せやし だし巻 京そだち
京都,というと,関西以外の人には随分と良い響きがあるようです.
しかし,どの「京都本」を見ても,なかなか本質にグッとくるものがありませんでした.
京都市に生まれ,京都に育って41年.
ついに巡り合えたといっても過言ではありません.
京都人,そして京都の奥底に根付いている『何か』を解き明かしてくれるカギとなる本に.
ほぼ漫画チックに描かれていますが,いやはや,内容は,なかなか.
久々に「うんうん,そうやそうや」とうなづきながら読破できた一冊でした.
せやし だし巻 京そだち
京都,というと,関西以外の人には随分と良い響きがあるようです.
しかし,どの「京都本」を見ても,なかなか本質にグッとくるものがありませんでした.
京都市に生まれ,京都に育って41年.
ついに巡り合えたといっても過言ではありません.
京都人,そして京都の奥底に根付いている『何か』を解き明かしてくれるカギとなる本に.
ほぼ漫画チックに描かれていますが,いやはや,内容は,なかなか.
久々に「うんうん,そうやそうや」とうなづきながら読破できた一冊でした.
ITを支えるものは電気.それを運ぶのが電線.
では写真のように街中にニョッキリ立っているのは?
電柱(でんちゅう)? 電信柱(でしんばしら)? 電信棒(でんしんぼう)?
なーんか地域によって呼び方が違うらしいのですが,今日の主題はそっちではなく写真の2本の電柱.
なぜ左側のボロボロの電柱と新しい電柱が2本も立っているのでしょうか?
実はこれ・・・京都市電の名残りなんです.
はい,日本で初めての 『電車』 で有名な,あの京都市電です.
昔のもの,というと年寄りみたいですが,今のようにリサイクルなんて考えていませんから,むちゃくちゃ頑丈に建てられています.件の電柱に近寄ってみますと,根元はなんと 「石垣」 に埋め込まれています.こりゃぁ大工事をしなきゃ抜けない!
・・・ってことで,そのままになってるのではないかと,くろまくの推測ですが・・・.
京都市電は,本学にも保存されていますね.詳細はこちら.
いちど中に入って,当時の最先端の機器や部品を見てみたいものです.ツアー組みますか(笑).
京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学には,多くの 『研究者』 がいます.
『研究者』 は,学生さんに知識を伝授するいわゆる 「先生」 だけでなく,新しい物事を調査・発見する 「研究」 を行っています.
多くの専門学校では,素晴らしい 「先生」 に出会えることはあっても,素晴らしい 『研究者』 にはなかなか出会えないのではないでしょうか.しかしKCGは,他の専門学校とは異なり,たくさんの 『研究者』 に出会える,これは特に秀でているところだと思います.
たとえば京都駅のクリスマスツリー.飾ってあって 「きれい!」 と思っても,それがどこでどうやって作られ,どんな工夫がされているのか,またクリスマスが終わったらどうなるのか,そういったことを考える人は少ないでしょう.写真は,クリスマス後の姿です.皆さんはこの姿から,なにを思うでしょうか?
KCGでは知識が豊富な先生だけでなく,物事を見通す力を持った先生方がたくさんおられます.そう言った先生から多くのものを学びとってください.他人を悪く言うことは簡単ですが,褒めることが出来るような人材が多くなれば嬉しい限りです.
2009年,広い心を持った人が,少しでも増えますように.
最新型のエスカレータの写真から.
さてこのエスカレータ,今までのんとどう違うでしょう?
さっそく正解を.
1) 幅が中途半端
2) ステップの段差が大きい
なぜわざわざこんなふうにしているかと言うと,みんな歩くから!
あれ,エスカレータの輸送力を少なくしているといっても過言ではありません.そこで利用者が歩かないようにと,幅を狭くして通れなくし,さらに段差を大きくすることで上がるのも降りるのも困難な仕掛けにしてあるそうです.あまり良くないとは思いつつ少し歩いてみましたが,上りではすぐに足の疲労を,下りでは怖さを感じました.
おもに関西では右に並び,それ以外では左に並ぶ,しかし京都駅は観光客が多いので左に並ぶ,そんな風景ももしかしたら消えてしまうのかも?