急性虫垂炎で入院の巻(1)

待望の新章(なんのだ)突入!!
~プロローグ~

・火曜日

レースを週末に控えたある日の夜。今回も全く練習ができなかった。こりゃまたしても勝つ望み薄だな。しかし,出場するからには最低限のメンテナンスはしないとならない。直前には作業をしたくない(してはいけないのが鉄則だけど,守れていません)から,この曜日(の帰宅後)とこの曜日(の帰宅後)を使って…と思案。

仕事後なので,頭があまり明瞭に働かないなあ。あれ,頭痛がする。知恵熱? ちょっと熱を計ってみよう。37.5度。なんてことだ,今晩は大人しく寝ることにしよう。週末までには治さなければならない。

・水曜日

翌朝。38.5度。おお,38度を超えると全く何もできる/する気がしない。いつ以来だこんな高熱。大人しくお休みを貰いベッド生活。症状は,高熱。腹部は,ベッドから起き上がったりする時のみ痛い。風邪による,体の痛みだと思い,安静。動かないので痛みも殆ど無し。

・木曜日

同じく 37.0度。少し落ち着いてきたが,まだ完治しない為病院へ行く。職場には,同じく休みを貰うが,注射でも打ってもらい出勤を考えようと,出勤途中にある武田病院へ。病院というのはえてして凄く待たされるもので,それが軽く人として待てる限界値を超える。電話すると,午前中は空いているというので,それを信じ病院へ向かう。近所の行き着けの病院が休みだったのと,気分も前日より悪くないことも理由。こうなりゃ,注射一発で完治でしょー!! 太いの一発頼みますよ,センセー!!

この時は,まさかこんな初体験尽くしの日々を迎える事にことになろうとは,夢にも思わないタカギトシユキであった。

(続く)

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