『EUフィルムデーズ 2009 in 京都』

『EUフィルムデーズ 2009 in 京都』
が2009年6月17日(水)~21日(日)の間で開催され,
京都市左京区にあるドイツ文化センターで,
ヨーロッパの映画が上映されました。

先日,私も鑑賞してきました。
・「はじめに目ありき」オーストリア(2003年)監督:パディー・ミンク
・「ティラミス」オランダ(2008年)監督:パウラ・バンデルウスト
の2本です。
少しだけ感想を↓

「はじめに目ありき」
何百枚もの似たような風景のポストカードを使った,
不思議な映像でした。
合成映像や定点カメラでの町の風景,
粘土のようなものを使ったこまアニメーション,
といった色々な映像技法が次々切り替わる目まぐるしい映像でした。
これといったストーリーが明示されない無声映画ですが,
これで45分あきさせないのはすごいですね。

「ティラミス」
こちらは主演女優(Anneke Blok)の表情がとても心を打つ,
ドラマ作品でした。
ティラミス(原義「私を元気付けて」)という題名の付け方もぴったり。
映像の色味と流れる速さがしっとりとした良い作品でした。

ヨーロッパの映画は映画館ではあまり上映されないので,
こういう機会に鑑賞してみるのもいいですね。
2009年9月12日(土)にも
NFC(東京国立近代美術館フィルムセンター)所蔵の映画が,
京都のドイツ文化センターで上映されるので,
ぜひ参加してみてください。
ドイツ文化センター京都コンピュータ学院鴨川校から南へ徒歩で約10分です。

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