学生作品発表会2020

2月6日(木),7日(金)の2日間,プロジェクト演習発表会が行われました!

「作品展示」には,日頃学生の皆さんが学んでいる各分野の“知識”と“技術”を活かしてオリジナリティを発揮した集大成がお披露目されています!

ここでその一部をご紹介します。

アート・デザイン学系≫≫≫≫≫≫≫

 

いきなり顔が現れるとギョッとしますが,コレ,プロジェクションマッピングなんです。

発泡スチロールマネキンにグラフィックを投影しているので,顔のグラフィックだと立体感が出て,よりリアルに見えます。

写真は年齢を重ねていく男性の様子だそうです。

全景はこんな感じ↓

 

つぎは……

画面の中のカフェとでもいいましょうか。

モダン,トラディショナル,ヨーロピアン,様々な要素が混じっているようにも感じます。非常に精度の高いモデリングです。

 

CGアート系ではこんな作品もありました。↓

ディスプレイには,レンダリングされた車の激走ぶりが動画で流れています。

市販ゲームの『グランツーリスモ』を彷彿とさせるシーンでした。

 

その他にもガチャを取り入れた作品や,グッズデザインなど,色々ありました。

(↑ 制作されたご本人にガチャを回してもらいました。)

全体的に,CGやモデリングが多かった気がします。

 

コンピュータサイエンス学系≫≫≫≫≫≫≫

ブラウザを使って,BGMに合わせてクリック(タップ)するとアニメーションが連動するブラウザアプリ。

BGMを使ってリズミカルにビジュアルを表現できるので,小さなお子様でも楽しめそう。さらに応用すれば,広告,教育,医療など様々な分野で活躍できそうな作品でした。

 

リアルに就活とビジネスに活かせそうな作品もありました。

名刺1枚では伝えきれない情報をフォーマットに基づいて入力・作成したWebサイトにQRコードで誘導できるサービス。

アカウント管理なので,コンテンツを充実させればASPサービスとして展開できそうですね。

 

スマホのカメラとARを利用したシューティングゲームもありました。

コントローラーは手作りですが,ガジェット感がスゴイです。

他にも,ブログの画像や文章では表現しきれない内容の作品もあったので,すべてをお伝えできなくて残念です。

 

デジタルゲーム学系≫≫≫≫≫≫≫

一見,よくあるスティック型コントローラーを使用して楽しめるフライトシューティングゲーム。

しかし実は,ゲームプレイ配信者と視聴者をつなぐ「インタラクティブ・ストリーミング」という新ジャンルを採用しているそうで,いろんな可能性を感じさせます。

 

こちらは,暗闇の中を冒険しながら遭遇するトラップをよけたり,攻撃したりするアクションゲームだそうです。動きはゆっくりめですが,オブジェクトひとつひとつが丁寧に作られていました。

一人称視点でプレイができるとまた違ったゲームとしても楽しめそうです。

 

一人称視点のホラーゲーム。謎解きしながら進んでいくようですが,「見えない何か」に追われる恐怖が売りらしく,プレイヤーへの恐怖感を煽ります。

空間内にテクスチャが細かく使用されていて,リアルさのクオリティは高いです。

 

エンジニアリング学系≫≫≫≫≫≫≫

すぐにでも商品化できそうなクオリティのパズルゲームです。制作した方いわく,あの有名な「ルービックキューブ」をLED版にしたパズルゲームで,マグネット式のペンを使用して解いていきます。

本体もプログラミングもすべて自作したとのことで,見応えのある作品でした。

 

最後は,ラジコン!?…ではなく,矢印を辿って自走式で進むロボットカー。

展示室のディスプレイには実演の映像が流れていて,動きはとてもスムーズ。

何よりも,ロボット本体にノートPCをそのまま積んでしまうという大胆な発想に驚きました。


2月6日(木),7日(金)の2日間行われた「プロジェクト演習発表会」。

京都駅前校6Fのホールでは各作品のプレゼンテーションが行われていました。

2月23日(日)に開催される「KCG AWARDS 2020」では学生作品の中から優秀作品が選ばれ,公開プレゼンテーションが行われます!

一体どの作品が選ばれるのでしょうか!?

 

「KCG AWARDS 2020」特設サイト
https://www.kcg.ac.jp/event/awards2020.html

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