画像はWikipediaより
2つの条件PとQがあったときに‥
Pに当てはまるグループと、Qに当てはまるグループの
両方合わせたグループを、PとQの「論理和」と言います。
「P or Q」とか「P または Q」と表現します。
数学やプログラミング言語では‥それで良いのですが。
Pのグループの人と、Qのグループの人、両方に呼びかけたい場合、
自然言語の場合は‥ and を使うような気がします。例をあげると
英語だと"Ladies and Gentlemen"。
日本語だと「Pの皆さま ならびに Qの皆さま」。
因みに「ならびに」を英辞郎on the WEBで調べると‥ちゃんと"and"と出てきます。
論理演算の"and"は、論理積。
「両方の条件を満たす」という意味で、日本語では「かつ」ですね。
上の図で言うなら、Pの円とQの円の重なっている部分。
自然言語の「または」は排他的論理和("xor")になる‥という説明も
Wikipediaにありました。確かにそうかも。
「コーヒー または 紅茶」、"Fish or Beef"と聞くと、どちらか一方だと捉えるのが自然ですよね。
図で表現するなら‥「P or Q」から「P and Q」を除いた部分ですね。
文脈に依りけりですが‥なかなか難しいですね。 (‘_’;)
一度知ってしまうと何でもないことで、自然と使い分けられるのでしょうが、
論理演算を初めて学ぶときには、こういうところも注意する必要があるのかも知れません。
しかし‥自然言語では列挙の"and"、択一の"or"が、論理演算では何故こんな使われ方に?