先生紹介-髙橋功先生-

KCGの先生にインタビュー!今回はデジタルゲーム学系の先生だよ!

髙橋功先生

髙橋功先生

――KCGの卒業生なんですよね!学生時代は何を勉強していましたか?

KCGに入学するまでゲームは全てプログラマとデザイナーが作っているのかと思っていて,プランナーの存在を知りませんでした。プランナーの存在を知ってから自分はそっちのほうが向いていると思い,そこからは企画に必要であろう授業は全て取りましたね。ゲーム関連の授業はもちろん,文章構成法,哲学,臨床心理学など企画の勉強になりそうなものは根こそぎ取りました。

――一般教科の科目も企画の勉強になるんですね〜(・ω・)

クリエイターと呼ばれる仕事ってどれでもアウトプットが大事だと思うんですが,インプットを10入れて初めて1出せるかどうかなので,なるべく多くの知識が必要になってきます。煮詰まったときにそういえばあの時あの授業受けたなとかああいう話を聞いたなっていうのはどこかで覚えているので,それは今でも役に立ってます。

――卒業後,ゲーム会社でどんな仕事をしていましたか?(・ω・)

一番初めに入った会社では,PS2のシンプルシリーズ,携帯アプリなどをやり,その後サイバーコネクト2に入ってPS2の本格的な開発作業に混ぜてもらいRPG,アクションなどをしっかり触りました。カプコンでは移植のWiiのバイオハザードやDS,PSP,Xbox 360,PS3のソフトなどです。とにかくいろいろやりましたね。

――経験豊富っ(*・ω・*) 思い出深い経験などはありますか?

ものを作るって,作っている過程では辛い事のほうが多いんですよね。それでも,発売日に開発したソフトを見知らぬ人が手に取りレジに運んでくれるっていうのを見たり,なにも伝えてなかった地元の友だちがスタッフロールで名前が載っいるところを写メって送ってきてくれたりしたことがすごく嬉しかったです!ほんとに名前が残ったんだなって。

――夏祭りオープンキャンパスではそんな髙橋先生のトークライブが聞けますねo(*゚▽゚*)o

ゲーム会社に入るまでどのような勉強をし,どのような就職活動をしてきたかなどを話しながら,ゲームプランナーというのはどんな仕事かを話します。さらに,ゲームの楽しさとはどういう所から作られているのかというのを実際にゲームをプレイしながら一緒に探していく楽しいトークライブです♪

夏祭りオープンキャンパスをチェック→

――趣味はなんですか?(・ω・)

映画は好きですね。好きだったゲームのシナリオライターさんの影響で,絶対に1日1時間ゲームをして1日1本映画を見るっていうのを10年間続けてます!

なので,暇があったらゲームをしてるか映画を見てるかっていうのが多いですね。

――お勧めしたいイチオシのアイテムはありますか?(・ω・)

シネマハンドブック

シネマハンドブック

映画関連で,TSUTAYAさんで売ってるシネマハンドブックです。視聴者のおすすめ映画や映画コメンテーターのおすすめ映画などがひたすら載ってる本で,映画の構成や,どういう人がどういうことを考えているのかとか, どうして今年はこれがこんなに人気だったんだろうとかっていうのは見てると勉強にもなります。

バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ

バイオハザード ダークサイド・クロニクルズ

僕が一番深く関わったゲームのバイオハザード ダークサイド・クロニクルズです。アシスタントディレクターとして参加したのですが,パッケージのデザインや裏面の写真に至るまでほとんど全てに関わらせてもらったので僕を代表するタイトルです。

――最後に一言,メッセージをお願いします。

高校生の中には興味のあることがあっても,自分に出来るのかなとかちょっと自信ないなとか,ついていけるのか心配な人もいると思いますが,今までの勉強と違って自分の好きなものや作りたいものが作れるチャンスだと思います。初めはうまくいかなくても,だんだんと形になっていく過程が実感できるというのは他の仕事にはない面白みだと思うので,ぜひKCGでチャレンジしてほしいです。

髙橋功先生

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