そこに生きる生物の進化には複雑な要因が関連して影響しあっているということが実感できます。
実はこの本は数年前に読んだ本ですが、この記事を読んでふと思い出しましたのでご紹介しました。
castor先生曰く、左回りは太陽系の特性、金星以外の全ての惑星は左回りで公転しているのだそうです。右回りが違和感の無いAliceは、金星人であると判明しました。地球に滞在しているあいだは、このブログを書かせていただくとしましょう。
~参考~
3月に行われた天文ワークショップの様子