京都コンピュータ学院の京都駅前校のLEDディスプレイに
KCG AWARDS 2009の告知動画が追加されました!
是非ご覧ください。
↑に出ている通り,当日(2009年3月1日),インターネットでライブ配信(生放送)します!
ライブ映像は KCG AWARDS TV で見ることが出来ます。
実際に来られない方も是非ご覧ください!
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ustream.tv を利用して ライブ配信を行います。
ustream.tvは誰でも無料でインターネットライブ放送ができるサービスです。
Flash Player がインストールされていれば,だれでも受信できます(無料でダウンロード出来ます)。動画配信するためのソフトもFlash Player だけで出来ます。(もちろんカメラは必要です。)
今回の動画配信は,Flash Playerではなく,「Adobe Flash Media Encoder」というソフトを使って行います。これも無料でダウンロードすることが出来ます。
なぜ,ソフトを使わなくても,ライブ配信が出来るのに,わざわざソフトを使うのかというと,ソフトを使わない場合(Flash Player)の動画配信だと,いくつかの制限があるからです。
ホールで撮影している動画・音声をコンピュータに取り込み,ustream.tvに動画・音声を送信し,ustream.tv経由でライブ配信をします。
映像機器とコンピュータをつなぐのにIEEE1394を使います。
IEEE1394はデジタルビデオ機器間をつなぐのによく使われているもので,ほとんどのデジタルビデオカメラについています。また,最近の多くのコンピュータは標準で装備しています。(DV端子とかiリンクとかFireWireと同じものです。)
IEEE1394でコンピュータに取り込めば,アナログ入力ではなくて,デジタル入力で取り込めるので,画質・音質の劣化が少なく高画質の配信・記録が出来ます。
ところが,Flash Playerだけでライブ配信をしようとすると,IEEE1394での映像は取り込めるのですが,音声を取り込むことが出来ません。音声を別途アナログ入力などで取り込んでもよいのですが,せっかくデジタルで音声がコンピュータの中まで来ているので,何か方法がないか調べてみました。
色々調べていると,Flash Media Encoderというものを使うとIEEE1394の音声もライブ配信で出来るということが分かりました。(この情報が書かれているサイトを見つける事が出来ませんでした。ustream.tvでIEEE1394で映像と音声を同時配信する方法は,貴重な情報かも!?)
また,Flash Player を使う配信よりも高画質設定で配信が可能ということも分かりました。
手順:Using Flash Media Encoder with Ustream
Adobe Flash Media Encoderを使う場合と使わない場合の違い:
Flash Player でライブ配信(ustream.tv標準):
・設定が簡単。インストールもFlash Playerのみ。
・IEEE1394経由の音声配信が使えない。
・一定レベル以上の高画質で配信出来ない。
Adobe Flash Media Encoderでのライブ配信:
・設定が少し複雑(設定項目が多い)。ダウンロード及びインストールが必要。(無料です)
・IEEE1394経由の音声配信が使える。
・一定レベル以上の高画質で配信出来る。(細かい画質・音質の設定が出来る。)
・単体でも配信ができる。
ライブ配信フロー:
ホール内カメラ,ホール内マイク
↓
ホールの映像音声録画・配信設備(ミキサー等)→HDDビデオレコーダーで動画記録
↓ IEEE1394
コンピュータ (Adobe Flash Media Encoderを動かす。)
↓ ネットワーク
ustream.tv
↓ ネットワーク
皆様のコンピュータ上でライブ配信を受信
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