小公女セイラ ~リトルプリンセス~
フランシス・ホジソン・バーネット作の、1988に発表された名作。
Aliceがこの物語に出会ったのはかれこれ20年近くも前の事ですが、それ以降何度となく読みふけり、(おそらくそれなりに、ひょっとすると非常に)影響を受けた作品です。
実際に私が読んだものはレビューで紹介しているものではなく、昭和41に発行された『河出書房 少年少女 世界の文学』シリーズの作品です。今でも手元に置いているのですが、amazonでは残念ながらありませんでした。
その頃読んでいたものの中では『雪の女王』『不思議の国のアリス』なども好きでしたが、読み返した回数は『小公女』が圧倒的に多かったと思います。
物語のあらすじはWikipediaをご参照ください。
さて、かつてアニメ化された『小公女セーラ』では、主人公のセイラは徹底的な善人として描かれているようですが、原作は違います。
結構、というかかなり強気ですし、上級生だろうが先生だろうが、言い返すべきところは言い返す。
反面弱い立場の者には優しい、しっかりとした自我のある娘さんです。
個人的にはアニメ版よりも原作セイラの方が魅力的に映ります(笑)。
さて、アニメ化、映画化はされていますが17日からはついにドラマ化されるらしいですね。
Aliceはドラマはあまり観ないのですが、どんな展開になるのか興味深いです。
出来れば原作セイラの良さを残していてほしいですね。
舞台が現代の日本に変わっているので、ヴィクトリア後期のイギリスの方がいいなあ…なんて思ってしまいますが、そうなると撮影が大変なのでしょうか。
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