安全乗降確認のための工夫

梅雨がいよいよ本格化してきました.朝のラッシュ時に,傘がとても気になる季節です.
雨が降ると列車は遅れます.当然ながら,乗客の乗り降りに時間がかかってしまうからです.

そんななか,JRの駅でこんなものを見つけました.

駅端のLED

いったい,何をするもんだろ? 字でも出るのかな,と思ったものの,光ったまま.
ずーーーっとLEDが光っています.うーん,謎.

あまりに気になるので,駅員さんに聞いてみました.なんと 「車掌さんがお客さんの乗降を確認するもの」 とのことでした. ん? なんのこと? と思ってさらに聞いてみますと,

『直線になってるホームで,お客さんが乗り降りしていると光が遮られます.つまり,まだ乗降が終わっていないって事になります.光が全て見えるようになると,乗降が終わって扉が閉めれますよね.12両など長いホームになると,夜とか早朝は見にくい場合が多いんですよ.そのための装置です.』

なるほど,とっても納得しました.列車遅延の原因というよりも安全対策なのですね.
しかし,なんとも原始的な原理と,最新鋭のLEDの組み合わせ.ITって興味深い!

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